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Photo by
noranekopochi
予習と復習の大切さを、噛みしめて勉強しましょう、というお話です
こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、会計✖英語を教えている、帰国子女のスグリンガルです。
(A)同じ問題ばかり繰り返し復習する
(B)どんどん違う問題を解く
どちらが英語や会計の学習に効果的だと思いますか?
もちろん、両方するに越したことはないのですが。
皆さんも「エビングハウスの忘却曲線」は聞いたことあるかと思います。
そうそう、時間の経過とともにどれくらい記憶が薄れていくかを表したグラフです。
これによると、最初の一時間で約50%忘れるのです。
24時間後には70%忘れ、1か月だと80%以上です。
これを見る限り、一時間で半分忘れるのだから、同じものを何度も見たほうが良いのです。
ですが、これにはもう一点補則があります:
何度も何度も見返すと、この忘却曲線は上に上がっていくのです。
つまり、2度見ると、24時間後には50%忘れる、3度見ると、24時間後には40%忘れる、そんな感じです。
つまり、何度か見返すと、少し時間が経過しても、忘れない、ということなのです。
特に、英語や会計といった、ある一定の法則を一旦見つけると覚えが早い科目は、(A)何度も見返す、と(B)違う問題をどんどん解いていく、の二つを繰り返す結果が一番表れてくる教科なのです。
(B)違う問題をどんどん解いていると、次第に(A)何度も見返したような気分になるときがあります。つまり、同じような問題を解いたときに、あ、この前解いた問題だ、と思う瞬間です。この(A)と(B)が交差したときに、記憶力が最も効果を発揮します。
ちょうど、脳科学者・茂木健一郎が言っていた、「アハ体験」というやつです。これを脳のシナプスに定期的に送れるようになると、英語が飛躍的に上達します。
皆さんも試してみてください。
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