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FCS開催の経緯について

どうもファンキーです。今までのnoteはデュエルリンクスのKCカップ、GRFでの結果を報告する記事のみでしたが今回、カードゲームを遊んできて初めてCSを主催するに至りました。
そう決断した経緯やラッシュデュエルに関して思うことなどをこちらに記そうと思います。
もしCSに参加を考えている方や紙のラッシュデュエルに興味がある方はぜひ目を通してもらえればと思います。正直な気持ちを書くので人によっては不快に思う表現もあるかもしれませんがそういう考え方もあるんだと思ってもらえると幸いです。

・ラッシュデュエルを遊ぶに至った経緯

ラッシュデュエルは2020年4月からサービスがスタートしました。遊戯王の名前を持つ新しいカードゲームで期待よりも不安が多かったように感じます。OCGでもガッツリ遊んでいたので最初の感想としては先行有利すぎるけどルールは簡単やし普通に面白いってところでした。OCGのインフレについていけなくなって自分にとってはちょうどいいなと感じるぐらいの認識でした。ガッツリやり始めたのは7弾のオメガライジング前後だったと思います。当時公認大会プロモのシークレットエースパックの人気がすごく、公認大会に出るのも運次第と今のワンピースやドラゴンボールと同じような状況でした。だからこそシングル戦とはいえいい緊張感で遊べていたと思いました。
ですがプロモパックが弱くなり、当時のボールドループでゲーム性が変わり、一旦いいかとラッシュデュエルから離れました。一応チラチラと情報に目は通していたのですが去年の4月、もう一回始めるかと1からスタート。驚いたのは1年のインフレで先手の手の差がかなり縮まったこと、おかげで昔よりも良ゲーに進化したと感じました。
ギャラクシーカップやエリアナンバー1といった競技大会もコナミから公式大会として開催されるようにもなり確実に良くなってきているなという印象でした。

・他TCGで遊んでいたからこそ感じる懸念点

ラッシュデュエルは軌道に乗るまでかなり時間がかかったカードゲームだと思います。逆によくここまで耐えたなーと感じるほどです。発売されるパックが一箱500円でも売れないほどの扱いを店から受け、福袋という名の在庫処分を目にするのが当たり前。コナミ側も危機感を覚え閃光のオブリビオンからパックの展開方法を変えたのが本当に正解だと感じます。
ただ、良くなってきたなと思う反面ここはだめだなと思うところもあります。

①公認大会のほとんどがシングル戦なのに競技大会はマッチ戦

ラッシュデュエルの公認大会、トーナメントバトルはほとんどがシングル戦での開催です。マッチ戦はほとんどないと言っても過言ではないです。
店舗側も特段力を入れているわけではないし他カードゲームとの兼ね合いも考えてシングル戦を選ばれるとは思うのですが、現状マッチ戦で遊べる場がモチベーションが高い人同士でのフリー対戦か有志が開催するcsしかありません。なのにギャラクシーカップやエリアナンバー1決定戦ではマッチ戦、ここは少しおかしいと感じます。遊戯王の日などのカジュアルイベントはシングル戦でいいと思うのですが景品がかかるトーナメントバトルは全てマッチ戦でよくないか?と正直思っています。それなのに公式youtubeのshort動画でサイドデッキのこと言われても何言ってるの?と思ってしまいます。競技人口増やしたいならちゃんとマッチ戦で遊べるようにしたらいいと思います。思い切ってトーナメントバトルを全てマッチ戦にするぐらいしてくれた方がいいと感じます。

②競技カードゲームへの理解

ラッシュデュエルの傾向としてカジュアルで楽しまれているプレイヤーが多い印象です。もちろんカジュアルで遊ぶプレイヤーもラッシュデュエルを支える大切な存在だと思います。ですが、ギャラクシーカップやエリアナンバー1決定戦は大会レベルとしては競技という位置付けになります。
なので明確にカジュアルと競技の位置付けの違いを理解してほしいと思います。
例えばセルフカットに関していうと、カジュアルイベントでは問題ないと思いますが競技においては絶対にあり得ない行動です。他TCGのMTGでは競技大会においてはデッキシャッフルにおいて2種類以上の方法のカットを必ずしないといけないと明記されています。(ディールシャッフル、ヒンズーシャッフル、ファローシャッフル等)
コロナ禍の影響ででてきた触られるのが嫌という意見もありますが、気持ちよく正々堂々勝負をするつもりなら相手にカットはしてもらうべきですし、カットもなるべく2種類以上するべきだと感じます。むしろセルフカットでと言ってくる人は積み込みしてるんじゃね?と疑われることになるので競技大会や景品がかかった大会においては無い方がいいと思います。

