いつもPlan Bを想定して行動を取ることがリスク回避につながる、という海外の考え方。
こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
これまで続けてきた計画がダメになったときにとる代替プランのことを、英語で「Plan B」と言います。
日本の記事でも使われているのを発見しました:
「計画がとん挫したとき」に使用される単語なので、ま、政治家とか学者とか、計画に沿って行動を起こす人に使われるケースが多いのですが、学校や日常会話でもよく使います:
イギリス首相のPlan B:
スコットランドの独立に関するPlan B:
米バイデン大統領に反対する人たちのPlan B:
映画でもよく出てくるセリフです。
私の恩師(→イギリスに20年住んでいる先生)が、よく「いつも最悪のシナリオを想定して物事の計画を立てなさい」と言っていたのですが、これもPlan Bの考え方に似ていると思います。
Plan BがダメならPlan C、それもダメならPlan D・・・という使われ方もするくらい、海外の人にとって「計画性」は重要な意味を持ちます。
Plan Aが上手くいくなんて、人生そうあるものでもないですしね。
このオプション(=選択肢)をどれだけもっているかで、ヒトの人生は結構変わるんです。
日本では、政治家など、トップに立つ人たちのPlan BやPlan C策定が下手な人が多いように感じます。というより、そもそも「仕方がない」「しょうがない」「我慢しよう」のセリフが多すぎます。
これじゃ、説得力がないですね。
精神論ではなく、具体的な代替案をもっていること、これが人生の成功へのカギなのかもしれません。
皆さんも、自身の人生にはPlan Bを必ずもっておいて損はないですよ。
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