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「もうさァッ 無理だよ 原稿終わんないんだからさァッ」

それは2024年12月某日のことでありました。

冬コミ原稿を描き上げ、友人に前もって読んでもらい指摘されたいくつかの箇所を修正し、最終チェックも終え、印刷所の入稿フォームから投稿も完了し、受付完了メールも貰った。

デスクチェアのリクライニングを全力で倒し、伸びをする。
おわった……。ついにやり切った……。

思い切って申し込んだ8月。
当選して覚悟を決めた11月。
狂った犬のように原稿を描き上げた12月。

全て報われた。そんな気持ちになったあの日。
私は久しぶりに何の憂いもなく眠りにつきました。

翌日。デキる私はスマートに気持ちを切り替えておりました。
入稿したとて、まだまだ冬コミの準備は残っている。

お品書きの用意、宣伝、当日の流れの確認、売り子さんとの最終調整。
残るタスクをASAPかつオンスケでこなさなければいけない。
そんな決意をしていたところ、電話がかかりました。

印刷所「いただいた原稿なんですが……。結構な数のページでセリフが見切れてまして……。いかがいたしましょうか?」

「……………」

作者代理:拙作「ネコになったカフェトレ」カフェトレ

フナ「……あ、あー、えーと、つまり、どういうことですか?」←あまりの出来事に理解を拒んだ末の回答

印刷所「タチキリ線内にセリフが収まっていないため、セリフが切れちゃってますね」←おそらく同じような人々と沢山やりとりしてきたのであろう淀みない受け答え

フナ「……っスー。直しますので、もう一日いただけませんか?」

印刷所「通常料金での締め切りが本日のため、明日の入稿になりますと割増となってしまうのですが……」

フナ「承知しております。お願いします」

印刷所「かしこまりました。ご健闘お祈りします」

出先での出来事であったため、帰宅後に急いで修正を実施。
修正箇所は全体の8割程に及び修正に3~4時間の工数を要しました。

例えるならば、長距離マラソンをゴールしたかと思ったら追加で5キロ走らせるようなもので

例えるならば、ようやくまとまりかけたプロジェクトをぽっとでの協力会社の社員にやり直しを食らわされたようなもので

例えるならば、時を8秒止める能力を持った吸血鬼が勝利を確信して悦に浸ってるところで同じ能力を持つ不良高校生に時を止められたようなときの感覚

徒労……。圧倒的徒労……っ

その日、私は誓ったのです。
もうこんな思いは二度としない。そして、願わくばこんな愚か者は私が最後となるよう、この反省を世間へ公開しよう……。
柄にもなく他人のために何かやろうと決心した証。
白河フナ冬コミ初参戦レポート
どうか最後までお付き合いください。


自己紹介

もしかしたら、この記事が初見という方もいるかもしれないので軽く自己紹介。白河フナと申します。ネットの隅っこで二次創作イラストやらマンガやらを描いてます。この度、思い切って冬コミに申し込み、当選の末にのたうち回りながらもなんとかやり切りました。色々と反省すべきことができたので備忘録代わりに反省レポートをここに残します。詳しくは下記のリンクみてください(そしてフォローしてください)

↓pixivアカウント

↓X(Twitter)アカウント (プロフ欄のリンク貼ると自ポストがわっと押し寄せてくるので固定ポストのリンク)

冬コミまでの流れ

申し込み編

流石に今回で105回目となる超大規模イベント。運営様が出している案内に従ってほぼほぼ疑問を抱くことなく申し込めた印象です。
ただ、サークルカットと頒布物概要の2点は注意したり、迷ったりしたのでそこにフォーカス当てようかなと。

サークルカット

注意したことは左上の枠内に文字やイラストを入れないということ。

ただこの注意点はコミケの申し込み時期になりますとSNSで結構回ってくるのでご存じの方もかなり多いのではないかなといった印象。
私も申し込み前からなんとなく知っていました。

対策としては公式からサークルカットのテンプレートをDLした後にクリスタに取り込み、左上の部分と枠だけ残してくり抜いて、イラスト部分のレイヤーはその下に置く方法が確実かなと思います。

DLしたテンプレートを
右上以外無色のバケツで塗りつぶす。

ちなみにバケツツールを使う場合、領域拡縮の設定とかいじっていると枠線まで消してしまうことがあるのでやった後は元のテンプレと比較したほうが無難です。
そのあとにイラストレイヤーを下に差し込めばOK。少なくとも私はこれでいけました。

