
"推し"の構成要素 | タイプロ考察①本多大夢の亡霊系UXデザイナー
皆さま、こんにちは🐈
タイプロにどハマりした28歳のUXデザイナーです。
私はタイプロ新規で、本多大夢くんの沼にハマり、日に日に深く沈んでいく毎日を過ごしています。最近は推しのインスタの更新を待ち、21時ごろになるとインスタを閉じたり開いたりして徘徊し、亡霊と化しています(推し活最高…!!)。
10年ぶりに現れた推しに、どハマり。
今までもNiziプロなどのオーディション番組をつまみ食いしてきた私ですが、正直こんなにも沼ることはありませんでした。
推し活と言えば高校の時に北村匠海くんの所属するDISHを観に、豊洲のららぽーとに足を運んだのが最後。10年近くは推し活とは疎遠でした。
そんな自分がなぜこんなにもタイプロというコンテンツにハマり、本多大夢くんを推すためだけのSNSアカウントを作り、同担の方々と交流するまでになったのか。
自分の殻をどこまでもやぶらせてくれる"推し"とは一体なんなのか。普段ユーザー体験の分析を仕事にする私は、インサイトを深掘りせずにはいられませんでした。
アイドルにおける「推しになるまで」の6つの構成要素

推しになるには心を上向きな感情で盛大に揺さぶられる必要があると思っています。サンプル数が自分一人なので、色んな方の意見を聞いてアップデートしていきたいです
①見た目(ビジュアル)
1つ目の要因は、推し始めるきっかけにもなる「見た目」。
属人的な要素で、可愛い系・かっこいい系・塩系・恐竜系・猫系などなど、好みは人それぞれあると思います。
第一印象で言うとロイ君や鈴木君、橋本君、本多君、山nk….もう、みんなですね。はい。全員お顔も良すぎます。
②圧倒的な才能(カリスマ・スター性)
2つ目の要因は、目に見えて分かる圧倒的な才能です。もちろん、ダンスや歌のスキル的な部分から、華や輝きとやや曖昧な表現をされるけどみんなが納得して、「あの人は別格だよね、敵わない」と思わせられるような要素です。
2次審査の日野健太さんやロイ君、ノア君が特にピックアップして描かれていた印象です(尺的な部分も含め)
※個人的には猪俣君の愛嬌もここに入ってくる要素だと思っています
③共感性(エンパシー)
3つ目の要因は、過去に起きた現象に感じた好感を、似たような現象が現れた時にも感じる無意識的なもの。エンパシーという言葉が正しいか微妙ですが、過去にプリンを食べて感動したら、次にプリンを見た時も過去の感情と紐づいて心が動く。そんなイメージです。
例えば、子どもと近い年齢のノア君をついつい応援してしまうお母様方、圧倒的仲間感で世の旦那様を虜にしてしまう原君。そして元彼を彷彿とさせる寺西くんの包み込んでくれるような優しさ。どこか自分の既に知っている感覚と紐づく、「あれ…この気持ちはっ…(トゥクン」そんな要素です。プライミング効果というのかな?
