廃墟再生1
①〈廃墟になってる空き家が見つかるまで〉
ずっと空き家、古い家を再生したいと思っていた。
でも、DYIが好きなわけでも、リフォームができるわけでもない
でも、空き家再生は子どもたちに沢山の将来の宝物になる経験と技術を学ばせてくれる。
世代間を繋げるツールになる。
国籍関係なくできる作業と空間になる。
こんなに一石百鳥くらいなことはない
そう思って、ずっと空き家再生したいんだよねぇ。空き家ないかなぁ。空き家ただで貸してくれるとこないかなぁ。知り合いで空き家あるけど使ってないから有効活用してほしいって人いないかなぁといいまくってた。
古民家買いたいの?カフェでもやるの?と聞かれたけれど、そうなの‼️と即答できずにいた。
お金がないのもひとつの理由だけど、空き家をもて余して困っている人の持ち物をこんなに素敵に使えますよ。こんなふうに変えられますよ?と提案したい。それにもっと素敵な付加価値ついちゃいますよ!と言いたかったんだと思う。
当たり前だけれどただで貸してくれるところなんてないし、かといって宿やカフェを経営したいわけじゃないから買う踏ん切りもつかずにいた。
そんなときコロナがやってきた
緊急事態宣言
子どもたちの学校は休みになって、公園も川も立ち入り禁止。遊べなくなった
でも子どもたちはやっぱり外で遊びたいし、身体を動かして遊ばせてあげたい
でもうちは狭いから走り回れないし、川原は立ち入り禁止だから入れない。山の中のアスレチックに早朝連れていって遊ばせていたら、ご年配のご婦人方に、
「こうやって、こどもを外に連れ出す母親がいるから(コロナが)広まるのよ。ニュース見てないのかしら」
と言われる始末。どこか数ヵ月間子どもが走り回っても川で遊んでも文句言われない、人里離れた使われてない家を借りれないかな....
日毎にそんな思いが強くなった
そんなとき思い付いたのが家からそんなに遠くないのに、自然溢れる大好きな場所 ''愛川町'' だ。
とあるイベントに参加させてもらってお知り合いになった方に失礼承知で聞いてみた
''空き家を貸してもらえませんか?コロナの間だけでもいいんです!!''
返信がすぐに来た。聞いてみますね❗と
何て良い方.....
結局、空き家はあるが、貸すことが難しい。実は売ることも相続などの問題でできず、放置されている空き家がたくさんあること。それが酷くなると民家と森の境がなくなり、動物が降りてきて作物を荒らされたり、山ビルの増加に繋がることも知った。
空き家再生!!!!!
やりたい やりたい やりたい やりたい
やりたかった思いを迷惑も考えずに伝えまくったところ、一緒に色々できることがあるかも知れませんね。
一回お会いして話しませんか?と話を聞いてくださることになった。