【ふなログ641】自分が持っているモノで勝負するからこそ楽しい。無人島でサバイブするように。
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先日、スクールで講師契約していた
法人研修のうち一つが終了しました。
講師(私)1人vs.受講生2人の
週1時間だけのレッスンでした。
若い中途採用で入社したばかりの方達で、
とても前向きな姿勢で吸収する姿勢が
素晴らしかったです。
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今までマンツーマンの授業しか経験して来なかったので、
最初は「大丈夫だろうか?」という懸念ばかりでしたが、
やってみると、
意外と何とかなりました。
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カリキュラムも当初は固定された内容でしたが、
先方の企業のご要望が結構特殊で筋書き通りにならず、
毎回のレッスン中に
当意即妙な対応が必要となる。
1回わずか1時間を有意義な時間にするために、
毎回知恵を絞りました。緊張の連続。
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しかし、やはり今回痛感したのは、
「あるモノで勝負するしかない」
「ないモノはない」
という二つの認識と教訓でした。
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物事をうまくやろうとして、
その場で自分にないモノを必要以上に希求してしまい、
浮き足立ってしまうことはないだろうか?
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浮き足立って心ここに在らずで、
目の前のことに集中できなくなったり
根拠なく「失敗する」イメージを未来に浮かべてしまい、
「いまここで出来ること」に専念できなくなったり。
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いま持っているモノ。
たとえ不完全であっても
不完全なまま勝負するからこそ、
軌道修正できる。
完全だと思って勝負したら案外負ける。
完全を目指すが、その過程は不完全そのもの。
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僅か、かつ不完全な一歩に対する見方も、
「コップの水が半分しかないのか?」
「コップの水が半分もあるのか?」
という二通りの認識で、
自分を奮い立たせることも貶めることにもなる。
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僅かで不完全な一歩であっても踏み出す覚悟があるから、
貴重で長い目で見て大きな一歩に繋がるのだし、
踏み出す覚悟が弱くても、
一歩ずつ踏み出すことで覚悟も決まってくる。
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ところで、
今週土曜の朝から(これを書いた今日)
ほぼ毎週、
もう一つの法人契約のレッスンが始まります。
これは、多人数の受講生相手の登壇です。
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福岡の某専門学校の授業ですが、
zoomなので場所は無関係。
何が起こるか分かりませんが、
最高の水準に持っていくために準備は最大限に、
そして本番は持っているモノをぶっ放す。
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「あるモノで勝負するしかない」
「ないモノはない」
のは、例えば、
無人島に漂着して生活するようなイメージだろうか。
→そんなこと言っときながら、自分はそんな経験ないのですが
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子供の頃、
『15少年漂流記』を読んで心が震えた記憶があるが、
ないモノに固執せず、その場に有るモノを駆使して、
サバイブしていくような話だった気がする。
(確か)
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自分が持っているモノで勝負し続けて、
その一回一回を勝ち負け含めて乗り越えていく過程に、
自尊心や自信が育まれていくのだから、
今恵まれている境遇に感謝して、不屈の闘志で猪突猛進していくのが一番。
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準備はもちろんしっかりやる。
しかし、途中で多少コケても予想外のことが起きようと、
大道芸人のように気にせず続ける。
だからこそ面白いのだし、楽しむのが一番。
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業務で新たな局面を迎えるよう、
色々とチャレンジし、
お役に立てるフィールドを広げていきます!
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。
今のところ、早起きは続いております!!