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【アンケート結果から分かる】妊娠~授乳期における食事やお酒の悩み

はじめまして。株式会社ファンデリー  マーケティング事業部の駒林と申します。

私たちは食品メーカー・製薬企業に向けて、ヘルスケア商品の売上UPやブランド価値向上のご提案を行っています。

日頃から、専門家・患者・顧客の声を集め、分析を得意としていますが、現在の案件と関係のないアンケート調査について、不定期で発信していきたいと思います。

さて、記念すべき第1回は、注目のカテゴリである『妊娠~授乳期』についてのアンケート結果です。

今回は産科・婦人科に来院された患者様やスタッフの方を対象としました。出産経験のある20~50代の方に、妊娠から授乳期に食事やアルコール摂取でどのような悩みがあったかを伺いました。

<期間> 2022年5月2日(月)~5月30日(月)
<方法> 記述式
<対象> 産科・婦人科病院に来院された患者様、勤務するスタッフで、   
     出産経験のある20~50代女性
<人数> 220名
<年代> 下記参照

<年代>  n=220

図1.年代

--Q1.妊娠前や妊娠中に食事や嗜好品の摂取について知っておきたかった情報があれば教えてください。(自由記述)

(回答者95名 すべて列挙)

<食品や料理 48名>

・おすすめの料理
・体に悪いものばかり書かれていて、いいものを知りたい。
・出産後(授乳中)の食事のアドバイス(おすすめ食品)
・授乳によって水分が失われるため、こまめな水分補給が大切になること
・好きなものを食べれるように、ダメな物のかわりを知りたい。
・積極的に摂った方が良い物、ダメな物があれば
・摂取してはいけないもの
・胎児への栄養
・食べても良いもの、カフェインレスの飲料
・食べられなくなりやすい食材、摂取量の目安
・つわりの時の栄養
・テールスープ、ワカメスープ、牛乳
・どういうものを摂ればよいか?甘い物はとってもよいのか?
・どれくらいなら飲んでも大丈夫なのか(量)
・どんな食品を摂取したら良いのか栄養についての知識を知りたかった。体重コントロールを適切にする為の食事内容
・何を食べたら良質な母乳がでるか。
・妊活中はどのようなことに気を付けるべきか知りたい(葉酸の大切さ等)
・妊娠中に貧血になってしまった為、どのようなものを食べればいいか知りたい。
・妊娠中は免疫が下がっているため、モッツアレラチーズなどに注意が必要なこと
・貧血に強い食事
・母乳量が増える食べ物
・コカ・コーラ
・果物
・果物
・甘い物
・甘い物
・甘い物や間食の摂り方
・野菜
・野菜
・野菜
・苦い物
・苦い物
・お刺身や生肉など普通に食べてしまっていたので、妊娠中良くない事を知っていればよかった。サプリメントとか全然飲んでいなかった。
・食塩
・食塩
・辛い物は大丈夫か?とか。コーヒーは1日5杯までと言われたが・・・果たして本当か?
・アルコール、カフェイン
・アルコール、カフェイン
・カフェインの摂取量
・カフェインの摂取量
・カフェインの摂取量、全くダメなのか少しならいいのか。それを摂取した場合、何がいけなかったのか
・辛い物
・トキソイドに対する抗体がなく、生活や肉製品の制限があったので、妊娠前に知りたかったです。
・生魚がダメなこと(刺身)
・魚・刺身、お寿司は全くダメなのか、少しなら良いのか
・妊娠中、マグロが良くないのは知らず、食べていた
・アルコール、添加物
・妊娠中にアルコールを飲んではいけない理由

