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作務衣をかっこよく着てもらう

先日、作務衣のお仕立てをさせていただきました。

来春に陶芸の素晴らしさを魅せてくれるカフェであり

宿泊もできるという施設をオープンされるということで。

若いころにバンクーバーで活動されていたということで、

雑談をしながら、彼の人生観だとか

僕なりに感じることとかを彼の日常に少しで良いのでお手伝いできれば良いかなと。

求められていた条件は、

「陶芸の作業ができて、CAFEの営業でコーヒーを出すときも違和感のない。」

「洋服の要素を入れてほしい」

「動きやすく」

こんな感じです。

あとはお任せで。

型紙を考える段階で、これは決めてたのはカットは作務衣もそうだけど、和服の直線のカットで構成しようということ。


和服要素の、個人的に好きなディテールだけど
脇の下が開いているところ。

洋服の要素はテーラーの襟とか想像しやすいかと考えるのだけれど、

ショールカラーにして2通りの着方をして欲しいと考えました。


選んだ素材は、シルクウールの選びました。
通常では、メンズスーツなどで使われる素材です。

襟、ラペルの生地はバイカラーでポリエステルジョーゼット

ネイビーの感じが作務衣をイメージさせて。
きっと、作業するときに土などが付着するでしょう。

きっとその色が白でもない茶でもないグレーのような感じのが
付着すれば、この襟、ラペル、袖のカフスの

グレーとリンクして、汚れてもどこかデザインされた感じを
演出されていけば良いかな?と。

パンツは、股上を深く

陶芸をする際に、座る立つの動作がスムーズに
なれば良いかと渡りにマチをつけて

座るときの食い込む感じを軽減させて。

来春のオープンが、なんか楽しみになってきますね。

どんな空間になるのでしょう?

北海道小樽市になります。


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