憧れるのをやめましょう:「社長や先輩への憧れだけ」で会社選びをすることは危険
大谷翔平選手のWBCの名言となった「憧れるのをやめましょう」
アメリカ代表メジャーリーグの超有名選手たちとWBCの決勝戦で日本が戦う前に大谷選手がチームメイトに伝えた言葉です。
決勝に勝つために臨む戦いで相手に「憧れてしまっては勝てない」という意味で大谷選手が発した言葉ですが、一般社会においても会社を選ぶ中で「憧れるのをやめなければならない」ことがあります。
会社選びは「憧れだけでは選んではいけない最たるもの」であると僕は思っています。
会社は社長・代表への「憧れで選んではいけない」
話題の税理士YouTuber「スガワラくん」(菅原先生)のYouTube「組織を崩壊させる問題社員の特徴:会社に採用してはいけない人」の中でも語られていますが、社長や先輩への憧れだけで会社に入社をすることは非常によくありません。
近年、カリスマなどと呼ばれる社長や起業家が目立つ世の中になっていますが、正直綺麗な部分だけがその人の人格ではありません。
社長や尊敬する先輩とはいえ、泥臭活動も当然することはあります。
入社後にキラキラしているイメージとは真逆と感じる部分も多いことの方が当然と感じます。
また大企業、中小企業に関係なく「社長の述べていることと実際の現場とズレていることも多い」です。
「社長は良いことを言っているのに実際は違うじゃないか❗️」と絶望し、退職してしまうことが特に新卒採用を行い数年は起こりやすいのではないでしょうか❓
会社に対して社長への憧れ以外の「自分にとって大切なもの」を持つ
入社のきっかけこそ、社長や先輩への憧れだったかもしれませんが、「社長や先輩への憧れだけでは仕事は絶対にできません」
その憧れが無くなってしまえば途端に仕事に対するモチベーションは下がり、時間の問題でいずれ退職してしまいます。
大切なことは社長などに対する憧れではなく「仕事を通じてのやりがい」「自分自身の成長を感じることができるか」を考えることです。
もちろん「お金」も考えなければなりませんが、会社は「仕事を通じてのやりがい」と「成長できる環境」であるかどうかが非常に重要です。
そして、人から与えられるだけでは無く「自分自身で成長できる環境を作り上げる努力」をする必要もあります。
社会は「理不尽なことが数多くある」
世間は決して「平等ではない」
憧れの社長や代表であっても人間「聖人ではない」