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ジュンディーエクスの簡易解説
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お久しぶりです。ファンキーです。灼熱のサラマンデウスが出て思いついたジュンディー採用型エクスキューティーで無事harimacsで予選全勝決勝負けの2位と及第点の結果を残すことができました。決勝戦以外のベリーには全勝できているので現環境トップデッキのベリーにある程度の勝率が出ているのは評価できる点だと思います。この流れのまま名古屋のACS勝ちに行くぞ!と思った矢先まさかの抽選落ちで今期が終わってしまったので、この構築に至った経緯や簡単な解説をこちらでしていきたいと思います。
なんで抽選落ちたんやー!!!!!😭
①前環境までのエクスキューティー
ほとんどの方がご存知の通り私ファンキーエクスキューティーを復帰してからずっと使い続けています。幻影のダークマター以降はデスタクル3枚コスモス姫3枚採用のスーパーアグロエクスキューティーを握っていました。環境が高速化する中でリュミエルとリリウスへのアクセス手段となると墓地肥やしがないと過去テーマのエクスキューティーで勝つのは難しいと思っていた中、コスモス姫での決着をより確実なものにするデスタクルの700バーンは、1枚で2度美味しい実にマッチングしたカードでした。しかし、コスモス姫が制限になり、エクスキューティーによる早期決着は再現性の低いものになり、そもそも早期決着を狙いにするのであればベリーを握った方が再現性が圧倒的に高い環境へと変化していました。その中でエクスキューティーの構築を見直す必要性が出てきました。
②灼熱のサラマンデウスから採用したカード
・竜水の神子
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文句なしの強カード、シードラゴンナイトのほぼ上位互換といって過言ではないでしょう。見た瞬間に3枚採用が確定し、より墓地肥やしカードの選択を重要にしたカードです。特に語る必要がないぐらい強いです。
・昂光の呪縛
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こちらも見た瞬間にどう見ても強いと思ったカードです。OCGをしている人ならわかってもらえると思うのですが、ほぼいつでも撃てる三戦の才です。しかもラッシュデュエルでプレイヤー全員が思う、後攻不利なゲーム性を多少ではありますが緩和してくれる点が精神的にもかなりよく、使わないわけないと思いました。こちらに関しては後で傲慢な壺のところで解説したいと思います。
③エクスキューティーの立ち位置の再認識と墓地肥やしカードの選択肢
先ほど書いたように、今まで通りのプランを取ることができないので採用カードの評価も大きく変わります。そして、コスモス姫の枚数も減ったため、高速でライフを削り切ることができない中、他の新テーマに対して強く出るために必要な構築の芯も変わってきます。どの速度が環境に適してるのか。となると必然的に攻めに振っていたパワーを守りや安定性に振る必要がありました。デスタクルは、700バーンで勝てるから強かったものの、勝てないのであればただダメージを与えるカードでしかありません。そこで候補に上がったのが、ジュンディー、ニゲイタードラゴン、レジェンドマジシャンになります。
・ニゲイタードラゴン
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ニゲイタードラゴンは、攻撃の無力化が墓地に落ちている時のパワーはとてつもないですが、2枚肥やしな点がどうしても引っかかりました。ほかの墓地肥やしカードも採用する場合は気にならないですが、エクスキューティーでは下級3枚採用が限界のためこの1枚がエクスキューティーを墓地へ送る必要性の中でどうしても気になってしまいました。
・レジェンドマジシャン
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3枚捲ってから墓地へ落とすので効果自体は文句なしです。また、レジェンドストライクとのコンボも強力で決まれば1:2交換ができる点も魅力的です。しかし、エクスキューティーはリリース要因を特別求めていないかつコンボ要求のカードのため、この理想ムーブは上振れとしか思えません。他に釣り上げたいレベル4モンスターもいないためレジェンドストライクの強さを引き出せない以上採用できないため、レジェンドマジシャンのパワーを100%引き出せないためこちらも見送りました。
・ジュンディー
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ここでジュンディーが候補にきました。このカードの強さはそるさんやスコールさんが語ってくれていたので信用しているのもあり、このルーティングをエクスキューティーでそれなりに再現できることに気づき、形にしようと構築に至りました。
このためにシークレット3枚をすぐに集めたのでこれで弱かったらどうしようと思いましたが、結果的に強くてホッとしてます笑
地属性に関しては、
ジュンディー3枚
ルーシー2枚
