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麻雀は宗教なのか?

札幌生活に馴染み、某ハートランドさんに通うようになって、
何人かのお客さんと話すようになった。
そのうちの1人がS君という某国立大学の学生であった。
大学入学まで、若干遠回りをしていたがヒゲを生やしていて、
パッと見た目はやや怖い感じもあったが、とても真面目で気さくだった。
何度か同卓するうちに、何故か話しかけられて麻雀話をするようになる。
歳は一回りちょい離れていたのだが、気兼ねなく話をするようになった。
ワシが第一打に字牌を切らないというのは、実はこのS君との約束による。
ワシの麻雀は、自分で言うのもなんだがチョイ独特。
どう独特なのかは説明がムズカシイ・(笑)
そこに興味を持ってくれたらしかったのであるが、麻雀界の話は?なワシ。
そこでS君がいろいろ教えてくれたのだ。
一番初めに教えてくれたのがmondo麻雀動画

イメージ写真です

『こういう動画があって、いろいろ見れるんですよ』
とノートPCを開いて、いろいろレクチャーしてくれた。
これがきっかけで、麻雀プロを少しばかり覚え、麻雀動画を少しだけ見るようになった。
その中でもS君がすきだったのが、

トイツ教の教祖

筋トイツだとか、チートイの時は・・・・
というトイツ教の教祖であった。
当然のごとく、ワシはこの人の事は全く知らなかった。
そこでいろいろとレクチャーされて少しだが、この教祖の事を覚えた。
世界で一番緑色のジャケットが似合う人だと思っている。
この時に、雀〇流といふ別の麻雀宗教団体がある事も教わった。
半荘を20分くらいで終らせる早い打牌をする麻雀宗教団体だ。
ここまで話を聞いて思ったのは
『麻雀は宗教で、いろいろな宗派がある』
という事だった。(S君が宗教団体と言っていた訳では無く、ワシの解釈)
この時にS君から
『ぷくぷくさん、試しに第一打牌で字牌を切らないでやってみてください』
と言われ、その真意を問うたところ
『字牌は守備攻撃両面で字牌を有効に使えるというのを学ぶためのモノ』
とS君は考えていたようだった。決して、某麻雀宗教団体の真似では無い。
”そういう思考もあるのか?”
とワシは考えて、約1ヵ月ほど”第一打に字牌切らない”を試してみた。
すると、S君が言いたいことがなんとなく判るやうな気がした。
それまでより、字牌の使い方が上手になったように思えて、その後S君と
『第一打に字牌はきらないようにしてみるね』
軽い約束をしてから、既に18年ほど経過している。
今では、それが当たり前になっているワシ。
決して、某雀〇流の影響でも無ければ、トイツ教教祖の影響でも無い。
あくまでもS君との約束で、それを継続しているだけ。

S君との出会いの場になったお店

そのS君とは、それ以降ハートランドさんでしょっちゅう卓を囲んだ。
『次はいつ来られますか?』
と聞かれたりして、一緒に打つのが楽しかったのを覚えている。
いろいろあって大学中退、某麻雀店で一時期スタッフをしていたようだが、
そのS君とは2014年に逢ったのが最後で、今はどうしているのかは?
大学中退の原因の一旦がワシにもあるのかな?と思うと若干心が痛む。
S君が元気で居てくれればそれだけで良い。
そう願っている暑い月曜日の朝

ワシの想い出深い札幌某麻雀店の話はしばらく続きます。
しばらくじゃなくて、かなりかな・(笑)

ぷくぷく

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