おかえりなさい! 三原選手
フィギュアスケート2020 近畿大会 雑録①
皆さま お久しぶりです。
10月に入り、本格的なフィギュアスケートのシーズンが始まりました。
コロナ禍の中ですが10月、11月は、グランプリシリーズ、週末は大会が開催され、私も、ニュースをチェックしながら、動画を見ながら、過ごしています。
要は週末限定の引きこもりです(笑)。いつものことじゃないかというツッコミは入れないでください。
好きなことを好きな時に好きなように書いていくこのnoteでも、ぼちぼちフィギュアスケートの記事を書いていきたいと思います。
さて、今週末の一番のニュースは鍵山選手の華麗なるシニアデビュー戦だと思うのですが、私の中では、三原舞依選手が近畿大会で566日ぶりに試合復帰をしたのがとてもうれしかったので、今日はそちらについて書かせていただきます!
「うれしくて、楽しくて」という三原選手の言葉がすごく印象的で、ファン的には「舞依ちゃんらしいな」と思って、記事をリンクさせていただいたのですが、「復活の舞依」って何でしょう。スポニチさん。親父ギャグ……??
ショートは3位、フリーも3位の総合3位で、見事表彰台に乗りました。
三原選手、おめでとうございます!!
三原選手は、難病指定されている若年性リウマチを抱えながらの選手生活をしています。数年前と比べてだいぶやせたな、という印象があります。
2020年10月、近畿選手権のショートプログラム時の三原選手。
下は、2017年2月、四大陸大陸選手権優勝時の三原選手です。
今年の写真はだいぶやせたな、と思われる方も多いかもしれません。
三原選手、去年は1シーズン体調不良で欠場していたのですが、どうも、入退院を繰り返していたのだとか。
リウマチの影響でご飯を食べても栄養がうまく吸収されず、体重が落ちてしまうのだとか。また、薬の副作用なのではないかという話もあります。
しかもフリップやルッツの3回転が安定してきたのもごく最近のことだそうです。そういった困難を乗り越えて、氷の上に帰ってきてくれた三原選手の演技を見ていると心が洗われるような気がします。
三原選手が憧れている浅田選手は天上の清らかさをもった蓮の花のようなスケーターだなあと思います。中国の文人陶淵明は「泥の中より出でて、世俗にまみれない清らかな美しさを蓮の花は持っている」といいました。本当に浅田選手には清らかな美しさと何にも屈しない強さを持っている蓮の花のイメージがあります。
三原選手も浅田選手と同じで人の心をいやすようなスケーターではあるのですが、花に例えると桜でしょうか。八重桜じゃなくてソメイヨシノ。儚くて、優しい感じです。浅田選手とは違って、天上の美と強さではなくて、地上に咲く花の可憐さとしなやかさ。生きていく中で病気のこととか、思うようにならないことはたくさんあるけれど、全部受け止めて、それでも大地にしっかり根(スケートが好き、という気持ちかな)を張って、春を待ち続けて引き付けられずにはいられない花を咲かせる桜のイメージがあります。
三原選手、西日本選手権に出場おめでとうございます。
NHK杯も出場とのこと。
体調には十分気を付けて、今シーズン素敵なスケート見せてくれたらなあって思います。