③対戦時間について

これは実際にぼくが対戦する中で思うことなのですが、競技大会においては時間を使いすぎる時間への意識の低いプレイヤーが多いように感じました。プレイが遅い人に対戦している最中考えますって言われた時は呆れてしまいました。もちろんすぐに時間計ってるんでと言いましたが…
個人的に明らかにエキストラターン遅延で狙ってきてるやんと思ったので最速でプレイしエキストラターンに入る前にちゃんと勝ちました。
昔MTGの方で見かけたとてもいい記事があるのでみなさまに読んでいただけたらと思います。

https://mtg.bigweb.co.jp/article/kiji/kusakabekyohei/time

ラッシュデュエルのルールにおいて対戦時間はマッチ戦においては40分、思考時間においても長考は警告の対象になります。私個人の見解としては対戦時間が40分を越えてしまった場合基本的にはどちらのプレイヤーに非があるかお互いに練度が足りないが故に制限時間を過ぎてしまったの2パターンが考えられるので、エクストラターンに入ってしまった場合よっぽどのことを抜きにすると自分も悪いと結論づけるようにしています。(環境的に40分じゃ収まらないゲーム性の場合は開発者が悪い)
なので私自身はプレイを早め、エクストラターンに入らないように意識してマッチ戦に望んでいます。おかげかラッシュデュエルにおいてはエクストラターンに入ることも片手で数えるほど、ライフ差で決着がつく回数は0回です。遊戯王OCGのおいては競技大会においてのみ禁止にされているカードが存在しています。
①神秘の中華なべ


②非常食


③レインボーライフ


④自爆スイッチ


⑤三位一択

こちら自爆スイッチは勝敗の結果をややこしくしてしまうためですが他4枚がなぜ禁止かわかりますでしょうか?
答えは簡単エクストラターンに持ち込みライフゲインで勝つという戦法を禁じるためです。
コナミから競技大会のみこちらのカードを禁止にするということはエクストラターンに突入を目的としてこれらのカードを使うことを競技大会に相応しく無いと考えているということになります。
総じて遅延行為は罰の対象ですしコナミ自身も良く無いと考えていて、これにつながるプレイが遅いことも悪(練度が低い)ということになります。
今話題のワンピースカードゲームでも制限時間を越えた場合両者敗北というプレイが遅いことが悪いことと明確に提示されています。OCGにおいても日本選手権で時間に関する新ルールが設立されました。


1デュエル目が制限時間内に終わっていない場合両者敗北といった昔は無かったルールが追加されています。
また、自分が遊んでいるデュエルリンクスでは状況がどうあれ持ち時間が0秒になれば無条件で負けになります。どれだけ勝ちが確定した状況でもです。

これだけ長々と書いたことをまとめると
遅延も悪!プレイが遅いのも悪!
競技大会においては時間は全プレイヤーにとって大事なものなのでその意識をもってね!
ということです。

④プレイヤー数について

ここに関しては正直一個人やカードショップの力のみで増加させるのには限度があるので基本的にはメーカーさんの采配次第だと思います。
ラッシュデュエルは現状プレイヤー数が少ないなと感じてしまうのでもっともっと増えてほしいと思います。最近ではデュエルリンクスのリリースをきっかけにラッシュデュエルを知った人や東京ドームのガンスリイベントきっかけでデッキを組んだ人などの影響がプレイヤー数が増加傾向にあると感じています。ここは個人的な経験からですが、個人戦64人規模、3人チーム戦32チーム規模の大会が埋まるぐらいのプレイヤー数になれば盛り上がっているなと感じます。現状エリアナンバー1やギャラクシーカップでも定員の64人が埋まっているのを見たことがないのでまだまだ盛り上げないといけないなと感じています。今年はついにラッシュデュエルでACS(OCGで行われている公式大型イベント)の開催が決定しました。ですが、正直人集まるの?と言ったところが正直な感想です。コナミさんの想定している参加人数と大きな乖離が発生しないことを願うばかりです。

