今は、雄牛の時期、それとも熊の時期?
英語✖会計を同時に学べる、スグリンガル英語学校のAsukaです。
これから、景気が悪くなると考える人が増えています。
投資家が近い将来の相場に対して不安をもち、売る場面が増える状況のことを、bear market(=弱気相場、下落傾向の相場)と呼びます。
直訳すると、熊の相場です。
※これに対する単語は、bull market(=強気相場、上昇傾向の相場)です。
直訳すると、雄牛の相場です。
なぜ、熊と雄牛かって?
どちらも強そうに見えます?
雄牛は、角をもっていますが、
雄牛の角を上に突き上げる様子が、相場が上向いている様子に見える
ため、イケイケな強気相場に例えられます。
これに対して、
熊が足を振り下ろして、腰を丸める感じが、弱気に見えるため、弱気の市場に例えられる
ことが多いんです。
これはなにも投資の相場だけに使われる単語ではありません。
マッチョな感じの人が自信満々のときに、"bullish"(=強気の、自信がある)と表現することがあります。
その反対もしかりで、<自信なげで、ぶっきらぼうな、または気難しい人>のことを、"bearish"と表現したりもします。
「自信があること」の反対語が、
<自信なげな人>ではなく、
<ぶっきらぼうで、マナーが悪く、なにを言っても機嫌が悪い人>
って、興味深いと思いませんか?
日本では、自信がない人=ウジウジしていて、決定できない人、いつも悩んでいる人、
というイメージを持たれがちですが、
本当に自信がない人というのは、相手に対して好意的な行動を取れない人である、ということなのです。
普段の行動からも、自信を持っているのか、自信がない人なのか、見られているということを注意しながら、毎日の生活を楽しんでくださいね。
こちらで、"bear market"の説明をもっと読めます:
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします!頂戴したサポートは、今後の記事の質向上に使わさせていただきます!