<栄養素 22人>
・栄養関係の事
・栄養等、摂取した方がいいものなど知りたい
・含水炭素
・食物繊維
・脂肪
・脂肪
・鉄分を沢山摂る(思っているよりも多く鉄分が必要)
・妊娠中とそれ以外で1日の摂取カロリーは変わってくるのか。
・妊娠中に過剰摂取に注意する栄養素があること
・妊娠に伴って摂取を増やさなければならない栄養素と、それらの上手な摂り方について
・必要な栄養など
・ビタミンD
・ビタミンDのこと
・たんぱく質
・たんぱく質
・たんぱく質
・サプリなど摂った方がいいものや、逆に摂取するなら気をつけた方がいいものなど。
・サプリメント、必要は栄養分
・サプリメントのこと
・葉酸などのサプリメントについて知りたかった
・葉酸や便秘改善などサプリメントについて。
・妊娠前からバランスの良い食事、食習慣を身につけることが大切だということ

<子供への影響 5人>
・アレルギーに影響した母乳がでるかでないか。
・アレルギーに対する情報
・お腹の中にどう影響するのか
・食べる物の子への影響について
・たらこやすじこ、鯖などは子供がアトピーになる??→二人ともアトピーになった・・・。

<その他 19人>
・エコチルの調査のビスフェノールAの死産2倍のデータについて何を避けるべきか
・だるい
・つわり
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・特に悩んだことはなかったように思う。
・なし
・なし
・無し


多くの方が食事について悩んでいた事があらためてわかりました。情報が溢れる世の中ですが、アルコール・カフェイン・サプリメントの摂取方法や、アレルゲン摂取による胎児への影響など、疑問を抱えて過ごされていたことが伺えます。





--Q2. 授乳期の悩みや止めるタイミング等、どこから情報を得ていましたか?(複数回答可)

n=220

図2.授乳期の情報源

<インターネット48名>
たまひよ(2名)、ベネッセ(2名)、yahoo知恵袋(1名)、YouTube(1名)、インスタグラム(1名)、たまひよ・ウィメンズ・ベネッセ(1名)、キーワード検索(40名)

<雑誌15名>
ひよこクラブ(7名)、たまごクラブ(1名)、たまごクラブ・ひよこクラブ(1名)、たまひよ(1名)、無記名(5名)

<その他32名>
ミールタイム栄養士(23名)、保健師(3名)、子育て支援センター・児童館の保育士(1名)、市の健診(1名)、助産師(1名)、乳児健診(1名)、悩み無し(1名)、無記名(1名)


授乳に関する悩みは、知人・友人、家族など身近な頼れる経験者に相談することが多いようです。次に多いのが、看護師、医師、管理栄養士といった医療従事者。正しい知識や最新情報は、通院時に専門家から得ると安心です。

今回は複数回答可で回答をいただきましたが、「ミールタイム栄養士」が23名いらっしゃったことがとても嬉しかったです。





--Q3.授乳は下記のいずれで行いましたか?

n=220

図3.母乳と育児用ミルクの選択

53.6%のお母さんが「母乳と育児用ミルク」を併用していました。

次に多かったのが「母乳のみ」で38.6%でした。理由として、①お子さんが育児用ミルクを嫌がった ②母乳が十分に出るので母乳だけで間に合った ③育児用ミルクが心配だった ④母乳の方が子供の免疫のためによいと思った と自由記述で回答をいただきました。

「育児用ミルクのみ」の方は7.8%でした。①母乳が出なかった ②服薬中のため母乳を飲ませられなかった ③保育園に預ける関係で育児用ミルクのみだった と回答をいただきました。





--Q4.授乳を止めた時期について、当てはまるものをお選びください。

※お子様が2人以上の場合、第1子についてご回答ください。

n=220

図4.授乳を止めた時期
図5.授乳を止めた時期(回答数上位)


授乳を止めたタイミングは、「母乳」「育児用ミルク」とも1歳が一番多く、続いて母乳が1歳3ヶ月、育児用ミルクが1歳6ヶ月でした。

母乳と育児用ミルクでは授乳を止めるタイミングにおいて大きな違いはなく、終了に向けて区切る意識をもって進めている傾向がみえました。



--Q5.妊娠前に良く飲んでいたお酒は何ですか?(複数回答可)

n=220

図6.妊娠前に良くのんでいたお酒

飲酒習慣率の変化

出典1:ニッセイ基礎研究所 さらに進んだ若者のアルコール離れ(図表3)

