【With コロナ時代の適職】仕事選びの4つの落とし穴とは?
初めてまして、きよです。
初めてnoteに記事を書いてみるのですが今日は最近読んだ本「科学的な適職/鈴木裕著」から学んだことについてまとめていきたいと思います。
少し長いですがたった5分ほどこの記事を見れば本の要点が分かる内容になっているのでぜひ読んでみてください!
今回はこの本の要点を2つ分けてお伝えていきたいと思います。
① 仕事選びの4つの落とし穴
② 仕事選びの7つのチェックポイント
この記事は「①仕事選びの4つの落とし穴」について紹介していきます。
というのもこの記事を書いている今は2020年4月23日。
コロナウイルスにより緊急事態宣言が出ている真っ只中です。
学校に通えなくなって人、会社にいけずテレワークをしている人、やむ追えず休業しなくてなならなくなって人、はたまた会社が倒産してしまった人...
良くも悪くも大きく時代の流れが変わっていっていて、今までの仕事の選び方に後悔していたり、これからどうしたらいいのだろう?と模索し始めている人が多いのではないでしょうか。
このコロナ騒動が終わりアフターコロナを迎えた際に、どんな生き方を選んでいけばいいのか?
また、今はWithコロナという考え方さえも出てきています。
Withコロナという考え方は、コロナウイルスの騒動が落ち着くことはなくむしろコロナと共存していく時代が訪れるのではないかという考え方です。
なるべく直接会わず、テレワークやなるべく家にいながら仕事もプライベートも過ごして行かなきゃいけない時代を迎えなきゃいけないかもしれないという可能性もあるということです。
また、終身雇用が崩壊しいっており医療の発達によりこれからは人生が100歳まで続く時代。
1つの会社で仕事をし続けるのではなく、複数の収入源を持って働くという考え方がよりスタンダードになりつつあります。
人類がこれから迎えようとしている時代はまったく過去に前例がない時代なのです。
そのため、今までの常識にとらわれずに時代に合わせて変化していく力がより求められてきていますね。
前置きが長くなりましたが、そんなこれからの時代を生き抜くために「適職」を見つけだすコツを今回は伝授します。
ところでなんですがそもそも「適職」って何なんでしょう?
今日お伝えする適職の定義は「あなたの幸福度が最大化される仕事」です。
幸せの感じ方は人それぞれかもしれませんが、あくまでも科学的なアプローチで出たデータや学術論を基づきどんな観点で仕事を選んで行けばより幸福になれるのか?をお伝えします!
まずはほとんどの人が適職を探すときに陥りがちな4つの落とし穴について紹介します。
落とし穴その1:好きな仕事を選ぶ
これを見たときに「そんなことないでしょ!」って心の中で突っ込んだ人がいるかもしれないですね...
でも実は仕事選びの最大の幻想はその仕事の内容が好きかどうかで選ぶことなんだそうです。
ある学校で難解な論文を学生に解いてもらう実験をおこなったそうです。
その実験をおこなう前に学生を適合派と成長派の2つのタイプに分けて論文を解いてもらいます。
適合派は、自分がやりたい事をまずやってみるというタイプ
成長派は、与えられた事をとりあえずまずはやってみてから変化していこうというタイプ
その実験の結果、成長派のタイプの学生の方が最後まで難解な論文を解く力を持っている人が多いという実験データが出ているそうです。
事実、好きな事を仕事に選んだ人の方が仕事への理想が膨らむことが多いので離職率が高くなっているようです。
自分の好きな仕事を選ぶという事は幸せへの近道ではないようです。
落とし穴その2:収入で仕事を選ぶ
もっと収入が高い仕事につけば今より幸せになれるのに...
そんな事を考えた事が1度はありませんか?
実は収入も幸福度にはそれほど関係がないようです。
年収が400万〜500万の人はそこから収入が上がっても幸福度はそれほど変化しないというデータが出ているようです。
また、年収が800万を超えたあたりからはどれだけ年収が上がっても幸福度はほとんど上らなくなるようです。
つまりある程度の収入は幸福に関係はしているが、お金持ちになればなるほど幸せになれるというわけではないようですね。
落とし穴その3:伸びる業界や業種で選ぶ
これからこの業界が伸びるからこの仕事が良いよ!
やっぱりどんな時代も公務員が安定!...これもよく聞く話ですね。
ところが世界中の優秀な専門家たちが30年後の世界の経済状況を予測したとしたとしてもその正答率は50%以下...つまり素人の予想と変わらないそうです。
確かにこれから不動産が来るぞ!と思えばオリンピックが延期になったり大手の会社でも急に倒産したりと時代はどんどん未来を予想するのが難しくなってきてますね。
どんな業界にいても安定を得ることは簡単なことではないみたいですね。
落とし穴その4:楽かどうかで選ぶ
楽な仕事の方が絶対いいに決まってる!...と思われがちですがどうやらこれも違うみたいです。
実は人間にとって適度なストレスが幸福には必要不可欠なようです。
これはゲームに例えると分かりやすいんですがずっと延々と草むらでスライムを倒してるRPGって何も楽しくないですよね...
難易度もスキルも低い作業を人間はずっとしているとどんどん無気力になっていくようです。
かといって難易度が高すぎて全然倒せないラスボス級の敵がいきなり出てきてもストレスが溜まりすぎてしまいます。
スキルと難易度のバランスが取れていてできそうだけどやれるかどうか分からない事に取り組んでいる時が1番集中して楽しくいられるようです。
どうでしたでしょうか?
ここまで読んだ人は「じゃあどうやって仕事選んだらいいんだよ!!」って思っている人が多いんじゃないでしょうか。
次回は、それを踏まえて適職を見つける際の7つのポイントについて紹介していきたいと思います。
それでは!
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