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【ふなログ688】視野を広げると激戦区でも、自分と世の中を往復させ、時間を味方に付けて自分独自の勝負ができる世界を作る


実は10/1(日)の朝から、
毎日5kmランニングすることに決めました。


何を隠そう(元々隠すつもりはございませんが)、
来たる10/22(日)に
国立競技場Enjoyマラソンリレーに
出場することになっていたことを知りながらも、
ずっと、
マラソンの練習をサボってきました。


しかし、
その大会に出場する予定の友人Kさん(というか首謀者w)が、
出先の北海道からいきなり電話かけてきて、
朝7:00から「オンラインマラソンしようぜ!」
という展開になったのがキッカケ。


あと、もう流石に秋の天候になり、
涼しい空気の中走るのは、とても清々しいだろう、
という妄想が走り出したので、
「この機会に始めなければ、いつ始めるんだ!」
と、決めた次第です。


3週間後の10/22(日)までに、
雨天以外は走ることにしました。そうなると、
最大で5km×21日で、105kmも走ることになります。

最初は、のろのろ走りでも構わない。
とにかく身体を慣らすことを最優先とします。


・・・という新しい習慣をこしらえる時は、
必ず、「継続する」ことを重視します。


「新しいことにチャレンジしようかな」
という時、
目標までの「真実の距離感」があるとして、
大抵そこに対する行動量を過小評価し、
低く見積もりがちです。

ここで
「早く達成したい」したいあまり、
いきなり一足飛びに大きなことをやろうとして、
最初は大股に歩くことが出来たとしても、
疲弊して辞めてしまうか、最悪大怪我してしまいます。


しかし、
大股に歩いたり走ったりできないとすれば、
一歩の距離としては、たかが知れています。

そのため、
それこそ時間を味方に付けて、
時間軸を長めに取りつつ、毎日継続することで
昨日歩いた僅かな歩数だったとしても、
次第に力強く足を踏み締めることができる。

歩みが次第に力強く、
「複利」のように力が付いてくるんです。


しかし、
最初の一歩、最初の数日の数歩というのが、
あまりにもショボいということに
気付くあたりが勝負だと思います。

最初は一生懸命だから、
一歩づつ歩くことに集中していますが、
周りが見えてくるあたりから、
相対的に「ショボい」ことに気づいてしまう。


ここで、
「だからダメなんだ」と思うか?
「だから伸び代しかない」と思うか?
で、勝負の分かれ目になります。


狭い世界で没頭しつつも、
そこを取り巻く世界が広いことを知って愕然としながらも、
なおも自己の世界に没頭し続けることで、
自分にしか感じることができない、
自分でしか表現できない世界が見えてくるのです。


きっと、その繰り返しなんだと思います。
「没頭する」ということは視野を狭めることですが、
ただ視野を狭めるだけでなく、

広い世界の中での「自分」、
他者との関わりの中での「自分」
という世界観を更新し続けることで、

「自分」の世界に厚みが増して、
拡がりを見せてくるはずです。


ちょっと分かりにくい話になってしまいましたが、
例えば私が、
今年富士山5回登って自分の中で「すげーな」と思っていても、
回数だけ見ていたら、
40年で2,000回登っている人の話を聞くと、
「ショボいな」となる。

しかし、
その回数って本当に自分が目指している状態なのか?
自分にしかできない楽しみ方があるのではないか?

という自問自答を繰り返しながら、
そこも、色々な人や世界と関わり続けながら、
自分独自の「何か」が
浮き彫りになりつつも弾けていく
瞬間があるのではないだろうか?


・・などと考えていくと、
視野を狭めつつ、
広げながらの往復運動を意図的に繰り返すことで、
自分の価値観が見えて、
それを人と共有して楽しみ、
時には価値提供に繋がるのかも知れません。


だいぶん、
冒頭のマラソンの話から逸脱してしまいましたが・・・

ちょうど、
日経新聞の夕刊に最近連載されている『イン・ザ・メガチャーチ』を読んでた感想が、
最近の自分の取り組みについての振り返りと、
たまたま紐付いてきた感覚を味わいました。


今年、富士山5回登ったと言っても、
身体能力が特別高いわけでもないし、
もっと登っている人は居る。
マラソンだってハッキリ言って愛好家が多くて激戦区。

ITエンジニアの仕事も講師の仕事も、
そこだけで一番を取れる気がしない(ただし、自分のお客様にとっては一番であり続ける)。


しかし、その対象よりも
「自分がどんな感情になれるか?」が大切ですし、
色々な体験や経験が組み合わさって、
世の中と関わっていくことで、
「何か」が生まれてくるから、それを大切にしたいのです。

それって、年単位で時間がかかる。
しかし諦める理由にならない。
時間がかかるからこそ、
深みのある人生が待っているからです。


ということで、
ここでも毎日5km宣言してしまったので、頑張ります。
そして寝ます!


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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