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【ふなログ617】酒の嗜み、人生の嗜み。そこには語彙力。
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金曜の晩は
友人のお誘いで「日本酒を楽しむ会」に参加。
奈良県の日本酒を数種類飲み比べ。
(お誘い頂き有難うございました!)
普段日本酒はほとんど飲みませんので、
飲み比べして
「違いがわかる」ほど味が分かる訳でもなく、
「辛い」「甘い」「フルーティ」「香り」「飲みやすいか」
といった要素?で比べることが出来る程度。
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そんな味わい方で、
趣(おもむき)も理解できず何も語ることもできず、
お酒好きな人に対して
失礼な飲み方しかできない私ですが、
お酒とともに頂く食事は好物以外、何物でもありません。
とても美味しく頂きました。
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そんな飲み方しかできないので、
ウンチク語ることなく、グイッと飲み始め、
繰り返して酔いが回る。「酒を嗜む人に失礼・・・」
いや、そんなほろ酔い状態で、
語る話、聞く話を楽しむのが私の酒の楽しみ方。
だから、
自分の中で良かったことにしてしまう。
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人にはそれぞれの楽しみ方がある。
人生も人それぞれの楽しみ方がある。
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しかし、
自分がこだわっていること、
没頭していること、
譲れないこと
については、
常日頃、四六時中考えて思い続けていて、
イメージも豊かだし、
そこに対する言葉も豊富に湧き上がってくる。
数十分、数時間語っても飽きない。
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それが、
仕事に結び付けば
どんなに幸せな人生を生きることになるだろうか?
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私がこれまで取り組んできているお仕事も、
没頭できているものもあれば、できていないものも、
まだら模様のように入り混じっている。
必ずしも、
今の自分が心の底から欲していることばかりではなく、
「必要とされているから」
することも混じっているからだ。
不純物が混じっているような鉱物のように。
純度100%のダイヤモンドにはまだ遠い。
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純粋に「心の底からやりたい仕事」ばかりで、
自分の生業を固めることができていれば・・・
などと、「タラレバ」言ってもしょうがない、
なのだが、
しかしながらそれでも、
願わないことは絶対に叶わないのである。
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私の身の回りで起きる出来事や状況も、
去年と比べて
今年は様変わりしていく予感がしている。
去年までは勢い付いてたことも、
今年でも通用しないこともあり、
その変化の前に
決断を迫られているようにも感じている。
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同じ物事に対して、
同じ捉え方をするのではなく、
様々な角度から捉え直し、再解釈を行い、
様々な言葉を当て込むことによって、
進む道も見えてくるような気がしているのだ。
「語彙力を磨く」
本当の意味が見えつつある。
きっと、
その連続が本当の「学び」の道なのかもしれない。
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よって、
捉え方の精度を高めるために、
より「言葉」を集めつつ磨いていくことが、
今年の課題であると、照準が定まりつつある。
しかし、これによって、
「分かっていたつもりだったが行動に移せなかったこと」
も同時に炙り出されていて、
最近では、そこに対峙しながらも
「三歩進んで二歩下がる」という地味な営みの連続。
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しかし、
「そういうものだ」という諦観(ていかん)が重要で、
一時的なアドレナリン的な盛り上がりとは別の
エネルギーが、
その諦観から湧いてくるような気もしています。
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日本酒の話から何故か言葉の話になり、
少々内省的な話になってしまいましたが、
言葉の精度を高めて、思考と行動の精度も高める。
「地道に歩んでいくぞ」という決意表明。
アドレナリンたまには欲しいけど、
いまはガマン…
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それが去年の富士登山×3回のような
盛り上がりに繋がるように、
エネルギーを充填させていきます。
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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