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アナログ時代は想像力の時代

ファッションと音楽の関係性は、昔から切っても切り離せない関係性が、あると思う。

時代すら反映されてくる。

音楽の配信のスタイルも大きく変化した。
昨日、僕はこんなことを思った。

知らなければならない訳でもない

特に洋楽好きになった人は、言葉なんて何でも良かったと思うんですよね。
雰囲気です。
高校生の時レッド•ホット•チリペッパーズを知りました。

何を歌ってるかなんかより、音がカッコよくて何度も聞いたものです。

歌詞?

調べようともしなかったですね。

デジタル時代の今なら、サブスクとかの音楽配信サービスを利用したりなんで、歌詞はすぐに出てきますよね。

一手間かけたら、和訳も可能。

僕が思うには、想像力がその意味を知る時点でストップかけてしまうのではないですか?

洋楽聞いて、音の部分だけで何かを感じ取って、それがどんどん自分なりに想像を膨らませて、たとえそれが自分の思っているようなことを歌っているわけでは無くてもね。

Under the bridge

Red hot chiripeppers

Under the bridge


90年代のロック史では外せないバンドですよね。

しかも、ロックファンならずとも一度は耳にしたことがあるでしょう。

おそらく高校の頃これを自分は、一人で浸りたいときにぼーっと聞いていたと思うんです。「綺麗なメロディーだな。」くらいのぼんやりでね。

ラブソングに並ぶくらいに良いメロディーなくらいでしたよ。

日本版のアルバムには和訳の歌詞カードも入っていたのですけど、少し値段もやすいので、直輸入版をきいてましたので。

まさに歌詞は読むこともなく。

のちのち、ボーカルのアンソニーが自伝を出版しましたので、読んでいくとこの楽曲の生い立ちなどを書いてました。


「スカーティッシュ」アンソニー・キーディス著


彼らの歌には、どこかしたドラッグ中毒と戦うというか葛藤だとかをにおわせる表現があることもわかりました。

そしてこの「Under the bridge」についても、

ボーカルのアンソニーのドラッグ中毒に落ちていく様を、

ギターリストのジョンが皮肉って書き始まているという事実も知れました。

当時、ドラッグの取引の場所が「橋の下」だったからと。

「どこに、ラブソング???」  (笑)

どちらが、良いとは言えないのがまた良いと思いません?

ようは、言葉の意味を知らないだけでも想像は膨らんでいくものなんです。

とくに多感な時期に聞いた、外国語の歌などとくにね。

でも、意味を深く知らなければ直感で良く感じるものって、

作り手の想像を超える名作に変わっていくこともあり得るんでしょうね。

デジタル時代で、情報のたくさんとれるのも素晴らしいこと。

でも、知らないことで想像の世界で僅かな情報から創造力を伸ばしてくのもまた自己成長の上で悪くもないのかもしれません。

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