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陸上・大迫傑選手がfundnoteの一員に。 「アスリートと資産形成」の未来をつくる 新たな挑戦がスタート
卓越したスピードとスタミナを兼ね備え、日本の長距離界を牽引するトップアスリート・大迫傑選手が、この度、fundnoteのメンバーとしてジョインしました。大迫選手は、自身が第一線で活躍する現役アスリートでありながら「アスリートと資産形成」の未来を真剣に見据えています。
今回のコラムでは、大迫選手と代表取締役・渡辺克真のインタビューを通して、fundnoteのメンバーとなった経緯や、現役アスリートならではの資産運用に対する考え、今後の展望などリアルな声をお届けします。
プロフィール
大迫 傑(おおさこ すぐる)
1991年生まれ、東京都出身。中学時代に本格的に陸上競技を始め、早稲田大学時代は大学駅伝3冠達成に貢献。2015年春にプロランナーに転向。トラック種目では男子3000m、5000m日本記録を持つ。リオ2016オリンピック男子マラソン出場、東京2020オリンピック男子マラソン6位入賞など、数々の輝かしい実績を残している。
現役アスリートと共に拓く、投資機会の創出に期待
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—はじめに、渡辺社長にお聞きします。大迫選手をfundonoteに迎え入れた理由を教えてください。
渡辺:fundnoteのメンバーには、大学まで高いレベルで体育会の部活に打ち込み、その後、金融業界でキャリアを積んできた者が多くいます。そのため、アスリートの友人や顧客をもつメンバーも少なくありません。彼らとの交流を通して、アスリート特有の悩みや不安を耳にする機会も多く、当社としても、アスリートが現役中にしっかり競技に集中できる環境を整え、引退後のセカンドキャリアもしっかりサポートできるようなサービスを展開していきたいと考えていました。
そんな時に、昨年ひょんなことから早稲田の体育会で同期だった大迫くんと再会しました。話をしているうちに、大迫くんが「アスリートと資産形成」について深く考えていることがわかり、一緒にビジネスを進めていけるのではないかと思うようになりました。
アドバイザーのような立場であると、広告塔やおかざりのような印象になってしまい、本当に伝えたいことが伝わらないのではないか。広告塔というよりもむしろ、社内にコミットすることで、しっかり資産形成の重要性を伝えられるのではないか。と大迫くんから意見をもらい、アスリートと資産形成について真摯にコミットしようとする姿勢に感銘を受けて、fundnoteに迎え入れることを決意しました。
—これから共に歩む、大迫選手に期待していることは?
渡辺:「投資を通じて 日本を豊かに 人生をもっと豊かに」という使命は、アスリートにも共通していると思います。身近な人が勧めるからというだけで、不必要に偏った資産のポートフォリオになっているアスリートはとても多いです。大迫くんをきっかけにfundnoteを知っていただく機会が増えて、アスリートはもちろん、世の中の多くの人の人生を豊かにする一助になればと願っています。
私たちは「クリエイティブ発想で投資機会の創出をする」という価値観を掲げ、自由な発想を大切にし、責任を持ってそれを実現することで、投資家にとって本当に価値のある商品やサービスを提供したいと考えています。
大迫くんを迎えることも、この考えに起因します。これまで現役を退いたアスリートが、株式や資産形成について発信することはあっても、現役のアスリートが発信するということはほとんどありませんでした。誰もやってこなかったことをやるスタンスが会社のカルチャーでもあるので、新しいことを一緒にどんどん挑戦していければと思っています。
大迫選手が語る、アスリートとお金のリアル
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—大迫選手にお聞きします。ご自身のお金との向き合い方や、資産運用について考えるようになったきっかけを教えてください。
大迫:金額に関係なく、お金を稼いだことがある人たち皆に共通していることだと思いますが、お給料をもらって、家賃や食費などの生活費を支払ったら、残ったお金をどうするか、ということは誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。僕もみなさんと同じように、社会人一年目から徐々にいただく金額が増えていく中で、お金をどのように使っていくかということに関心が高まっていきました。
大学を卒業後、一年間は一般企業に所属していましたが、2015年からはプロアスリートとして活動をはじめました。この時、企業にいる時には分からなかったお金の動きを自分で把握するようになって、お金に対してリアルな手触りのようなものを感じるようになりました。
プロアスリートは、企業に所属する実業団ランナーとは異なり、単年もしくは複数年のスポンサー契約による報酬です。そのため、アスリートとしての収入に期限がある事を当時から意識するようになったことも資産運用を始めるきっかけになりました。
渡辺:若い頃から堅実にお金と向き合ってきたんだね!
大迫:もちろんお金の使い方は意識していましたが、めちゃくちゃ堅実かというと、そういうわけではないですよ。堅実なだけでは楽しくないと思うので、遊んだり、好きなものを買ったりということにも使っています。楽しむことに使うお金と、資産運用に使うお金、両方上手に使えばいいという考えなので。
渡辺:最初の資産運用は、不動産投資だったとか?
