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人間椅子「踊る一寸法師」再発記念ワンマンツアーレポ:2022/4/11大阪公演2022/4/13博多公演
期間:2022.4.3(日)〜4/18(月) 全7公演
場所:青森quarter(4/3)ー札幌PennyLane24(4/5)ー仙台ClubJunkBox(4/8)ー大阪umedaTRAD(4/11)ー博多DrumBe-1(4/13)ー名古屋ElectricLadyLand(4/15)ー東京ZeppDiverCity(4/18)
各公演のセットリストとMC備忘録、感想、レポらくがきなど。
※音楽の専門的なことは知らん一ファンの個人的な所感なのでご留意されたし。
大阪公演(4/11)
18:30開場。19:15開演。21:40頃終演。
天気は晴れ。入場の集合時間は1〜100番が18:30〜。101〜200番が18:40〜。201番以降は18:50〜。
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来場者登録はFC先行はディスクガレージの来場者登録フォームの完了メールを、それ以外はGoogleフォームで登録・完了メールを提示もしくは当日その場で登録する。それが難しい人は紙で記入も可。
オールスタンディング、足元にテープで立ち位置指定あり。
最前列は、15人くらい?端っこはスピーカー前。
キャパは不明。
TRADはドリンク代の両替を1000円までなら行ってくださるし、アナウンスが明瞭でとても助かります。
大阪公演セットリスト
本編
SE新青年まえがき
モスラ
ギリギリ・ハイウェイ
夜明け前
瀆神
どだればち
時間を止めた男
泥の雨
巌窟王
踊る一寸法師
暗い日曜日
無情のスキャット
至上の唇
幸福のねじ
針の山
アンコール1
エイズルコトナキシロモノ
なまはげ
アンコール2
ダイナマイト
大阪公演感想
・こんにゃく入りタコなしタコ焼きに翻弄される鈴木さん。
・「知らんけど」を多用する和嶋さん。
・本番1分前まで「かすうどん」の"かす"が何かを議論するお三方。
大阪で「幸福のねじ」が聴けるのは大変嬉しい(ネジ屋のおやじ〜)。ツアーも折り返しで非常に脂の乗った良いライブだった。後半に入り本編最後の曲とアンコール2が入れ替わり、本編終了がいつもの通りの「針の山」となる。しかしアンコール2が「ダイナマイト」で終わると体感コンマ0秒以下で終わってしまうので置いてけぼり喰らったような気持ちに。最高の置いてけぼりですよ。
大阪公演本編
大阪にまつわるMC多め。
タコなしタコ焼きのMC
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セルフツッコミを入れる和嶋さん
![](https://assets.st-note.com/img/1665414194436-7jhOOtmqWd.png?width=1200)
「かすうどん」を議論するお三方
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始めの方で和嶋さんと鈴木さんが同時にステージ中央に躍り出ようとしあわや衝突かと思われた瞬間、鈴木さんが瞬時にかわしてそのまま和嶋さんと動きをシンクロさせるという場面があった。これが阿吽の呼吸というものなのか。
#5どだればち
和「(ギターソロを)いつもより長く弾いております!」の言葉通りどんどんソロが伸びるものの、熱のこもり方やソロの展開の幅がどんどん増していた。
鈴「津軽三味線ギターが一番うまいのは和嶋くんです!」
和「僕たちの故郷のニュアンスを入れれば何か僕たちにしかできないことができるのではないかと思って(この曲を)作りました」
#9踊る一寸法師
ライブに行って運が良いと「目が合った目が合った」と嬉しくはしゃぐ自分だが、この日この曲中に目が合った時ばかりはさすがに"怖い"と感じた。踊る一寸法師を弾き舞い乱れる間の鈴木さんはこの世にいるのにこの世のモノでなく、ゾーンに入っている状態とでも言えばいいのか、触れられない存在になっている。和嶋さんは時たま虚無の目をたたえることがあるが、この時の鈴木さんの目はギラギラと暗い炎を内奥に燃え上がらせていたようだった。
