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脳出血は突然に…

自分で働いてお金を稼ぎたい…

朝目が覚めた瞬間に思った。

病気で倒れる前とは真逆の願望…

働ける時は働きたくないと願い、働けなくなったら働きたいと願うわがままな心…

病気の後遺症さえ無ければと切に願った。

ねえ…ジーニー🧞‍♂️願いを叶えて…🙏


自分の身体半分の感覚を失ったあの日…

ひどく疲れきって勤務を終え20時近くに帰宅し「今後、精神的に持つのだろうか?」と心配し翌朝の勤務が6:00からという激務に頭悩ませストレスを抱えタバコ咥えながらため息を付いてたあの日…

その数十分後に身体半分の感覚を失った。

翌朝には戻るだろうと思い即座に救急車を呼ばなかった自分自身にも驚く…

あの日…ひどく疲れていて翌朝勤務が早出だったので眠って休むこと優先し身体の感覚おかしいことわかってても「翌朝には治るだろう…」と身体の悲鳴を聞かず無視した。

身体の異変に気付き救急車を呼んだのは早朝5時前後…上手く歩けない。つかまり立ち片足ぴょんぴょんでしか前に進めない。左側の感覚がない…

119番に電話する🚑

救急車を呼ぶのではなく相談という形で電話をした。電話口の向こう側で…


「電話切らないで落ち着いて聞いて下さいね!出来る限りで構いません、これから救急車が向かいますのでお着替えお願いします。寝巻きから普段着へ着替えられそうなら着替えて下さい。下着も汚れてないものに着替えられそうなら着替えて下さいね。玄関の鍵開けてくださいね。」

必死になって着替えを行うが思い通りにいかない…

片側の感覚がないことがこんなにも不便だとは思いもしなかった…。

朧(おぼろ)げに「脳梗塞かな?脳梗塞ってもっとゆっくり症状出るはずじゃ?でも脳梗塞か…発症から36時間以内であれば後遺症少なく治るはず」など考えてた。

けど…

違った。

病院到着後にCT検査するも脳血管が映らない…

何を意味するのか?

難病だ…

もやもや病という名の難病だ…

MRI撮る以外血管の様子見る方法がない。

急いでMRI画像撮った結果…

脳出血だった。

脳の血管が破れ出血するのが脳出血🩸

もう一度書く

脳の血管が破れ出血するのが脳出血🩸

それに対し脳梗塞とは…

脳梗塞は脳内の血管が詰まり脳内に酸素や栄養が行き渡らなくなる病気

脳内で起こる病気として間違いではないが、病気の種類が違い治療法も違う。

世間的に病気として知り渡ってるのは圧倒的に脳梗塞だけれども…

私が患ったのは脳出血。

脳内の血管が破れ出血する病の脳出血。

出血の量で治療法も違ってくる

どの部位で出血するか?でも違ってくる

私の場合は視床下部(眼球の真下にある太めの血管)での出血。生死に直結する部位での出血。通常この部位で出血し、放置した場合、良くて片麻痺、最悪助からないケースがほとんど。

自力で救急車呼べたことが奇跡だと言われた。症状に気付き約6時間放置したにも関わらず出血量は少なく若干の麻痺が残る程度で済むのは奇跡的と…

そもそも…

もやもや病を持つ人自体が少ない

皮肉なことに私はもやもや病に救われた。


もやもや病とは…

脳内の血管の殆どが毛細血管で撮影しても血管が映らず霧がかかったような煙を撮影した様に映る状態だったことから名付けられた病名らしいです。

あー

なんの話しようとしてたんだっけ?

そう!

後遺症無ければ働けたというはなし。

自分の力で働いて稼ぎたいってはなし!

片麻痺が軽いと言っても視床出血特有の後遺症があってその後遺症が非常に邪魔な症状でね…

視床痛(神経性疼痛)

本来は起こってない痛みを過剰に感じ麻痺側のあちらこちらで痛みと痺れを引き起こす厄介な症状…

ちなみに一般的な痛み止めは一切効かないです。

だって脳が勘違いして痛がってるだけで実際には痛みなんて起こってないのだから効かない…。

だからこそ病気なんだろうけどね…

病気になると完治する病気も多いけど、その後に後遺症に悩まされ後遺症のせいで働けなくなることが多い。後遺症関係なくバリバリ働ければいいのにね。

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