大迫:2017年にアメリカで不動産を購入し、2021年に約1.5倍の価格で売却することに成功しました。不動産投資の知識はほとんどありませんでしたが、現地に不動産投資に詳しい友人や、不動産エージェントの知り合いがいて、彼らからいろいろな情報を得たことで良い結果に繋げることができました。
それまでも投資に対して興味を持っていましたが、何の知識もなく興味だけではじめるのは難しいと感じていたので、当時、信用できる投資に詳しい人と出会えたことが踏み出す一因になりました。
渡辺:私の知人にもプロスポーツ選手や、社会人野球をやっている人がたくさんいますが、そうした人たちの中には詐欺の商品にだまされてしまう人たちもいるようです。投資を始めたいと思いながらも躊躇している人の中には、信用のおける相談できる人がいないことが足枷になっていると聞くことも多い。大迫くんは環境に恵まれていたので、投資という選択を選べたのかと思います。
大迫:そうですね。渡辺くんの話のように、投資話を持ちかけられたり、詐欺に遭ったりと言う話を聞くことがあります。キャッシュはあるけど、どこに投資するべきか、誰に相談するべきかわからないというアスリートの悩みもよく聞きます。 そうした相談相手がいない方にも資産運用のチャンスを広げていきたいと思うようになったことで、自分以外のアスリートの資産形成についても考えるようになりました。
大迫選手が見出した「長距離走と資産運用の共通点」とは?
—ここまで話を伺って、大迫選手は資産運用への意識が他のアスリートよりも高いと感じますがその理由は?
大迫:これは、僕自身の競技に対する考え方も影響しているかもしれません。今の時代、マラソンに限らずアスリートは結果を出す事に加えて、いかにして自分自身のオリジナリティを出していくかが重要だと考えています。僕の場合は、アメリカに渡ったことが他の選手との差別化になって、みなさんに注目していただいて、メディアへの露出が増えた時期がありました。この時、マラソンの結果だけではある一定までしか上がらなかった知名度が、自分自身の何かしらの行動で上がるということを実感しました。
こうした経験から「結果を出した際、その結果をいかにして最大化し、効果的に活用するか」を常に考えるようになりました。この考え方を稼いだお金に対しても適用していることが、資産運用の意識が高い理由かもしれません。
また、資産運用だけでなく競技においても5-10年先のビジョンを描きながら行動する事を心がけています。投資に関しての知識や計画はまだ十分ではありませんが、競技と資産運用に共通する点に気づいたことで、一層興味を持つようになりました。
渡辺:長距離走と資産運用の共通点とは?
大迫:中長期的な目標に対してビジョンを描き、その実現に向けて細かい目標を設定し、必要な知識を身につけ、リサーチしながら実践していくというプロセスは、競技と資産運用で共通していると考えています。
マラソンのレースに例えると、スタート時は期待とエネルギーに満ち溢れていますが、中盤に差し掛かると「本当にゴールできるのか」といった不安に直面する事があります。同じように、資産運用においても「この投資が本当に成果を生むのだろうか」と感じる場面があるかもしれません。しかし、その不安を乗り越え、中盤から後半にかけて冷静さを保ちながら粘り強く続ける事で最終的にゴールにたどり着ける点は、両者に共通していると感じます。
渡辺:たしかに!長い期間の中で不安を抱えながらも冷静さを保つという点は、長距離走と資産運用、両方に通じますね。
自分だけではなく、世の中の人みんなを豊かにしていきたい
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—数ある金融企業の中でも、fundnoteのメンバーになりたいと思った理由は?
大迫:渡辺くんとは、早稲田大学の体育会で同期だったという縁があります。昨年再会した時に、私が株式投資に興味を持っていることや、アスリートとしての投資との向き合い方、その可能性について考えていることをお話ししたところ、渡辺くんが深く共感してくれました。僕にとって信頼のおける仲間だったということと、「アスリートと資産形成」について同じくらい強い気持ちで考えていたということが、一緒に仕事を始めるには十分な理由でした。
また、fundnoteは「投資を通じて 日本を豊かに 人生をもっと豊かに」というミッションを掲げています。僕はアスリートとしての活動を、自分だけが豊かになるのではなく、世の中全体を巻き込んで、みんなで健康になっていきたいという想いを持ってやっているので、そうした考えとfundnoteのミッションにシンパシーを感じたという点も、メンバーとして加わりたいと思えた大きな理由です。
渡辺:私たちも大迫くんと共に、新たな挑戦ができることにワクワクしています!
—アスリートや若手経営者など、これからfundnoteで資産運用を検討している方にメッセージをお願いします。
大迫:「ランニングを始めたいけど走れないし…」と、スタートラインに立つことを躊躇される方によく出会うのですが、そういった方はマラソンのトップ選手のような高いレベルの走りを最初から期待しているから「できない」という結論に至ってしまうのだと思います。「ほんの少し走ることもランニング」こう思うと始めやすいですよね。
投資も同じです。最初から運用のプロのようにハイリターンを求めていると、理想通りとはならないと思うのですが、段階を踏んで少しずつ、と言う気持ちで始めてみるといいと思います。自分自身の挑戦のハードルを下げることで、最初の一歩が踏み出しやすくなります。
僕自身も、投資についてはまだまだこれからという段階です。しかし、現役アスリートの僕だからこそ発信できる情報や、創り出せるものがあると信じています。
渡辺:大迫くんの参画によって広がる可能性は未知数です。アスリートの方の資産形成はもちろん、社会全体に豊かさをもたらす未来を描いていますので、どうか今後のfundnoteにご期待ください。
会社概要
会社名: fundnote株式会社
設立: 2021年8月
代表取締役社長: 渡辺克真
資本金: 140百万円
事業内容: ・投資運用業・第二種金融商品取引業
・適格機関投資家等特例業務
・関東財務局(金商)第3413号
・一般社団法人 投資信託協会 加入
金商法に基づく表示等はこちらhttps://www.fundnote.co.jp/risk/