プラウティ3枚
ゲールヴァイナリー1枚
で合計9枚入っています。墓地肥やしのついでにルーティングができる確率としては十分な枚数が入っています。
・プラウティの採用に踏み切ったわけ
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実は、灼熱のサラマンデウス発売前はプラウティの採用枚数は0枚でした。しかし、ベリー対面を理解するたびにカード評価の変化に気づきました。大きく言うと
評価が上がったカード
プラウティ→ライフゲインで実質的な追加ターンの可能性を上げてくれるかつ地属性
ルーシー→文句なし、お前が最強
評価が下がったカード
フラーメ→ベリー対面バニラ、他のデッキに対してもフィニッシャーになることがコスモス姫の減少で確実に減っている
亜流地獄→ベリーに対して撃てない、他のデッキに対してもどうしてもと思える理由がない場合がほとんど
夢中の誘い→ベリーをとってもこちらのライフが大きく削られることがほとんどで信用できない
エクスキューティーキャッチ→1枚裏返すことがベリー対面であまりにも意味がない
ざっとこんな感じです。
なぜ0枚採用のプラウティが3枚になったかと言うと、一番大きなところが500ライフを回復できる点であり、これがベリー対面において相手のキルスピードの計算を狂わし、こちらに帰ってくるターン数を増やすことにつながることに気づいたからです。エクスキューティーを使ったことのある人ならわかると思いますが、フローア+プラウティで1000ライフを回復することが割とあったと思います。オーバーラッシュストームやメビウスで罠カードを剥がされる中、干渉されないのがライフです。さらにおまけのように地属性で頭の中でジュンディーとの噛み合いに気づき、パズルのピースがカチッとはまりました。ボードだけにとらわれない発想に至れて良かったなと感じます。
④傲慢な壺1枚採用
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エクスキューティーとはニコイチといってもいいカード、3枚採用が鉄板という認識の方がほとんどだと思いますが、今回1枚のみの採用に踏み切りました。デメリットに目を瞑れば強欲な壺で、アドバンテージを取りにくいエクスキューティーにおける数少ないカード枚数を増やせるカードです。しかし、このデメリットを現環境では軽視できないと思い続けていました。理由としては、
傲慢な壺で傲慢な壺を引いた場合or次ターンに引いてしまった場合、コスモス姫やレジェンド魔法の発動機会を損失してしまい、結果的に腐ってしまうor攻める機会を失ってしまう。
これです。
今回僕の採用したレジェンド魔法のブラックホールやコスモス姫を発動できない制約を無視できるほどエクスキューティーのパワーは高くありません。そこで新規で出たこのカードです
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このカードは条件はありますが傲慢な壺と同様に2枚引くだけでなく表示形式変更、しかも裏側にもできる表示形式変更と、ルーシー最強とバカみたいにいっている僕からしたら弱い要素がないです。過去にジョインテックジョイントを採用しているのもあり、評価が高いです。被りに関しても2枚発動で3100のハーベストを攻撃表示攻撃力100にしたりもできるのでそこまで気になりません。2枚引くことに確実性はないですが他の魔法カードの発動を邪魔しないので攻め手にも、手札補充にもなるこのカードは傲慢の壺採用の3枠を入れ替えるに値するカードと判断しました。
あとは枚数の兼ね合いも考え呪縛3、傲慢1の構築に落ち着きました。
本当にこのカードには助けられるシーンが多かったです。
⑤サイドについて
サイドですが当日持ち込んだサイドが個人的に納得のいかないもので評価するなら60点といったところなのでそういう意味では改善の余地が大いにありと思ってみてもらえれば幸いです
・当日のサイドデッキ
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今見返すと本当にひどいです。調整してないのがあまりにも露骨です。なぜキャッチを僕は2枚も貴重な15枚の中に入れたのでしょうか?笑
とまぁここから解説すべきカードを解説していきます。
・ペンギンソルジャージ
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言わずもがな対ベリー用のカードですね。エクスキューティーは守備力500のテーマなのに加えて新規の神子も守備力500のためコストになるカードが多く採用していいかなと思い採用しました。結論を言うと1枚でよかったかなと思います。理由としてはこのデッキの下級モンスター10枚(ジュンディー3、ファドロニール3、神子3、ヴァイナリー1)より多くすると下級の枚数が多すぎてしまいます。なのでサイドチェンジでもヴァイナリーと交換用の1枚でよかったかなと当日思いながらプレイしていました。先行時にファドロニールを1減らして入れるのはありですがペンギンソルジャージがなければいけないと言うよりは、少し有利にするためのカードぐらいの認識なので、メインの主力下級の動きを阻害しないイメージで入れてもらえるといいと思います。
