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仕事の違い

3社目
プラスティック業界未経験で入社。
入社時に、『プラスティックの基礎』『金型入門』の書籍と印刷物を頂く。
最低限の知識を得ないと話にならないので、熟読して内容を頭に入れた。

実際のモノではありません。イメージ図です

業務部配属で、製造製品の納期管理やこれから製造予定の行程管理を行う。
そこで、原料仕入れから製品になるまでを勉強しながら仕事を覚えた。

イメージ図です

入社後半月くらいして社長から
『ぷくぷく君、うちに足りないものは何だと思う?感じた事を教えて欲しい』
と、直球といふか馬鹿正直な質問が飛んできた。
これには正直驚きしかなかった。
こういう聞かれ方をすると、こちらもオブラートに包まず、
馬鹿正直に答えた方が良いと思い
『品質管理の仕組みが見えません。安かろうだから良いはダメだと思う』
と答えた(若干言葉は違っていたかも知れないが)
それに対して社長が
『どうすれば品質管理の仕組みができると思う?』
と更なる質問が・汗
ここで、自分なりに気になった点をいくつかあげて、その理由を説明した。
この瞬間、新しい部署が出来る事になった。
と、言っても業務部と兼任というカタチでメンバーも同じだけど。
会社組織図に”品質管理”という名目の部署ができたのである。
今までは、各営業担当が個別に抱えていたが、それらを全て集約して、
営業負荷軽減と足りない部分を肉付けし共通認識を持とうとしたのである。
会社標準のものを正式につくることになったのであった。

こんなような機器も導入した。実際の機種ではありません。

後に知ったのだが、社長は異業種の目から社内を見て違和感があったら
それを解消したかったらしい。
人数制約がある中で、営業担当が全て抱えるやり方では、この先は無いと
社長は考えていたらしく、ワシの話が偶然社長のツボにはまったらしい。

その後いろいろ準備が進み正式に名刺に新部署名が入った。
ちょうど試用期間が1ヵ月早く終了して、3か月目を迎えたとき、
名刺には、なぜか肩書もついて給与もUPしていただけた。
やる事がたくさんあって、営業ともうまく関係が築けたかな?
となると、さらに仕事は増えていった。
それでも、仕事はとても楽しかった。
08:30には出社し、退社が22:00過ぎでも充実感があった。
自宅に戻るのは0:00近くで起きるのは6:00といふ生活。
社内だけでなく、製造工場にも出かけ出来上がった製品打ち合わせもした。
前社とは働き方が全く違い、会社全体でうまく回ってのが見えたからか、
余計に頑張れるという良い循環が見えていたからだと思う。
給与面では前社の方が高給ではあったが、充実感はとても高かった。

そんな状態だったので、麻雀などをやる暇がなかったのである。
やろうとする気持ちすら全く湧いていなかった。
冬になると、スキーに行って日焼けした顔を社内で笑われて仕事に励む。
激務ではあったかも知れないが、そんな楽しみがあった職場だった。

また、知らない間にPC担当みたいな事もやらせていた?
PC不具合とかあると見たり、新しいPC購入時のセッティングなど。
社長が欲しいコンパクトPC(SONY製)を業務時間中に買いに行った事も。
ポイントはお駄賃でいただけたけど・笑

この時は、この会社で長く働きたいと切に思っていた。
が、実際は今までの就業した会社では一番短い就業期間となったのである。それは次話以降に

ぷくぷく





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