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介護予防に効果的な「how to」を知る小学生はどこにもいない

言葉にすると受け入れないといけなくなるからどうもしても先送り癖がついてしまうのもわかるし、できることなら他の誰かが一歩踏み出すのを見て安全を確認してから行動しようって気持ちもわかる。

だけども、そのスタンスを続けていても傷は癒えないので勇気を出してまずは言語化していった方がいい。


介護施設がまだ眠らせているチカラ

ナメック星の長老に潜在能力を引き出してもらったクリリンのように、本人がまだ気付いていない秘めた力が眠っていて、これは施設や事業所といった人以外のモノにも当然あてはまると思っている。

巷で話題の【介護】に対してもそうで、地元の人達がどこまで知識があるのか、もっと言えば、知恵レベルにまで高めている大人はどのくらいいるのか?と言えばお世辞にも多くはない。

となると当然その子供たちは【介護】から一番遠いところに位置している。

つまりはこう。

風邪予防に効果的な「うがい手洗い」は小学生でも知ってるけど
介護予防に効果的な「how to」を知る小学生はどこにもいない。


この事実に対して介護施設が向き合っていくと『まだ眠らせているチカラ』が覚醒するんじゃないだろうか?(というか、すでに覚醒している現場を目撃してるからチカラは確実に存在するんだけど)

子供たちを介護から遠ざけない

たとえば、学校から帰ってきた子供に対して「お菓子はうがい手洗いしてからね」と母親が日常的に言うようのと同じように、お盆や正月に帰省した孫から「ずっと一緒に遊びたいから、ちゃんと○○してね!」とじいちゃんばあちゃんが言われる日常があれば、坂道を下り切ってしまう少し手前で何かしらのストップがかけられたかもしれない。

その何かが何なのか?についての答えは介護施設が一方的に導いていくよりも、その施設のある地元の人たちと一緒になって歩を進めていく中で手探りして見つけていける方が(不謹慎な意味じゃなく)面白いと思っている。


だから最近はそんなイベントばかりを仕掛けている。

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藤見 ひでゆき
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