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秋雨が続く夜に、つらつら思うことーーー雑感シリーズ その4

今年の秋は、ヒガンバナの盛りのころに台風がやってきたので、例年よりも花を楽しめませんでした。
我が家の場合は、地植えができないので、プランターに植え込んであります。今年の夏も、ことさらに厳しかったですから、丁寧な世話もしていない私は、少なからず、花が咲いてくれるのか、気がかりでした。何しろ植えっぱなしなんです、はい。

けれど、人が残暑で参っていても、日の短さに反応して、花を咲かせる彼らは、「今年も、ちゃんと生きてたわよ💕💛」と、見事な赤い花たちを見せてくれたのでした。来春の彼らの休眠期には、株分けをして、広々と育ってもらおうと思っています。

いつも秋になって、金木犀の香りが楽しめる頃に、台風が来るものですが、今年は、ヒガンバナが受けてくれた形で、金木犀は、安心して、花を咲かせることができたようです。
私の相方やその母親は、金木犀の香りを感じると、頭痛がするといいます。私は大好きな花木ですので、育ててみたいのですが、頭痛がするという人と同居している以上は、そうもいかないですね。
それで、金木犀の香りは、もっぱら、よそのお宅の樹からいただくわけですが、今年は、秋晴れが続いた割に、私にはそれほど感じられませんでした。

千葉県の市川市も、今住んでいる松戸市でも、金木犀の樹を育ててらっしゃるおうちは、多かったのです。けれども、やはり、昨今の高齢化社会を反映してでしょうか。住む人が変わったり、代替わりで、樹を処分するおうちが、少なくないようです。

金木犀は、移植を嫌う上、環境が良ければ、かなりの大木になります。樹木がお好きな方ならいいのでしょうが、世話も大変ですからね。やむを得ずかどうかは知る由もありませんが、良い香りを手放すおうちが、我が家の周辺では増えたようです。寂しい限りですが、私にはどうしようもないです。

先週後半、いきなり十度以上気温が下がって、慌てました。関東などは、先週の金曜日、氷雨で、最高でも12度くらいまでしかなかったんですよね。この低温、88年ぶりとか、新聞で騒いでました。

過保護かも、とは思いつつ、バラの鉢を、室内に取り込みました。つぼみが付き始めていますし、だめにしたくなかったんです。今日は、先週よりも、気温が高いので、外に出してあります。先週の前半よりは、夜の気温、低いんですが、我が家で2~3年育てているので、このくらいなら、大丈夫でしょう。まぁ、あと1か月もすれば、夜は間違いなく部屋に取り込むことになりますけれども。

先月の半ば過ぎまで、もう、すっかりスライムみたいな私でした。夏バテももちろんしていたわけですけれど、心が死んでいた、と、申し上げるのが一番近いです。日々の家事をこなすのが精一杯で、何かをやる気も起きない。自分の殻に勝手に閉じこもって、いじけていたというか、何も感じないようにしていたのですね。自分に強い縛りをかけて、身動きできない有様だったようです。「自縄自縛」とはこういうことかと、気づいた後、ぞっとしました。

今、SNSを使いながら、少しずつリハビリしています。相方にもSOSを出して、先月の26日、2か月半ぶりに、コンサートに行ってきました。この演奏会については、後日触れようと思っていますが、久しぶりにライヴ演奏を聴いたことで、感性に刺激を頂けたようです。

私が、仮死状態だった間、幸いなことに、愛鳥たちは、無事に夏を越えてくれました。むしろ、気温が下がって来るこれからが要注意です。寒暖差があまりに大きいので、高齢の子たちは、相当しんどいようです。この辺りのこともまた、別の折に、書かせていただこうと思っています。

本のこととかあれこれ書きたいと思うことも、いろいろあったのですが、気持ちがなによりついてこなかった。心身には、やはり、或る程度意識して刺激を与えないと、どんどんしぼむものなのかもしれません。そういう年齢になった、ってことかもしれませんが。

雨が、降り続いています。明日は、午後からお天気急変で、晴天のうえ、気温も上がるというのですが、さて・・・・・? 

昨今、あまりにもニュースが重苦しいので、プロ野球に逃げています。以前のように一喜一憂しなくなったので、相方も安堵していますが、ひいきチームの福岡ホークスが、優勝を逃した時は、やはり、ガックシ!ではありました。

そろそろ、秋の庭仕事もしないと! サボり癖がついている心身に活をいれつつある、昨今です。

体調に堪える陽気が続いています。皆様、くれぐれもご自愛くださいませ💕

 

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