【ふなログ618】「あそこに登りたい」そんなシンプルな自己中な衝動。人生変えるとしたら、まさにソレって話。
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高い場所に登るためには、
登るための手段が必要だし、登っていかなければ登れない。
しかし、
それが一段一段でなければならない決まり事はない。
一段抜かしで登りたければ登ればいいし、
二段抜かしだって三段抜かしだっていい。
けど、一番大切なのは、
「あそこに登りたい」と思った理由なんだな。
人生は、
そんなシンプルな衝動で案外切り拓かれていく。
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「登りたい」と思った理由が
どんなに世間知らずであろうと、
どんなに荒唐無稽であろうと、
正直に動いた心と衝動を殺してはならない。
カッコつけた理由でなくても良い。
立派な理由でなくても良い。
あそこに「登りたい」と心を動かしたあの衝動。
不純な動機であっても構わない。
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そこに至る階段、ハシゴ、
今なければこれから用意すりゃいいし、
自分の中に材料なければ、外から集めればいいよね。
え!?それってイイ加減っすか?
まぁ、大きな会社の事業計画とかなら、ちょっとやばいかもしれないけど、
自分個人の生き方なら、そのくらいの良い加減、
良い湯加減くらいがちょうど良いのでは?
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高い場所に登るために、
いま材料揃っていなくて仲間が揃っていなくて、
悲観してしまうのは短期間で見積もっているから。
数年単位の取り組み、と腹を括れば何とかなるよね。
くらいで、ちょうと良い。
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高い場所に登るために、
そう簡単に道筋が見えないからこそ、
探す楽しさもあるし、予想外のマニアックな道が見つかったり、
難しいパズルが
一気にシャキーンと解けたような快感も味わってしまう。
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だから、目標は高く。
しかし「こうなりたい」という願望は正直に。
「世の中ナメている、ボケ」と言われるのを恐れちゃいけない。
変にそこで賢くなったフリをしていたら、飛躍も跳躍も有り得ない。
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バカにする奴はさせとけばいい。
道は後からついて来るから、それを後付けで証明させた者勝ち。
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さて、ここまで書いたことは、
「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」
引用元:『ジョジョの奇妙な冒険第一部』ばりに、
去年末
「俺は会社をやめるぞ!皆さん〜」
的な宣言をしたことに掛けています。
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しかし、そもそも何を売っていくのか?
も決めていない、資金も全然ない。
「ナメてんのか!コラ!」という声なき自分ツッコミで
萎縮してしまっておりました。
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しかし、
ここで「そもそも、自分はどうなりたい?」
「そもそも、自分はどんな生き方をしたいの?」
ということを思い返すと、
・自分の名前で仕事を頂き、お役に立てるようになりたい
・自分が提供するものに価値を見出してくれて感謝してくださるようなお客様に囲まれて、がっぽり稼ぎたい
・稼ぐのは何で?って、安心して好きな食事を楽しみたいし、大切な存在を守りたいから。富士山も登りたいしね。
・もういい加減に、他人が決めたルールの範囲内で仕事をするのは卒業して、自分で決めたルールで仕事をしたい。
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もう、自己中極まりない(笑)
そんな動機ばかりです。
「世の中人のため」というのは二の次です。
ただ、それを実現させるためには、
間違いなく人との関係性に恵まれている必要があり、
「利他」という観点は不可欠でしょう。
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そして、
そこに「今出来るのか?」という視点もない。
今の自分を完全に棚に上げていますし、
あらゆる制約を取っ払っています。
しかし、
そういうところから始めない限り、
「どうやって実現させるか?」
すら不可能になると思うんですよね。
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最近の私は、
そんな「どうやって」ばかり視点が硬直してしまい、
エネルギーがすり減り気味だったのですが、
一番必要だったのは、
そんな「自己中な衝動」を思い返すことだったんですよね。
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思えば、
去年富士山に3回登頂チャレンジしたのも、
オンラインセミナー開催したのも、
いきなり大阪に招かれてイベント開催しちゃったのも、
いづれも「自己中な衝動」がそうさせたものでした。
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「あそこに登りたい」
そんなシンプルな衝動でした。
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そこから探して用意するハシゴは、
スモールステップなやつがいい。
いきなり、
大股歩きはやっぱキツいし戦意喪失してしまう。
小幅であろうと時間をかけてでも、
じっくり堅実に登っていく。
しかしその前に
「自己中な衝動」を忘れたら、
大きな目標など叶えようがない。
手段とか数字よりもずっと大切なことです。
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・・・ということを、
今日久々に揃ったメンバーで開催した
zoomの「荒唐無稽な目標を叶える会」
で気づかせて頂きました。
メンバーの皆様、本当に有難うございます。
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現実見るのは大切だが、
そもそもの「あの時の自己中な衝動」
これがなければ始まりません。
それが何よりも
「種火」であって、エンジンの着火点となるのだから。
ここからキックスタートです!
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。