〆の挨拶
客席にベースマガジンの研ちゃんTを着ている方がたくさんいるのを見て↓
鈴「僕もおんなじ顔しよう😧」
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大阪まとめ
ツアーが進むたびどんどん練られていく「どだればち」「踊る一寸法師」のパフォーマンスが圧巻だった。大阪は会場も大きく盛り上がりやノリもよくステージとの一体感が楽しい。
博多公演(4/13)
18:30開場。19:00開演。21:30頃終演。
天気は晴れ。開場待ちはハコ前の長浜公園にスタッフさんの指示で番号順に2列に並んで待機。スタッフさんのアナウンスと列捌きが非常にスピーディーで不安がなく待てるのがとてもありがたい。ハコ横のお店がスピーカーで人間椅子を流していた。
オールスタンディング、立ち位置指定ありのマークあり。
1列12人くらい?キャパは不明。
+100円でアルコールが出ていた。常々思うがどのハコもアルコールはプラス料金でよい。酒が飲みたい人は払ってでも飲むべし。
博多公演セットリスト
本編
SE新青年まえがき
モスラ
ギリギリ・ハイウェイ
夜明け前
巌窟王
どだればち
時間を止めた男
見知らぬ世界
踊る一寸法師
暗い日曜日
月夜の鬼踊り
無情のスキャット
至上の唇
幸福のねじ
針の山
アンコール1
エイズルコトナキシロモノ
なまはげ
アンコール2
ダイナマイト
博多公演感想
・「至上の唇」ギターソロで後ろに転げる和嶋さん
・「なまはげ」で銅鑼を倒すほどパワフルなノブさん
・スピッツの「チェリー」を歌う鈴木さん
ハプニングの多い一夜だった。それだけ熱さとパワーがあったのだと思う。メンバーがとにかくノリノリでご機嫌な様子が伝わってきた。疲れも溜まってくるだろうタイミングでそれを感じさせない勢いある演奏。やっぱり人間椅子はすごいぜ!
博多公演本編
ハプニングもまたライブの醍醐味。ハプニングのリカバリーが毎度スマートなので、それすら予定調和だったかのように錯覚するほど楽しかったことの一部になっている。
「至上の唇」でのハプニング
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完全にステージ床についていたので驚いた。
「なまはげ」でのハプニング
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銅鑼が倒れて一瞬波を打ったように静かになってしまったが、一言も発さずギターの音だけで場を立て直した和嶋さんの姿がとてもカッコよかった。ベースもギターに続き、ドラムに注視。それまで以上に気迫ある音で無事曲を終えていた。
自分の知る限り博多公演でライブ中のハプニングをよく目にする。何か起きやすい要因があったりするのだろうか。珍しいものを見られて、こちらとしてはよい経験なので全く問題はナシ!
個人的なハプニング
![](https://assets.st-note.com/img/1665502321307-WPE8B1Iixa.png?width=1200)
ドキドキしました。
#3夜明け前
鈴木さんが下手ステージ端に出てきた瞬間、明るいライティングが後ろからパッと差し逆光で表情も分からないほど顔が真っ暗に見えた。ああ、夜明けを背負っているのだなと思った。眩しくて涙が出そうだった。
#9踊る一寸法師
曲後MC
鈴「僕らがこのアルバム(『踊る一寸法師』)をレコーディングしてる時、隣の部屋でスピッツもレコーディングしてたんですよ」
鈴「スピッツっていうと…♪あァいして〜る〜のひーびーきーだけで…うーん、今度カラオケで練習してきますね」
博多まとめ
鈴木さんがずっとニコニコ嬉しそうだったのでそれだけで心が豊かになりました。和嶋さんのことをよく褒めてらっしゃった。鈴「和嶋くんのつける歌詞がまたいいんだ」と「太陽黒点」の『1=0 0=1』のフレーズを口ずさんでいた。ツアー終盤を迎えてパワーがさらに増していた博多公演でした!