見出し画像

一区切りします

移植したその日から、お腹の下の方にピリピリとした痛みを感じました。
これは着床中のサイン・・?
そして次の日の夜から微熱が出て、朝には下がり、また夜に出るというのが2、3日つづきました。
一応こんな時なので抗原検査はチェックしたけど陰性。



今回も排卵日が特定できなかったので、先生から今回は移植を見送ったほうがいいと言われていました。
だけど内膜も充分厚く、ホルモンや精神状態のバランスも良い感じがしていたので、ダメ元でも移植をしたいと伝えました。
先生は私の意思を尊重してくださって、シート療法もスキップして移植に進むことになりました。

もともとは残しておいたグレードの1番良い受精卵を移植するつもりでいましたが、ダメ元なので一番低いグレードの受精卵を先に使うことにします。
それを決めてから移植はなんと2日後。

当日病院に行くと、グレードの低かった受精卵が解凍後に成長していてグレード5まで成長していました。
こんなこともあるんだと、とても嬉しくなりました。
(後で調べるとよくあることらしく、逆に解凍後にだめになってしまう卵もあるみたいですね)

無事に移植が終わり、判定日は10日後。
着床痛や発熱があったので、なんとなく良い感触がありました。
まだエコーでは確認できないので、血液検査で妊娠の妖精陰性を判断されます。

ドクタールームに呼ばれて先生から「おめでとうございます。妊娠していますよ。」と告げられました。
嬉しさよりも安心した気持ちが溢れてきたことを思い出します。
生まれてはじめての妊娠、自分が妊娠できる体を持っているということに安心したのでした。
そしてどこかで時間とお金をこんなにも使っている不妊治療に、プレッシャーを感じていたのだと思います。

このnoteの主題は「夫の無精子症発覚からの不妊治療日記」なので、
一旦ここで一区切りにしたいと思います。

書き始めてから2年。
もう精子提供を受けたことを忘れてしまうぐらい月日が経ちました笑

このまま無事に子どもが生まれたら、次は本人にこの事実を伝えるタイミングがやってきます。
その時にまた、記録に残しておきたいような気持ちになったらnoteを再開しようと思います。

ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?