・FCSの方針

ここまで長々と書きましたが、FCSの運営方針としては、勝ちにこだわる競技大会の発展、またギャラクシーカップ、エリアナンバー1決定戦などに向けた緊張感のある対戦の練習場所の提供です。自分が昔していたOCGではCSと言えば自分が払った参加費以上のものを死んでもとってやると言った雰囲気でいい意味で殺伐としてました。MTGのグランプリにも参加しましたが、あの大きな会場でたくさんの参加者、ジャッジがいる中で賞金をかけて戦う感覚、あれこそ競技カードゲームの最高到達点と思いました。
もちろん楽しく遊ぶことも大切ですが、競技大会が開催されるのに、そこを目標に精進するプレイヤーが調整する場所がないのにはずっと疑問だったのでならおれが!と今回初めての開催に至りました。普段接している人ならわかってくれると思いますが別に冷たく対応して空気の悪い大会をしたいわけではなく、あくまで競技大会に親しみをもってもらいたいのです。競技大会の盛り上がりがカードゲームの発展の大きな要素だと考えているので。実際デュエルリンクスではGRFというラッシュデュエルでの制限時間72時間ポイント争奪戦があるのですが世界大会が開催されることが発表された影響もありとても盛り上がりました。

・関西ラッシュデュエルCSについて

今回のFCSの企画、開催は関西のラッシュデュエルを牽引してきた関西ラッシュデュエルCSおよび主催者のかれんさんがあっての開催だと思っています。関西ラッシュデュエルCSは開催数も10回を越え関西におけるラッシュデュエルでのCS文化を築いてくれました。その土壌に乗っかる気持ちでというとおこがましいですがそこから派生する形でラッシュデュエルを盛り上げれたらなと。現状かれんさんは主催兼参加者という形で関西ラッシュデュエルCSに参加しているので、純粋なプレイヤーとしての参加の機会がほとんどありません。この間harimacsも開催され無事大盛況で終えた(参加したい気持ちはあったけど仕事でいけなくてすいません🙇)のもあり仲良くさせてもらってるかれんさんに参加者として出てもらえたらなと言う思いもあったりします。彼の実力はぼくから紹介するまでもないと思いますがデュエルリンクスで同じくkcでの苦しみを知るラッシュプレイヤーとしてぜひ競技大会に没頭してもらえたらなと笑

・大会についての概要

大会情報についてはトナメルの方に大会ページを作っているのでそちらに掲載しているので見ていただきたいのですがこちらからお伝えしたいことをいくつかこちらに書かせてもらいます。
まず、ジャッジは私ファンキーがさせていただき、大会運営に徹したいとおもいます。特段心配はしていませんが対戦状況に応じてすぐ動けるようにジャッジ100%でいます。なので何かあった時はジャッジっっ🤚と呼んでください。また、非紳士的行為に関しては厳しくいくのでお願いします笑
あとサブトーナメントですが8構と言われる8人トーナメントで商品を優勝者が総取りの形を取りたいと思います。
本戦だけでなく、サブでもぜひ調整の場として使ってほしい気持ちがあるので関西ラッシュデュエルCSとは違い参加費を500円取る形にはなりますがその分緊張感を持って望んでもらえたらなと思います。調整の場として使いたい要望が多ければスイスドローにして対戦数を増やせるようにするのもありかなとは考えてるのでこちらに関してはまたXでアンケートをさせていただこうと思います。景品もたくさんご用意できたのでサブトーナメントに何度も参加できるようにしているのでそちらもよろしくお願いします。
他にも何かできそうであればと考えてはいるのでもし案がある人はxの個人アカウントが大会運営アカウントにdm送ってください!

・最後に

長々とした文章を読んでいただき本当にありがとうございます。色々と書きましたが私自身が願うのはラッシュデュエルの発展です。今OCG含めコナミの心象が正直いいとは言えない状況です。昔あれだけ栄えてきた遊戯王のカードゲーム全体における取り扱い状況を見ると悲しくなります。ワンピースやドラゴンボール、ポケモンカードが大人気の中、ラッシュデュエルにもポテンシャルはあるとぼくは感じています。ラッシュデュエルが盛り上がり、メーカー、お店、プレイヤーみんながwinwinになれるよう少しでも力になれたらと思います。
なので皆さまにぜひお力を貸していただけたらと思いますので、ぜひぜひFCSをよろしくお願いします🙏

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