1月も終わりますねぇ・・・。
今月の半分くらいは、ぼんやりめげていたし、泣くことも多かった。
1か月に2羽が天国に帰るなんて、かなり久しぶりのことでもあったしなぁ。
今月は、上旬にまとまった雪も降ったし、どう考えても、厳冬だし。加えて、今、家の外壁塗装と屋根の修理の真っ最中で、生活に制限もかかっているから、憂鬱気味でもあったりした。
それでも、8日には最愛のマエストロ・山下一史と、千葉交響楽団のニューイヤーコンサート、楽しく聴けました。ニューイヤーコンサートでは、女性の楽団員の方々、華やかに着飾っていらっしゃるし、舞台もいつも以上にあでやかに飾り付けがしてあります。いくらか沈んだ気分でいても、それらを観ていると、少なからず気分も明るくなってきます。プログラムも肩の凝らない内容だったりしますしね。
16日には、友人の画家の個展の最終日に、駆け込んできました。あれこれ、思いまどうこと多い私と違って、友人は泰然としてて、いささか圧倒される私。まぁ、そこまでには友人も、いろいろあったわけですけれど。
そして、先週末の29日には、上野で、山下さん指揮のオペラ観てきました。詳細は、先日書いたので、繰り返さないですが、やはり、良かったなぁ。観に行ってよかったなぁ、と、しみじみ思っています。
いいことばかりも続かないけれど、悪いことばかりも続かないんでしょうね、きっと。自分が望まない限りは、ね。
最近、もう聴くだけで暗澹とする事件が続いています。事件のあらましを聴いただけで、動機が推測できる今の世相が悲しい。20年ほど前の私なら、ひたすら、事件を起こした人に激しい怒りを抱くだけだったでしょう。
いまでも、怒りは感じます。けれど、その反面、そこまで追い詰められた人の底なしの孤独という病と闇の深さに、立ち尽くすのです。
近いうちに、書いてみようと思うのですが、若いころの大江健三郎は、やはり、鋭さを持った作家だったなぁ、と、感じています。最近の事件を聴くたびに、彼の「個人的な体験」という作品を思い出しています。また、横溝正史は、人の闇をわかっていたなぁ、とも、改めて思うのです。ちょっと、読み返してみましょうかね。いろいろ、忘れている部分、あると思うので。
2月は、コンサートなどのイヴェントが亡くなっちゃったので、家のことなどいろいろやりながら、3月以降の準備をする時間になりそうです。昨年の10月のようなことがないように、うまくストレスを解消しながら、心身を整えようと思います。
珍しく、今月の振り返りをしてみました。まだまだ、寒さが続くようです。皆様、くれぐれもご自愛くださいね。
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