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ずっと独身でいるつもり?


Amazonプライムで見ました。
そして私ごとながら、先日結婚をしました。

ずっと友人として3年ほど仲良くしていた人と
ふとしたことをきっかけに
付き合うことになり、と同時に
交際0日プロポーズをされて
約半年後入籍しました。

そんな私の感想です。


女に付きまとう呪縛

男尊女卑、とは言わないけれど
やはり女性にはある一定の「呪縛」が
今でも存在すると思っています。

6年交際していた人と別れて
一人で生きていくのも悪くはないだろうと
腹を括った矢先の結婚話でした。

一人で生きていこうと決めて
長く付き合った元彼と別れた時
周りからかけられた言葉を
私はずっと忘れないと思います。


「結婚しないことを選んだんだね」
「将来大丈夫?」
「10年後後悔するよ」


映像クリエイターという仕事をしているのもあり
とにかく安定からは少し逸れた道を歩く私に
いわゆる「普通」を歩む人たちは
無意識に刃物でチクチク突き刺してきました。

一貫してこの世の想像力のなさに
ただ落胆しました。

元彼はザ亭主関白な人で
ご両親の思考もどちらかというとそんな感じの人で
子供が生まれたら仕事はやめるべきとか
本当にこの映画に出てくるような
大衆思想を持った人たちでした。

もちろん好きだった人なので
悪く言いたいわけではないけど
窮屈だな、と何回か感じたことがありました。

別れたのは結局「家族になるということ」への
価値観の違いでした。


全ての悩みから解き放たれたとき
私の中では「結婚しなきゃ」とか
そういうものを自らの手で一旦切り離せたことに
勇気が持てた気がしました。


私を生きるための結婚

旦那は何かを私に求めることがありません。
「なんでもいいよ」と言います。

デートでお店を決める時も
夕飯のメニューも基本そうで
こういうタイプを嫌がる女の子もいると思うけど
私にはずっと楽でした。

意思決定の機会を奪わないでいてくれる
私が私の意思であなたといることを選んでいる、という事実を忘れないで済む。


天職だと思っていた
映像クリエイターの仕事を辞めました。


ただ正社員ではなくなっただけで
フリーランスとして活動し
傍で平日は家庭を大切にできる時間帯で働ける仕事に就こうと思っています。

誰に言われたわけでもなく、自分で決めました。


全てを貫き通すのは難しいけれど
そうして選び取っていくことができる。

ここではあえて「女の子」と言わせてください。
全女の子には、選ぶ権利がある。


もちろんないものねだりでもあって
今の旦那とスムーズに結婚できていなかったら
元彼と別れたことを後悔する日が
あったのかもしれない。


世の中の独身を選んだキャリアウーマンたちと
子供を抱えて走るお母さんたちでは
どちらが【幸せ】なのだろう。

そこに優劣はないし、正解もない。


ただ選び取る権利はある。


女性のそういうところを考えさせられる。
考えとしては拗らせてると捉える人もいるかもしれないけど
全拗らせ女子に捧ぐ、という感じの映画です。笑



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