49%(107名)の方が、妊娠前にお酒を飲まれていました。ニッセイ基礎研究所のデータによると、飲酒習慣のある女性は20~29歳で3.0%、30~39歳で10.2%となっています(2017年調査)

「飲酒習慣の定義」は週3日以上、清酒に換算し1日1合(180ml)以上です。ビールに変換すると(500ml)、缶チューハイ<Alc5度>は(520ml)となります。

女性で週3日以上、かつビール換算で500mlを飲まれる方は多くないように思います。データやアンケート結果から推測すると、20~29歳は3.0%、30~39歳の方は10.2%の方が飲酒習慣がありますので、ざっくりとした数字ですが、約40%の方が「飲酒習慣」と「飲まない」の間に位置するライトに飲酒される方と考えられます。




--Q6.授乳期の”アルコール摂取”について教えてください。

n=199(無回答を除外)

図7.授乳時のアルコール摂取



授乳中にアルコールを飲まない方は82.9%という結果でした。また、55.8%の方が、授乳のタイミングで全く飲まなくなったと回答しました。
今回は妊娠時のアルコール摂取について質問しませんでしたので、妊娠のタイミングで既に飲まなくなった方も一部含まれると思われます。




--Q7.授乳期にアルコールの代わりに飲んでいたものはありますか?(複数回答可)

n=98(無回答を除外)

図7.授乳時のアルコールの代わりに飲んでいたもの

【代わりに飲んでいた商品名】

(回答者32名 すべて列挙)

<ノンアルコールビール 15名> 
アサヒドライゼロ(3名)、オールフリー(2名)、キリンフリー(1名)、オリオンのノンアルコールビール(1名)、ゼロイチ(1名)、ハイネケンゼロ(1名)、無回答(6名)

<ノンアルコールカクテル 5名> 
のんある梅酒(1名)、のんある気分(1名)、不明(1名)、無回答(2名)

<ノンアルコールチューハイ 4名> 
酔わないウメッシュ(2名)、ハイボール(1名)、無回答(1名)

<ノンアルコールワイン 2名>
ノンアルでワインの休日(1名)、店頭でスパークリングワイン(1名)

<その他 12名>
ジュース(2名)、炭酸飲料(2名)、炭酸水(2名)、煎じた漢方茶(1名)、コカ・コーラ(1名)、水・お茶(1名)、炭酸水・コーラ・CCレモン(1名)、CCレモン・ウェルチ(ピンクグレープフルーツ)(1名)、ジュース・カフェオレ(1名)


ノンアルコール商品は充実してきましたが、移行ができていない状況からアルコールの代わりにはなっていないようです。(今回は年代、出産時期を考慮しない調査だったため、まだノンアルコール商品が市場に少なかった可能性もありますが)

67.3%(66名)の方がアルコールの代わりになるものがないと回答されていることから、ノンアルコールの大きな市場が眠っていると言えます。同時に、スイッチが出来ない場合、お酒離れにも繋がるため、お酒を製造する企業にとっては重要な課題と言えそうです。



--Q8.妊娠中や授乳期にお酒を飲みたかった度合について教えて下さい。

n=198(無回答を除外)

図9.妊娠中・授乳中にお酒を飲みたかった度合い

Q6でご覧いただいた通り、妊娠・授乳をキッカケにお酒を飲まなくなる方も増えますが、飲みたいと思っていた方が32.4%いらっしゃいました。

一方、全く飲みたいと思わなかったという方が55.5%、飲みたいと思わなかった方が12.1%でした。合計で67.6%になります。Q5で元々飲んでいなかった方が51.3%(113名)でしたので、無回答の方を除いても21人の方が飲まない方向に進んだと言えます。



--Q9.妊娠・授乳期のお母さん自身の食事や嗜好品の摂取について、我慢したこと、辛かったこと、困ったことがあれば教えてください。(自由記述)

(回答者109名 すべて列挙)

