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2014年5月の記事一覧
Inna Modja『Life』/14年越し、アフリカ経由の名カバー♪
サリフ・ケイタが発掘したマリ共和国出身(現在はフランス在住)のシンガー“Inna Modja”が2012年に発表した名カバー。原曲はイギリスのソウル歌手“Des'ree”が1998年に発表した大ヒット曲ですね。原曲も大好きだったのですが、それ以上に屈託の無い歌いっぷりとノリノリのモータウン・ビート(個人的にこれにめっぽう弱い)にやられ、視聴→即購入でした。これも、聴けば笑顔になれること間違い無しの もっとみる
Henri Pierre Noel 『Merci Bon Dieu (Vocal)』/79年発売の踊れるピアノ・ジャズ・ファンク♪
モントリオール在住のフランス人ピアニスト、アンリ・ピエール・ノエルが79年にリリースしたLP“Piano”。元々は前編インストのピアノ・ジャズ・ファンクですが、こちらのリイシューCDが2012年に発売され、そこに未発表曲として収録されたのがこのアルバム冒頭収録曲Vo.入りバージョンです(#^.^#) ラジオで取り上げるにはVo.入りの方がかけやすいためこちらを選曲しましたが、インストももちろん秀逸 もっとみる
lyn collins『fly me to the moon』/(一聴して、coverと気付きませんでした。。。)
ジェイムズ・ブラウン・ファミリーの一員として世に出て、JB自身がプロデュースしたアルバム“Think(1972)”でデビューした歌姫『リン・コリンズ』。こちらの楽曲はそのアルバムの最後に収録されています。
もちろん原曲はjazzのスタンダードですが、、、原曲の面影が無いほどのファンキーでパワフルなアレンジに仕上がっています♪
個人的にも、一聴して衝撃を受けたカバー曲No.1!
バックを支えるJ.B もっとみる
星野源『知らない』/“終わり”とその先にある“希望”の歌
2012年11月に発表された4thシングル。柔らかで暖かみに溢れたメロディとアレンジに乗る歌詞が何より秀逸だと思います。悲しみと希望が混在し複雑に揺らいでいる感情を、大きな安らぎで包んでもらうような感覚。私の大好きな中島らもの名言“自分に愛想をつかせても人間は生きていける”に通じる、優しさに溢れた歌ですね。 私自身、年始にずっと在宅訪問で関わっていた患者さんが亡くなられました。私のラジオ番組をよく もっとみる
The Oldians『Moonriver』/バルセロナ発ジャマイカン・ジャズ♪
暑い日が続き、夏に向かっている雰囲気が少し出てきたこの時期にピッタリのジャマイカン・ジャス・カバー。The Oldiansは2001年にスペイン・バルセロナで結成されたグループで、メンバーはリーダーのJavier Garcia(g)を中心に、Xavi Angulo(ds)、 Alvaro Taborda(b)、Eduard Fernandez(p、org)、Ricard Vinyets(sax)、 もっとみる
The Spandettes『Hunk of Heaven』/渋谷系好き必聴の現代版フリーソウル♪
2013年11月に発売されたAL“Spandettes Effect”より。爽やかで甘い歌声の女性3人がVo.をとるカナダの10人組バンドです。原曲は1978年に発表されたハワイのAORバンドLemuriaの最高傑作♪
シンセやシーケンサー主体のEDM(Electronic Dance Music)が主流の今、こんな質の高い生音主体のAORを演奏する新人バンドが出てくると新鮮に感じます♪(もちろん もっとみる
Cassandra Wilson『Time after time』/(リクエスト)テンションの高いときでも眠たくなる曲
FMたんご担当番組“Ricoland”では、「こんな時に聴きたい曲!」といったシチュエーション・リクエストをリスナーさんから募集しています。
今週放送では『テンションの高いときでも眠たくなる曲』ということで、独断と偏見で選曲したのがこちら。
アメリカのジャズ・シンガー“Cassandra Wilson”によるシンディー・ローパーのカバー。
99年に発表されたAL“Traveling Miles”に もっとみる
ノーナ・リーヴス feat.YOU THE ROCK★『DJ!DJ!~とどかぬ想い~』/深夜ラジオ賛歌♪
“日本一マイケル・ジャクソンに詳しいミュージシャン”でもおなじみ西寺郷太さんをソングライターに擁するバンド“NONA REEVES”が2000年に発表した6枚目のシングル曲。DJ=ラジオ(≠クラブ)だった当時、小躍りするほどテンション上がってたのを思い出します(照) ラジオは孤独を感じてて、でも誰かと繋がりたい人の為のメディアだということが伝わってくるようだと勝手に解釈して喜んでいました(照)(照 もっとみる
Vince Andrews『Love, Oh Love』/ハッピージャスの最高峰♪
サックス奏者でもあるVince Andrewsが83年に発表した同名タイトルのアルバムより、女性Vo.Kelly Crumを迎えたスウィンギーなデュオヴォーカルナンバー。とにかくハッピーでピースフルな雰囲気が全編を通して伝わってくる歌と演奏で、自然に幸せな気持ちになれます(#^.^#)聴けば笑顔になれること間違い無し♪
RHYMESTER『Deejay Deejay』/
2013年1月発売の最新AL『ダーティーサイエンス』より。
風営法に係る先日の画期的な判決の後で聴くと、また違った味わいがありますね。
ガッチリ作り込んだ韻の硬さとパンチラインだらけのRAPも良いですが、個人的にトラックが好みど真ん中です♪
ベースラインやスネアの音の質感なんかたまらなく好み。
もちろん宇多丸さんはラジオ・パーソナリティとしても尊敬してます(#^.^#)
伊集院幸希 「迷子」featuring 鬼/現代に機能するヴィンテージ・ソウル
2012年に発表されたファーストAL『憐情のメロディ』より。 楽器の鳴りが匂い立つような徹底したアナログ嗜好の音、そこに乗る彼女の古風で辛めの歌声が大好きです。 世界的にレトロな質感のソウルやロックが見直されていますが、日本の若手ではダントツのクオリティ。そして回顧趣味ではなく“今ここの音”として新鮮に響くところが何より素敵です。 最新AL『月曜日と金曜日』では、9人のラッパーと1曲づつ共演。そち もっとみる
PANDA 1/2 「中華街ウキウキ通り」/noteにて音源配信中!
藤岡みなみさんVo.のシーズン1(2009年〜2012年)はずっと追ってて、ラジオでもこの曲含めて3曲取り上げました。
ネタの様で恐ろしくクオリティの高い本気の渋谷系オマージュ♪
実は新Vo.による活動再開を、昨日本人さんのnoteで知りました(^_^;)
これだけでも、個人的にnote始めた甲斐があったと思っています。
そして、現在note内で過去音源も配信中。気になった方は是非是非~
七尾旅人 "サーカスナイト"/日本の夜に似合う極上のスウィート・ソウル
2012年発売の最新アルバム『リトル・メロディ』より。
七尾旅人さんの佇まいにも、説得力と味がたっぷり。
ラブソングなんだけど時代の空気感も感じられる、切なさと温かみが同居した大切な1曲です♪
Spanky Wilson - Loveland/極上のHappy Groove♪
今年度初放送の1曲目に取り上げた、誰もが幸せな気持ちになれる70年代Soulの名曲。
Watts 103rd Street Rhythm Bandの名曲カヴァーですが、オリジナルより格段に瑞々しく爽快な歌声とアレンジが秀逸。
問答無用でウキウキします(*^_^*)