玉ねぎの皮で染めた生地
廃棄される野菜の皮は色々ありますが、
サステイナブルについて、自分の事務所で以前取り組んでいたことに立ち返ってみました。
北海道っぽいことを探して当時やっていたことです。
草木染めの技法とは、そもそもは日本古来からの伝統のある染色。
もう一度、見直してみるとサステイナブルの精神に沿った
「持続化可能な開発目標」
な要素を実現できるのでは?と。
この色味のやさしさに触れられるように、
洋服などを作るときにどうしても発生する残生地を染めて
使用用途はご自由にということで、
作ってみました。
優しいサンドベージュ系の色味になります。
日本のそもそもの生活様式だとか、伝統のある技法には
サステイナブルな要素が多くふくまれていると言うことに気づかされます。
鎖国の期間があったためか、限りある資源をうまく循環させる知恵。
この伝統的な知恵をうまく利用することで、今後の社会の在り方において、
諸外国を「はっ!」と言わせるクールな日本を作っていける気がしてなりません。