<食事の制限61名>
・煙草を止めた。カップ麺を食べなかった。アルコールを我慢した。
・油っこい食事は控えていました。減塩にも気を付けていました。
・食塩
・妊娠8か月で妊娠高血圧になり、塩分制限が辛かったです。日ごろからカロリーより塩分やビタミンなど、もっと気にかけておけば良かったと感じました。
・油分の多いもの、辛いもの、甘いものはあまり良くないと聞いたので我慢しました。
・辛い味を避けていること。
・辛い物が好きだったので、控えていた。後はあまり辛いとは思わなく、ストレスフリーでした。
・食事制限をしたこと
・体重が増えすぎてしまったので、食事制限が辛かったです。コーヒーが飲みたかったけど、カフェインレスがあまり売っていなくて、苦労しました
・体重コントロールで、食事量の制限があり辛かったです。悪阻で食事が作れない時の調理方法等分かれば良かったと思います。
・体重を増やさないように色々やり過ぎた。子供が小さかったので、適度に増やせば良かったと思う。
・体重を増やしてはいけないと、食べないように食べないようにしていた。体重計に乗るのが怖かった
・油の多いものを食べ過ぎると胸が痛くなるため、食事の内容に気を使える必要があった。
・油ものや甘いものが好きでしたが、母乳に良くないと聞いていたので我慢して辛かったです。
・アルコールとカフェインありのコーヒーを我慢したこと。授乳期に洋菓子を食べて張りがひどく、つらかった。
・コーヒーとお酒以外は普通に摂取していました。
・お酒よりコーヒーの我慢の方が辛かった
・お酒やお刺身、生もの、カキなど好きなもの、好きなだけ食べたい。
・甘い物やコーヒー、紅茶を我慢したのが少し辛かった
・カフェインを摂らないように、なるべくデカフェを飲んでいた。
・コーヒーが飲めなかった
・コーヒーが飲めなかったこと。ついつい食べ過ぎてしまったりする時にストレスを感じた
・コーヒーをノンカフェインにしていた
・コーヒーをやめるのが大変だった。
・周囲が自分の気を使って切れて一緒に飲まないようにしてくれました。生ものが食べられないのが辛かったです。
・妊娠中、生ものが食べられなかったのが辛かった。飲酒についてタイミングを見て飲みたかったのに、周りに止められるのが辛かった。
・アルコールが好きな時に飲めない事が辛かった
・アルコールを少しなら飲んでも良いと聞いた事があるが、少しがどれくらいなのか、飲んだ後の母乳は絞った方が良いのかよく分からず、とりあえず飲まない様にしている。具体的に教えてもらい、早く飲みたい。
・栄養を考えて、嫌いなものも積極的に摂取した
・お酒が飲めなくなったのは少し辛かったです。
・お酒はいつでも飲みたい
・少しお酒は飲みたかったのですが、ノンアルコールでも、気持ち的に飲めなかった。我慢したのは少し辛かった。
・魚
・刺身など生ものが食べられなかったのがさみしかった
・大好きな生ものを控える事が辛かった。マグロも量を守ればいいと聞いたが、具体的な量が分かりにくくて困った。チーズも焼けばOKなのか・・・どうなのか・・・
・チーズや半熟卵、刺身を我慢していた
・生の食物を我慢していた
・生ハム食べたかった
・生ものが好きだったので、食べられなかったのが辛かった
・生ものの摂取を控えるのが辛かった
・生ものは極力控えたので、我慢はしてるなぁ・・・という感覚位で辛いとまでは思わなかった。
・妊娠中、生ものが食べられないのが辛かった
・ローストビーフ、ステーキなど、ミディアムレアの物が禁止された。貧血もあった為、食事にも気を遣い、つわりもあり、食べられる物が少なかった。つわりの他にも妊娠中期~後期にかけて、食べてもすぐ(少量)満腹になり、Dr.より勧められた量を摂取出来ていなかった。
・お刺身やアルコールをやめること、コーヒーを控えることがつらかった。
・甘いものを我慢すること
・果物
・コカ・コーラ
・コカ・コーラ
・授乳中に生クリームなどを食べると、乳腺が詰まってしまうと聞いたので我慢していた。
・糖分を摂り過ぎない様に医者から言われていたが、生クリーム系がどうしても食べたくて、適量にするのが辛かった
・生クリームやケーキ、プリン
・母乳だと甘いものを制限するように言われて辛かった。
・甘い物
・甘い物
・甘い物(チョコレート)がとにかく食べたかった。食べるとすぐ体重が増えたので、体重管理が難しかった
・甘い物を食べたかった
・母や義母などの世代の人に、甘い物は食べない方がいいとか言われた事で、ストレスを感じた
・食事量を増やしすぎないようにする。鉄分をたくさんとる。
・好きな物を好きなだけ、食べられないのはつらかった
・脂油が多い物は避けていた。(乳腺炎に繋がる為)
・油っこいものは食べたくなかった。

