英語を想像できる力~接頭語 vs. 接尾語編
昨日「掛」を通して、-ableという接尾語について話した:
ついでなので、この"-able"について、もう一言。"-able"と言えば、皆さんは、"I am able to~"構文がおなじみだろう。
例)I am able to speak Russian. (=ロシア語を話せます)
"able to"と"can"の違いはなに?と人によく聞かれるが・・もちろん、お金をもらっている身としては、ちゃんと答える。
だが、本音を言うと、違いはないw
"can"だとwillとかmayとかの助動詞と一緒に使えないし、時節と一緒に使えないから、もっと複雑な気持ちを表したり、過去・未来の話をするときは"able to"、くらいが唯一の違いかな。
例)
Willと一緒に:I will be able to finish it off by tomorrow. (=明日までに終わらせられる)
Mayと一緒に:She may be able to answer your question. (=彼女なら答えをしっているかも)
過去形:I have not been able to swim because of gym closure. (=ジムが閉まっていて、泳ぐことができていない)
接頭語と接尾語を制覇できた人は、わからない英語を見たときに怖くない。なかなか英語が上手くならない人がある瞬間を超えると飛躍的に話せるようになるが、これは、接頭語や接尾語など、ある程度わからない単語を想像して、そのイマジネーションをベースに語れるようになったときと言われている。英語が漢字の読み方が不明でも、「手へん」「にんべん」とわかれば、ある程度その漢字の意味が想像できるのと、同じだ。
この「怖くない」と思うのが、英語上達への大きな第一歩なのである。