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麻雀牌との出逢い

麻雀牌との出逢いは、もう半世紀以上前になる。
ワシの両親は、日本の寒い所の東の方出身で子供の頃は、夏休みになると祖父母の所に遊びに行っていた。

日本の寒い所

当時は飛行機代も高く、東の方の空港ではプロペラ機しか離着陸出来ず、
上野から寝台列車→青函連絡船→急行にのって20時間近くの場所。
そんなぷくぷく一族の大人たちは、麻雀が好きだった。
祖父はかなり好きだったらしいが、上手くなかったらしい・・・
そんなのを見ていると、ワシの従弟どもも大人の真似をしてじゃらじゃら始めたのである。ワシはルール全く知らないのに
これが牌とのファーストコンタクト!!
当然負けるのであるが、敗者は負け分を払うのである。
祖父から貰った小遣いの一部を2歳年上の従兄に獲られたのである。
今思うと、麻雀の理不尽さを知ったのは、この時なのかも知れない。
牌に触れるのは、父方の実家帰省時だけで都内に戻ると野球少年であった。

中学生になると、あまり帰省しなくなり牌に触れる事がなくなるが、
この時代に流行ったのがこれ

名古屋打ちなど

侵略者ゲームだ!!
ゲームセンターで1G100円で遊べた。
しかもなぜか無料でコーラも飲めた。ただし遊戯者限定だけど。
だが、中学生なので100円を何十ゲームも遊べるほど財力は無い。
でも遊びたい年頃。
そこで、ウルトラCを考えた奴等が居た。

五円玉のたば

上記3つを使って、ゲームを出来るようにするのだ。
5円玉の束にスコッチテープを巻いて、100円玉と同じ大きさにする。
それをボンナイフでカットすると50枚分完成
当時の機械は、硬貨の大きさが判別の主だったらしく原価5円+αで
疑似100円玉として遊戯していたのである。
今も昔もこれは、完全に犯罪!!
もっと凄い事をしたヤツもいたが、それは伏せておく(黙)
警察沙汰となりこれがきっかけかは定かではないが、50円に値下げする事になる。50円玉は一番小さいので同様な手口は使えないのだ。

ちなみにワシは、補導されていない!!
一応優等生だったのである。

ぷくぷく

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