<つわり15名>
・お腹が空くと吐き気があり、食べてばかりいたので、体重が増えた
・出産するまでつわりがあり、食事摂取に苦痛だった。
・食べづわりで体重管理が難しかった
・つわり
・つわり
・つわりが酷く、嘔吐→食べる→嘔吐を繰り返していた事が辛かった
・つわりの時期に食べやすいもの
・つわりの時の食事がつらかったです。
・妊娠中つわりがひどく食事がとれず辛かったです。
・吐く
・吐く事
・吐く事
・吐く事
・嘔吐
・だるい

<その他26名>
・亜鉛不足になり全ての食べ物が苦く感じた。食事が楽しくなかった。
・我慢することはなかったが、そもそも忙しくて食事を満足に摂る暇がなくつらかった。いつも離乳食の残り物だった。
・子供中心の生活になり、自分の食事は後回しになり、インスタント食品ばかりになっていた
・自由に食事出来なかった事
・授乳しても泣き止まない時間が長く感じました。
・食事が思うように取れなかった。
・納豆が食べられなかったが、食べられるようになった。
・妊娠、授乳期では、アルコール、コーヒーは控えるようにしていたが、それ程つらかった記憶はないです。
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特になし
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・特に無し
・無し
・なし
・なし
・なし
・なし
・なし


つわり時の食欲減や吐き気、好きなものを食べられない苦しさ、体重コントロールによるストレスなど、多くの方が辛い経験をされていました。
職場・ご家庭でサポートする環境をつくっていきましょう。





--Q10.妊娠前は飲酒をしていて、出産後の飲酒習慣について教えてください。

n=101(無回答を除外)

図10.妊娠時にアルコールを止めていた方のその後の飲酒習慣


妊娠、授乳期を経て、妊娠前よりも「お酒の量が減った方+飲まなくなった方」が61.3%いらっしゃいました。一度飲まなくなると飲まない生活リズムに変わるようです。

お酒を販売する企業としては、妊娠を機にお酒離れが進むタイミングこそがマーケティングにチカラを入れるポイントと言えそうです。例えば、出産後のお母さんに「ノンアルコールと栄養豊富なおつまみ」をセットでプレゼントする文化やイベントを確立させることも一つの案だと思います。




▼まとめ
今回のアンケート調査で印象的だったのは、妊娠を機にお酒離れが進むことです。嗜好品はなかなか止められない方が多い中、お酒を飲まない生活が日常になったという方が多いことに驚きました。

出産時期はお子さん中心の生活になり、自分の食事がおろそかになるなど、お母さん自身の制約が多くなります。また、食事や授乳に関する悩みが増え精神的にも不安定になります。

出産タイミングのお母さんへのマーケティングは、悩みや不安の声を丁寧に拾い上げることが重要です。私たちも、よりよいご提案を通して健康的で楽しい社会環境づくりに貢献したいとあらためて感じました。


アンケート実施にあたり、産科・婦人科病院の医師、管理栄養士、看護師の皆様に、患者様へのお声がけ等をご協力いただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。