陰陽靴下-yin yan sox-
四月より普廻のスタッフになりました守屋 陽一朗です。今回は、普廻が取り扱っている日の出PRODUCTSのひとつ、陰陽靴下-yin yan sox-を実際に使ってみた感想を書き下ろしたいと思います。
元々私は、靴下が大の苦手。市販の靴下を履くと、微妙な締め付けであったり、どことなく心地よくない感じがあって、長い時間の着用にストレスを感じるタイプの人間でした。しかし、私は末端ひえ性でもありました。施術の仕事もしているので、手足のひえは無視できず、「靴下はひえとりに効果があると聞くが…うーん…」と思っていたところ、この陰陽靴下はまさに救世主!
今までの靴下のようなストレスが全くなく、「こんな靴下があったとは…!」と正直おどろいています。この快適さはどこから来ているのか。その大きな要因はやはり、素材の特徴にあると言えるでしょう。
陰陽靴下の素材は、内側がシルク、外側がヘンプオーガニックコットンになっています。シルクとヘンプが2層式で1足にまとまった構造になっているおかげで、それぞれの持つ良さ・機能性がうまく組み合わさっているように感じます。重ね履きをしなくても充分にひえ対策になる実感があるので、手間や締め付けが掛からないところも個人的に嬉しいポイントです。
シルクはデトックス作用が高く、身体をクリアニングしてくれるような感覚で、ヘンプオーガニックコットンは多孔質性(マスクだとより実感があります)があることで、靴下を履いていても肌がしっかりと呼吸できるような感覚が生まれています。身体【カラダ】と空気【クウキ】のよき媒介者として皮膚の呼吸を促しながら、履き心地はやわらかく肌触りが良い。今や、陰陽靴下は「毎日履きたくなる靴下」として私の生活に溶け込んでいます。
こうして陰陽靴下の感想を書いてみると、改めて「全ての皮膚は呼吸している」ことを痛感させられます。鼻口でしている呼吸と共に、” 皮膚の呼吸 ”に意識を向けてみること。日々のエシカルな暮らしのヒントは、こういうところにも現れているような氣がします。
身体は空気を通じて世界全体と交流をしていて、私たちの” いのち ”は普く廻っている。その媒介者としての皮膚と、それを包む靴下。だからこそ、身に着ける靴下はできるだけ心地よく在ってほしいもの。「エシカルな暮らしとは何だろう」という素朴な問いが私の中にありますが、その非常に具体的な一端を陰陽靴下は垣間見せてくれているように感じます。
これからも、エシカルな暮らしを求めて様々な商品の実際に感じたことを綴りたいと思います。お読み頂きありがとうございました。
守屋 陽一朗(スタッフ)