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この世界には可能な限りいろんな人がいてほしい 。夫婦喧嘩から気付いたこと。


夫と喧嘩した

喧嘩の原因は、私が掃除をしないこと。

私はズボラで、
夫は綺麗好き。先のことまでよく考えて行動できる。

私が服を引き出しから出した後、完全に扉を閉めず、少し空いている。とか、

歯磨きし終わったあと、歯磨き粉を元の位置に戻していない。とか、

フライパンなどを元の場所に戻さず、狭い中で作業している。など、

夫としては当たり前のことをしない私が気になるらしい。

しかし、私は気にならない。
気にならないし、問題に思ってないからその場では謝るけど、直らない。

それにまたイライラするらしい。

じゃあどうするか話し合いたいと言ったが、
夫としては、
「何度も言ったけどダメだった。だから諦めた。」
と言う。
諦めたと言いながらも、ストレスが溜まっているから、私に対しての物言いが、冷たかったり、嫌な態度をとってくる。

その行為は極端にいえば

私が夫の思う通りの行動をしないから、酷い態度をとって同然だ。

思うように動いたやつだけは認めてやろう。

と言うことだと私は感じて、とても傷ついた。

それは、
「色んな考え方、生き方の人間がいていい」ということを否定していると思った。

自分にとって都合の良い行いをする人にだけ価値があるのか。

私はそうは思わない。
文字にするとなんだか嘘っぽくなるけど、色んな人がいるから豊かなんだと思うからだ。

「自分と同じように出来るのが当然で、みんな同じようにしてくれないと認められないのか。」

私がそう話を切り出したら、
私に全てを直して欲しいわけではないのだと言う。
夫も少しわかってくれたらしい。

問題解決の道はある?

じゃあどうして欲しいのか。

お互いか少しずつ我慢し合う関係だと小さいものでもストレスが貯まる。いつかは爆破する日がくる。
だからお互いがいいと思えるような仕組みを考えようと言うことになった。

夫に仕事ではどうしているのか聞いてみたら、
•ルールを作る。
•色んな言い方で伝えてみる。
•どうしてそうした方がいいのか理由を伝える。

我が家ではルールを作ることになり、
寝る前、寝室に行く直前に、
リビングに散らかっているモノたちを元の位置に戻す時間
を作ることになった。

次の日から始めたが、気付いていないだけで私の片付け忘れが多すぎて反省した。夫の気持ちがようやく理解できた。

この世界には可能な限りいろんな人がいてほしい 。

いろいろな考え方を持つ人がいると、衝突することも多くなるだろう。
面倒だし、煩わしいと感じても仕方がない。
でも、そのおかげで新たな考えが生まれることも多い。

造形教室の子どもたちにも同じ気持ちでありたい。
ひとりひとりの話を聞いて、気持ちを理解し、色んな作品が生まれる場所にしたいなと思う。

現在、愛知県春日井市の幼稚園で造形教室の課外レッスンを行っています。
造形教室を自宅でも開きたいと構想中です。

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