・エクスキューティーフラーメ
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フュージョン、マキシマム、その他高レベルでのビートダウンが主のデッキに対して入れます。なんやかんやでルーシーや呪縛から下級起こしからのフィニッシュを狙いやすいのでフィニッシャーとしての強さは評価できるのでサイドに1枚あれば十分かなと思います。当日もサイドチェンジ後に入れたこのカードで決着したシーンもあったので。ジュンディーを採用しているのもあり墓地に落ちるだけで相手のプレイを歪ませることもできますしそれだけ圧をかけれるカードであるのは今も変わらないかなと思っています。
・ヴァイナリー
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ファンキー式エクスといえばの代名詞、今期はサイドに2枚目を忍ばせています。対面意識としてはハーピィやミラー、フュージョンに対しての打点操作要因です。どつきあいになった時のヴァイナリーの強さは僕と対面した人はいやと言うほどわかっていると思います笑 これだけ長く使ってコインの表裏で勝敗が分かれたことがないのでコイントスの出目は気にしなくていいです。
・バックビート
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主にフュージョンテーマに対しての墓地メタになります。傲慢な壺を1枚にしているおかげでサイドの魔法カードも積極的に強気に採用でき、発動機会の損失も少ないのでこのカードは文句なしの3枚でいいと思います。ジュンディーのおかげで一般的なエクスキューティーよりもコストも貯めやすいので。セレブローズやギャラクシーに対して何も有効打を用意しないのはありえないと思っていたのでこの3枠は譲れませんでした。
・亜流地獄
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ベリーとハーピィ以外には基本的に採用でいいと思います。以前のnoteでも解説しましたが、除去性能としては文句なしなので1枚のみの採用です。発動にコストがあるため2枚引いてしまった時に魔法罠ゾーンを圧迫する点が気になるため、爬虫類環境ぐらいこのカードが強くなければしばらくはメインサイド合わせて1枚が続くかもしれませんね。
・シャイニングフォース
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対ベリーですね。まぁいろんな人が使っているのでそのままです。見えるだけで相手のプレイを変えられるので捲って落ちても強いです。
・エクスキューティーキャッチ
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血迷っていました。1日通して1度もサイドから入れませんでした。ちゃんと環境理解してない、調整していない証拠になります。反省点です。今期あまりにも弱いです。そろそろキャッチが時代に置いていかれる時が来たのかもしれません。
・環境の違いによる採用札の候補
OCGおじいちゃんとしては趣深いのですが、関西、関東で分布が全く違うのが見ていてとっても面白いです。関東ではガイア、闇魔の勢いがすごいので対戦する環境に応じてチューニングは必要かなと思います。特に闇魔は関西ではほぼほぼ見かけない(ぼくは)ので、エンチャンターやサンセットリバースも入れてみるのもいいかもしれません。後は、ベリーにシャイを立てられるとリリウスの展開を止められてすごく厳しいので、破壊できる星帝エストロームを入れるのもありかなと考えています。シャイを破壊できるカードとなるとこの辺が現実的かなと。
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・タックス不採用について
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サイドカードとして非常に評価の高いこのカードですが、1枚も採用しませんでした。理由としては、関西の勝っているベリー使いは呼吸の如くタックスをケアしてくるのをわかっているので信用できなかったからです。ベリー使いのプレイ、構築の煮詰まりの早さを理解していたので、このカードが強く決まるのは都合いいかな?と感じ、そうではないアプローチを考えました。あと、基本先行時のみ強いカードというのが性格的に合わないのもあります。
⑥まとめ
今回勝てたのはメインの構築の完成度が高かったからだと思います。サイドは本当に恥ずかしいばかりで🫣簡易解説ということで細かく、詳しくは書けていないですが、ラッシュデュエルの盛り上がりに少しでも力添えできたらと思います。
新制限もまもなくでるので環境がどう変化するか、それに合わせてエクスキューティーも構築を大きく変える必要が出てくるのでまたチューニングし直すかもしれません。この構築とお別れかもしれませんね。色々なデッキに言えると思いますがカードゲームはカードプールが変化ととも最強と言われるものも変わっていくので、柔軟に考えれるようにこころがけていくといいかもしれないですね。(もちろん僕もです)
ここまで読んでいただきありがとうございました🙏