あの子を産む!そして次のクリニックへ
ゴリラ先生の言葉に励まされ、愛犬桜の看病を、不妊治療と併行しながらも、最期まで出来る限り楽しくやり遂げようと決めました。”楽しく”そしたらきっと、愛犬にもその楽しさが伝わるはずだから。
それでも神様は、なーんにも叶えちゃくれなかったけど。
桜が亡くなる一週間くらい前に夢を見ました。それは、独身時代に、ずっと私を支えてくれていた先代の愛犬の子の夢でした。15歳で天国へ行ってしまったあの子の夢を今でも時々見ることがあるのです。でもなぜか、桜とその子が一緒に夢に出てきたことはありませんでした。
だけどその日は、その子と桜をバスに乗っていたのです。ニ匹は仲良く遊んでいたのに、私が一瞬目を離した隙にニ匹ともいなくなって、私は泣き叫びながらニ匹を探していました。
桜と先代の子が一緒に夢に出てきたのは初めてでした。目が覚めた時、私はぼろぼろ泣いていました。そして横に寝ている桜を抱き締めました。
その一週間後に、桜は旅立ちました。
もしかしたら先代のあの子が迎えに来てくれたのかな。私を悲しませるけど、桜を一人にしないよ大丈夫だよって、教えに来てくれたのかな。
桜とのお別れの時も、私とシロー丸は人目もはばからず泣き続けていました。
そして私、本気で思ったんです。
笑われちゃうかもしれないけど、本気で思いました。
癒してくれたあの子達を産みたい。私の子供に生まれ変わっておいで。次は、長い長い人生をプレゼントしたい。
それから、再び奮起しました。
オタククリニックで散々な事が起こり、正直不妊治療にもう前向きになりたくない、また陰性判定で傷付きたくない、そうも思ってたけど、ここからもう一回正念場のような気がしました。
そして数日後、私とシロー丸は、3院目のクリニックに出会うべく、動きだしました。
モーニンクリニックの説明会へ。
これでもう最後のクリニックになることを祈って!!
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