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スコトーマ

タマゴが先か、ニワトリが先か?

という有名な論議がありますが、あなたはどちらが先だと思いますか!?

ちなみに私は、どちらでも良いので、早く食べさせてくれ!!、って思います(笑)

何も横柄な態度で無謀なことを言いたいのではなく、要求の到達までの速度というか、欲求への達成時間を短縮しましょう、ということです。

たとえば、あなたが仲の良い女友達数名と、東京から箱根の温泉に行こうとなった場合、箱根周辺までの移動手段は、

■鉄道

■バス

■自動車

電車で行くか、バスで行くか、ちょっと考えただけでも様々な選択肢があり、複数の移動ルートがあるわけです。

数人で行動する場合は、集合場所を決めるだけでも喧々諤々(ケンケンガクガク)と、いつまでも決まらない場合があります。

それでも最終的には力関係や性格の強弱で、落ち着くところで決まるようです。

しかしながら、目的の手前で揉めたり手間取り無駄な時間を喰うのなら、とっとと目的地まで行ってしまえということです。

箱根の温泉に入ることが目的なのに、その手前の事象により、周りが見えているのに、見えなくなることを「スコトーマ」(心理的盲点)と言います。

現在あなたが不妊だとしても、単に思い込んでいるだけかもしれません。

自分ではわからない、目には見えない不思議な無色透明ロープを使い、自分でご自身の心を縛ってしまう「自縄自縛」の場合が多々あります。

野生の動物は、日々本能全開で暮らしているので、自分で自分の心を縛ることもないし、感情の前に戸を立てるようなこともありません。

ただし、愛玩動物であるペットの犬や猫は、毎日人間と暮らしているため、学習能力もあるし、思いのほか理性が働くことは、私も実際に経験しています。

だいぶ前にラジオで聞いた話ですが、番組に投稿してきたリスナーさんは、居間で飼い猫と共にテレビを観ていました。

その番組は、とあるお利口な犬の日常生活の活躍を紹介していました。

お利口な犬の活躍に感心した奥さんは、傍らに寝そべっていた飼い猫に向かってしみじみと

「お前は毎日喰っちゃ寝て、寝ては喰うだけで、何の役にも立たないねぇ~」


と言ったそうです。

しかし当の飼い猫は、奥さんに話しかけられたので一瞬反応しましたが、すぐにまた寝てしまい、奥さんは深いため息をつくと、それ以上は猫に構わずテレビに観入っていたそうです。


翌朝、奥さんが目を覚ますと、普段は絶対にいることがない飼い猫が枕元に座っていたので不思議に思っていると、その脇には動かないGが二匹並んで置かれていました。


「ぎゃあッ~!!」と声を上げて奥さんが跳び起きると、「やるときはやるんやで」とでも言いたそうな顔をしていたそうです。


そしてその飼い猫は、隣の部屋にゆっくり歩いて行くと、右前足で器用に顔を洗っていたそうです。


この奥さんは、飼い猫がぐうたらしている姿しか見ていなかったため、猫本来の能力である俊敏性や機敏性、獲物を捕獲する本能などを見ていなかった(見過ごして)わけです。


人間は独自の理性が働くのは当然ですが、最終目的が明確である場合、一時的だろうが臨時であろうが、いつも以上に本能を働かせて見落としをなくすことが大事です。


もしかすると、あなたは自分は不妊状態に陥っている...。と、思い込んでいるだけかもしれません。


ちなみに、スコトーマを最も上手に使うのは、手品師です。


「スコトーマ」はもともと眼科用語の一つで、“盲点”を意味します。
眼の構造上、どうしても見えなくなってしまうポイントのことです。
この言葉が心理学の世界に転じて、「心理的盲点=スコトーマ」となりました。
その意味は「見えてはいるけど、見えていないポイント」。
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https://learn-tern.com/scotoma/


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