雨漏りの7割が○○で起きている
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こんばんは!
船渡です。
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30年後も雨漏りの心配がない家にするには
さて、台風14号が、日本列島を横断中ですが、大丈夫でしょうか?
気候変動の影響で、今後、このような大型の台風は増えていくと予想されています。
そのため、私が間取り診断する場合には、
「30年後も雨漏りの心配がない」
ように施主の方には様々なアドバイスをしています。
その1つが、「軒ゼロ」は避ける、ということです。
軒ゼロの定義は?
軒ゼロの定義としては、
・軒先では柱芯から先端部までが250mm以下
・けらばでは150mm以下
・片流れ屋根の棟で150mm以下
ですね。まあ、定義はありますが、見た目で、
「ほとんど軒出てないな」
という住宅は、軒ゼロで良いと思います。
雨漏りの7割は、軒ゼロで起こっている
建売住宅を中心に、新築住宅の3割が軒ゼロ住宅です。
いかにも「雨漏りしそうな」軒ゼロ住宅ですが、JIOという保険会社の調査によると、雨漏りの7割が、「軒ゼロ」の箇所から起こっています。
また、事故発生率で計算すると、「軒ゼロ」にすると、雨漏りの発生率は5倍になるそうです。
もちろん、全ての「軒ゼロ」住宅で雨漏りが発生するわけではありません。しっかり雨漏り対策を考えた上で、「軒ゼロ」にしているなら、リスクを抑えられる場合もあります。
とはいえ、私の経験上、「軒ゼロ」を提案する会社は単に「デザイン性重視」というだけで、雨漏りリスクは考えていない場合は多いですね。
また、この10年くらいは雨漏りしなくても、年々、台風が大型化していくことを考えると、いつか雨漏りする可能性はあります。
65歳で定年退職して、家にいる時間が増えたと思ったら、大型台風で毎年、雨漏り、、、、
とか最悪ですよね。
建て替える余裕があるなら良いのですが、私のようにそこまで余裕がない方は、なるべく「軒ゼロ」は避けるようにした方が無難です。
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では!
PS
「軒ゼロ」もやばいですが、天窓も高リスクです。
なるべく設置しないように計画した方が良いですね。
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