【ふなログ727】年の瀬に「自分の成果」を気にしながらも、「内面の変化」を振り返る
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先日、東京の新橋で
勉強会仲間との忘年会に参加しました。
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自分としては、
「今年は目立った成果を出していない」と思い、
割と控え目に飲んでいたのですが・・・
そのように考えること自体、あまり良くないですよね。
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「成果が出ているから、人と会う」というのは、
ちょっと違うわけで、
「成果が出ていないから、人と会わない」
というのも、ちょっと違うと思います。
もし、この考え方が正しいとする、
あるいは、この考え方で人に会うことを決めているのであれば、
「自分の成果を自慢する」
という前提で人に会うことになるからです。
考えてみれば、
少し嫌な奴になっていたのかもしれません。
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しかし、
自分としてはマウントを取るつもりはなく、
「自分と接することで元気になってもらえたら嬉しいし、
元気になってもらえなかったとしたら、自分が人に会う意味もないのでは?」
というように考えていたようです。
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もちろん、
マイナスな感情をもたらすのは御法度です。
しかし、
「成果を出していないから、相手にマイナスの感情を与えるのか?」
と言われれば、それも違います。
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そして、
その「成果」とは何か?
お金を今よりも稼げるようになることか?
新しい事業を始めることか?
起業することか?
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要するに「分かりやすい成果」になるのですが、
たとえ、「そこに至る過程」であったとしても、
別に恥ずかしいことではありません。
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確かに、私は
去年「来年は独立する!」ということを
ご縁のある方に表明していました。
しかし、
それは実現しない可能性が高く、
もちろん、自分の努力不足や非はありますが、
「自分は、独立することでどのような感情でいたいのか?」
を、イメージできていなかったことが大きく、
イメージできない限りは、
現在独立しないメリットの方を取ってしまうのです。
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そして、
独立するのも、起業なのか?
それとも、フリーランスなのか?
で、戦略や必要なリソース配分も全く変わってきます。
その辺り、
今年は色々な経験をしたり、色々な人に会ったり、
奇しくも、失敗を経験したり、感情がドン底に落ち込むこともあり、
ストレートに「猪突猛進」できたとは言えませんでした。
ただし、
内面的には嫌でも学ぶことが多かったですし、
マニュアル通りに上手くいかないことが、
逆に尊い学びになることも多かった。
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きっと、
自分を知っている人たちからすれば、
もどかしかったり、呆れられているのかもしれない。
ただ、内面に変化を起こすことは
予想よりも難しいことに気付きました。
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「独立すること」は、
手段であって目的ではありません。
「生き方」として独立したいのです。
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しかし、いつの間にか方法論を追いかけていくと、
虚しい気持ちになり、先に進めなくなる。
「世の中に、どのような価値をお渡しできるのか?」
「世の中に、何を持って自分を覚えて頂けるのか?」
お金は稼ぎたい。
ただ、それだけでは足りない。
そんなに甘くない。
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上記の問いの解像度を高めるために、
色々な人に会って、
今の肩書きや職業に捉われない
「価値」や「芯」を浮き彫りにしていく必要があります。
あと、もう少しなんですよね。
何かが見えそうな気がするんだけど、まだ足りない。
「産みの苦しみ」の最中だと感じています。
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側から見て、
「蹴っぱくりたい」感情になるかもしれませんが、
ちょっと優しく見守って頂きたい時期です。
甘いこと言ってるかもしれませんが、
色々と難しい時期ってもんがあると思います。
止まっているようで、動いている時期ですので。
他愛のない話でしたが、今日はここで締めくくります。
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。