【デイサービス】なぜ、あなたの営業活動が長続きしないのか?
どうも、こんにちは藤見です。
最後に1つお知らせがあるのですが、まずはその前に、皆さんのデイ現場で次のような問題はありませんか?
「事業を継続させるには新規集客が欠かせない」と、自分もスタッフも頭では理解できているのに、なぜか営業活動が続かない・・・
今日はまずこの問題の原因を2つお伝えします。
営業活動が続かない2つの原因
僕がこれまで全国のデイサービスや介護施設のコンサルを続けてきた経験から言えることは、
原因1:人は見られていないと頑張らない。
そして、
原因2:ひとりが専有する情報が多すぎる。
この2つが原因となっているケースをよく見かけます。
単発の営業研修に参加したスタッフが一時的に営業意欲(モチベーション)を高めたとしても、数ヶ月には営業活動のエネルギーが小さくしぼんでしまって、最後には活動自体からフェードアウトしていく。
そうなってしまう現場(またはスタッフ)に言えるのが、1つ目の「人は見られていないと頑張らない」ということが当てはまるように思います。
この一文章だけを読むと、なんとも情けない原因ですが、実際によくあるケースです。
もし、彼らが一流のアスリートや経営者だったなら「人が見てないから練習する気にならない」とか「事業を継続させる意欲が続かないよ」なんてことには決してなりません。
目的や目標達成のために「過程」が重要だと理解しているからこそ、その過程に手を抜いたり怠惰な状態でダラダラと続けることはないでしょう。
ちなみに、僕は営業活動も同じだと思っています。
というのも、強い目的意識や目標を持っている人が営業活動に関わっていれば、誰も見ていなくても手を抜かずに最後までやり遂げます。
(決して数は多くないですが、僕のクライアント先には実際にこうした優秀な人材がいます)
でも、
やっぱりそんな優秀な担当者がゴロゴロいる組織や会社は稀です。
だから経営者の方は「どーしてウチには優秀な人材が入ってこないだろうか」なんて愚痴をこぼしてはダメです。
事業所にとって本当に都合が良くてめちゃくちゃ優秀な人材がある日突然向こうからやって来る、なんてことは(絶対と言っていいくらい)あり得ません。
もはや宝くじに当選するほどの難易度だと思いますので、そこはもう腹をくくった方がいいです。
でも、勘違いはしないでください。
僕は普通のスタッフが【戦力ゼロ】だと言っているわけではないです。
ごくごく普通のスタッフさん、そんな人たちが一気に覚醒してガンガン営業に出て、次々に新規案件を獲得してきてしまう。
そんな光景は何度も見ていますし、作ってきました。
ただ、作り方には少し工夫が必要です
その工夫というのは、「人は誰かが見ていれば、いつもより少し頑張れる」といった性質を利用して営業活動を設計することです。
「ん?それってどういうこと?」と思った人は、一度自分の胸に手を当てて過去の様々な「行い」を振り返ってみてください。
一度くらいはキョロキョロと周囲を見渡して、辺りに誰もいないから「ま、いいか・・・」と、思わず魔が差しそうになった経験があるのではないでしょうか?
「何が?」とは言いませんが、今まで何十年と生きてきて、こうした感覚に一度も心当たりがない人っていないと思います。
さて、そのようなシチュエーションにいる場合、あなたはどのような行動を取るか?
きっとその場に自分以外の誰かがいたら・・・「ま、いいか」とは、なりにくいですよね?
「(人が見ているから)しっかりしなきゃ」のように心や考え方が正常に働く可能性は高いですよね?
つまりは、
こうした心理を前提として営業活動を設計しておくことができれば、「もう営業しなくてもいっか、今日はやめてもいっか」というように活動がフェードアウトしてしまうことはかなりの確率で防げます。
というわけで、
営業活動が続かない原因1を潰したいなら、営業に関わるスタッフが「ま、いいか」と思える環境ではなく「ここはしっかりやろう」といった心の動きを作れるように設計してみましょう!
という話でした。
(原因の2つ目はまた次の機会に書きますね)
では、お知らせです
大阪ケアウィーク’23に登壇します
少し前置きが長くなりましたが、11月の大阪ケアウィークに登壇することになりました。
僕は11月30日に皆さんの前でセミナーをします。
ちなみに、内容は今日話した「これらの原因をどうやって解決するのか?」といった一歩踏み込んだ話をします。
なので、興味のある方は11月30日の13時20分からの【デイ・在宅事業者向けコース】に参加申込みをしておいてください。(下にリンク置いておきます)
当日の会場はインテックス大阪なので結構大きい場所です。
関西圏の方や当日お近くにいらっしゃる方、または藤見を生で見てみようという奇特な方はぜひ会場でお会いしましょう!
待ってます。
それでは、今日はこの辺で。