私が最推しの大夢君に惹かれたのも、彼が大切にしている「言葉選び」を自分も日常から大切にしていたので、彼の人としての”在り方”のようなものに共鳴したところが沼の入り口でした。
④物語性(ストーリー)
4つ目の要因は、成長や、葛藤、候補生同士の絆などのストーリーです。
ここで厄介なのが、物語性の要素は実際にわかる形で描かれているものと、描かれていないものがあるということ。後者は特に、妄想して推しに思いを馳せることで脳内での単純接触効果により、さらなる沼へと私たちを誘っていく大変危険かつ、推し活の醍醐味でもある要素です。
→描かれているもの:特に篠塚くんの成長ストーリーや、橋本くんのキャラ開花などが象徴的に描かれていたように見えた。(まだまだあるけど)
→描かれていないもの:一例としては、山根くんがずっと1位で進んできた心理的なプレッシャーの部分などでしょうか。彼の最後の涙で、私はそこに思いを馳せずにはいられませんでした…
⑤信頼感(プロフェッショナリティ)
5つ目の要因は、④の物語性を通して見えてくる信頼感だと思っています。
この人なら推し続けても裏切られない感覚。アイドルとしてのリアルさ、キャラがブレない安心感。スキャンダルとかでなさそうな信頼感。
西山くんがいればチームが安定する。彼がチームにいれば大丈夫、そんな信頼感がありました。
⑥意外性(ギャップ)
そして最後に、私たちを最高に狂わせてくるのがギャップです。感情を大きく揺さぶられるため、それだけ沼度が急上昇する要因となっています。
高身長×ベビーフェイス、イケメン×涙脆い、イケメン×抜けてる、ふわふわ系×漢らしい…などなど
推しの初見では想像できなかった、中身の上品さ。
ふわふわしているのかと思いきや漢らしい一面がある。伝説の猪俣くんを抱きしめるあのシーン…✨デュ...デュフフ
以上が、推し活初心者の私が考える「推しになるまでの6つの要素」でした!
最後に本多大夢くんの沼にハマっていった軌跡を勝手に辿りたいと思います。
最推し、本多大夢沼は遅効性
日プやASIA SUPER YOUNG、タイプロのEpsiode1から原石を見つけていた審美眼をお持ちの皆さまに遅ればせながら、私はMonsterあたりから大夢くんが気になり始めていました。
初期は候補生が多く、一人一人をピックアップして彼らの人間性までを描写するのが難しかったところがありますが、菊池風磨さんが大夢くんにダンスを教えてくださったシーン当たりから、大夢くんの成長ストーリーと人間性が描かれ始め、自然と目で追うようになっていました。(風磨さん、全てはあなたのお陰です。ありがとうございます…!!)
ファイナルで最大化された本多大夢の魅力とは
◼️K-POP寄りから日本のアイドル寄りのビジュへ
>要素①ビジュアル × 要素⑥ギャップ
初期の頃のK-POP寄りの線が薄いビジュから、日本のアイドルの線がくっきりしたビジュへ。ヘアスタイルも変わり、引き算されてさらに洗練された印象になっていました。(どっちも最高🫶)
◼️猪俣君を抱きしめたMVP級の舞台度胸
>要素②圧倒的なスター性 × 要素⑥ギャップ
自分の見せ場でもあるあの場面で、目の前で泣いている猪俣君を咄嗟に抱きしめるという舞台度胸と漢らしさに骨抜きにされました。
彼の人間力という最大の魅力がスター性となって現れた名シーンとなっています。
◼️タイプロからの旅立ち
>要素④物語性
そして結果発表時には、これだけ視聴者の心を揺さぶり、鷲掴みにした彼がタイプロから旅立つことに。特に理由は明かされることなく、直後は納得のいかなさと、もう彼を見ることはできないのでは?という不確実な未来への不安に心がぐちゃぐちゃになりました。
◼️シノへの抱擁
>要素②圧倒的な人間力
エンドロールでは自分も泣きたいくらい悔しいはずなのに、メンバー加入が決まったシノの背中を「こっからだからね」と優しく抱きしめて送り出していたのです。どれだけの事を乗り越えてきたら、こんなにも温かい人間になることができるでしょうか。
彼の底なしの愛という沼に、私は気がついたらどっぷりと浸かっていました。そして抜け出したくないほどに、この沼はあまりにも暖かくて、心地よいものなのです。
最後に
さて、語り始めると長くなり過ぎてしまうので今日はここまでに。
サンプル数が自分一人なので、かなり主観に偏った考察になってしまいましたが、お楽しみいただけたら幸いです!
推しがメンバーになった皆さま本当におめでとうございます…👏✨
タイプロ、最高のエンタメコンテンツでしたね!
私は大夢君の次の活躍のステージが決まるまで、希望を持った亡霊として、彼の愛に包まれながら沼地を彷徨い続けます
それでは、ビックチャボス…!!🐈