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なんとなく・・・、の雑感

今日は、前日の天気予報で「この冬一番の冷え込み!」と、さんざん聴かされていたこともあって、割にのんびりしようと思っていた。今日いただいてきた、この猫さんみたいに。

のんびりする、と言っても、我が家にはインコ25羽もいるし、植木もあるから、一日寝て暮らすというのはまず無理だけれど。それでも、サボれるところは手を抜いて、過ごそうと思ったのだ。

相方は今日は泊り勤務。しかも、何故か朝からやる気満々。たいていだるそうにしているのだが、機嫌も悪くない。窓から見える空は、気持ちよい晴天。相方は私が布団を干すだろうと思っていたようだが、前夜雨も降っているのだし、気温も低いからと思って、干さなかった。

もっとも、私も今朝は目覚めが悪くなかったので、シャキシャキ動く相方につられて、起きることにした。人が起きだしたので、ピポナたちは喜んで、騒いでいたりする。人が起きるということは、自分たちの世話が始まる、ということだから。

起きてみたら、案外寒さを感じない。ピポナたちといる部屋は、日差しさえたっぷりならば、真冬でも室温は20度前後あるので(もちろん、日中の話ですが)、そのおかげかもしれない。

でも、そのあと2階に降りたが、やはりそうは寒く感じない。
夏と違って、私たちが使う部屋には暖房がない。エアコンはもちろんあるけれど、冬は使わないのだ。インコたちの暖房が結構多いこともあって、人は着こむなりして、しのぐようにしている。ちなみに、植物たちにも暖房はない。インコたちとの共生ができないということもあるけれど(インコたちが食べると毒になる植物が、割に多いんです)、彼らには水やりという作業もあるので、すみわけしている。

私はかなりの寒がりだけれど、暖房なしの生活のおかげで、植物同様、耐寒性が上がったのかもしれない(ちなみに、こういう環境なので、暖房なしで冬越せないという種族の植物は、我が家ではNGです)。まぁもちろん、必要に応じて、ヒートテックとか着こみますがね。

いずれ、記事にしようかなと思っていたりもするけれど、リスクマネージメントって大事だなと、痛感する出来事が昨年から発生している。或る「インコ・オウムの専門店」を名乗るお店が、自分のところで扱っているインコたちのペレットを、昨年の秋辺りからずっと欠品させているのだ。

鳥たちのペレット(ドライのドッグフードをイメージしていただけると、わかりやすいです。いわゆる”総合栄養食”ですな)は、もちろんいろんな種類があるのだけれど、このお店はその欠品させているものしか食べないように店で世話をしている間に仕込んでしまう。大きなインコたちは、食に関してはわりに保守的なところがあって、こうなると、ペレットの種類を変えるのが、とても難しいのだ。

おそらく、鳥さんたちの食性をコントロールしてしまうことで、その後、ここから鳥さんをお迎えした飼い主さんを取り込もうという目論見があったのだと思う。

そのお店に何が起こっているのかは、私は知らない。けれども、我が家にいる2羽のズアカハネナガインコの食事にいささか手を焼いている私たちは、店の無責任さに怒りを通り越して、呆れかえっていたりする。

何が起こるかわからないのに、鳥さんの食事のヴァリエーションを限定してしまった傲慢さ。我が家の場合は、彼女たちの前に、いろいろ食べている先輩たちがいて、こちらもいくらかは経験もあるので、まだマシなのかもしれない。お店にまだいる子たち。或いは、このお店から迎えて、その子が食べてくれるものがなくて途方に暮れている飼い主さんとその鳥さんのことを思うと、私は胸が痛い。

「おなかが空いて、どうしようもなくなったら、食べるでしょ」

そうかもしれない。けれど、我が家のインコたちの頑固さを観ていると、そんなに単純なものではないのだと、思い知らされる。それに、何故そこまで追い込まれなければならんのだ、人と暮らしているのに? 人と安全で豊かな人生を歩むことを選んできたはずの子たちが、何故こんな目に遭うんだ? 

昔、お世話になっていたかかりつけの鳥の専門のドクターが、時折言ってらした。

「ペレットは、何種類か、食べられるようにしておいた方がいいよ。もし使っているペレットの会社がつぶれたりしたら、困るよ。鳥さんは、ご飯には頑固なところあるから」

ペレットがなかなか高価なうえに、分量が少なくないので、鳥さんの数が少ない方には冒険の要素もあるのだが、今回のような実例に出くわすと、ドクターの助言はさすがに正しかった、と、思わざるを得ない。

我が家の中型インコたちは、好き嫌いがはっきりしているので、あれこれ試したものだ。ほかのショップなどでもいろいろ扱っているけれど、どうしたものか国産のメーカーは軒並み人気がない。試食したけれど、確かに、おいしくない。アメリカのもののほうが工夫してある。

この問題を起こしているお店は、経営も芳しくないようだ。このSNS時代、ひとたび鳥好きたちの信用を無くせば、やってゆくのは難しいかもしれない。お店がつぶれるのは自業自得だろうからやむを得ないとしても、鳥さんたちの行く末が気にかかる。彼らには何の罪もないのだから。

え? もし、格安になっていたら、お迎えするのかって? う~ん・・・・・。お迎えした後が大変ですからなぁ・・・・・(>_<)

そんな事態にならないことを祈るばかりです。人間の欲の犠牲に、彼らがならないことを、ね。

明日も、かなり冷え込むようです。皆様、くれぐれもご自愛くださいませm(__)m💕💛

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