レイヤー名は気にしない気にしない

サークルカットに込める情報としてはサークル名は必須として他の方々のサクカを参考に大まかに出す予定の物、X(Twitter)のIDを入れ、イラストもSNSで映えるようにカラーで作成しました(申し込み時のアップロードで自動的にグレースケールされます)。

実際のSC
若干線画ボケてるのはたしか拡大しまくったせい

頒布物概要

ざっくり言うと「youはコミケで何を頒布するの?」
申し込みの時点で大まかに頒布物の内容を申告する必要があります。
しかし、私としてはここが一番悩みました。
何をどこまで記入すればいいのか。また、どの程度正確に記入すればいいのか全っっくわからなかったのです。
私としては書類審査で落ちる可能性を少しでも減らしたい→そのためには内容をできうる限り正確に入力したい→しかし、サークル側での即売会自体が初参加で何をどこまで用意できるか全く予想がつかないといったカンジでして…

ネットで調べようにも全然出てこなかったのですよね。
あまりに出てこないのことに
「ええっ⁉ 皆様ここで詰まらないのですか‼ ハァ~ 随分とご立派な頭脳をお持ちで羨ましいですわ!?」 
と謎に憤りもしました。

とは言っても、公式のサイトには記載(下記リンク)があり一通り目を通した上での私の解釈は「違うジャンルでの申告やあまりに現実離れした持ち込み数を書かなければ、多少の持ち込み数のズレは大丈夫」となり
最終的には記入内容をコミケ参加経験のある相互様と同じくコミケ参加で申し込み中であった相互様の2名に見てもらって、「(見たカンジ)問題なし!」の太鼓判を押していただきました。

経験者に訊くのが一番早ぇ。ダブルチェック大事。私の数少ない人生の教訓です。

そんでもって出来上がったのがこれ。

当時はダンツフレームのマンガも描くつもりでいました。
このマンガについては次回の冬コミとかかなぁ…

……ちなみに実際にコミケで頒布したのがこちら

達成率が低さが政治家のマニュフェスト並み

次回はより正確な概要を書けるよう努力します…

前日までの流れ

当日出す本の原稿やらグッズの準備やらをいたしましょう。
この時のやってよかったことや反省点は後述のパートでお話しします。
前日は早く寝ましょう。よほど会場近くのホテルに泊まってない限り5時起き6時起きになると思われます。
私の場合は埼玉在住の友人の家に泊めてもらいました。
ちょっと前に届いたタキオンのクラフトコーラを飲んで英気を養いました。

そこはかとなく場末感

冬コミ当日の流れ

入場

とりあえず寝坊とか電車の乗り換えとか気を付けて会場に行ってください。
会場についたらサークル用受付があるのでそこから入り、サークルチケットとリストバンド交換して入場。自スペースへ向かいます。

設営

机の上に椅子とフライヤーがありますので、まずは椅子を下してフライヤーを片付けます。また、机の下に会場に直接搬入した頒布物があるかチェックです。なかった場合は印刷所の案内に従って連絡なりなんなりします。

設営すると見本誌の書類作成がやりづらいので見本誌の提出はここで行っておくのが吉です(1敗)。

見本誌とは「こういうの頒布します」というのを運営に見本として提出する頒布物ですね。予め貰っている見本票を同人誌に張り付けて運営が用意しているポストに投函するのですが、記入事項が若干あるので設営前の広い机でやった方がいいってスンポーです。

見本誌も提出したらいよいよ設営です。

大体こんな感じになりました。

設営についてもいろいろと反省点はあるのですが、ここでは割愛。
反省点は後ほどまとめて挙げます。
↓のは設営時にポストしたお気に入りの投稿

開場

いよいよ会場ということで、当時は至って冷静だったのですが今振り返ると割とアグレッシブな行動やってたなぁと。名札を首にかけて買いに来てくださった方を私の方から呼び止めて「すみません。〇〇さんですか!? いつも反応ありがとうございます!」って言ったり、同じく本を買ってくださったカフェの男性コスプレイヤーさんに「めちゃ素敵じゃないっすか!? 最高です!」とか割と積極的に話かけらました。これが冬コミマジック…っ

ただ初めてのことが多かったためか、ふつーに疲労も溜まってたらしく、要所要所でおかしな行動もしてまして、遊びに来てくれたリア友が私のスペースに来るなり「うぇーいw」とハイタッチを求めてきたのですが、トチ狂った私はそれにグーで応えてしまいリアルで片思いハートをやらかしました。

その他、印象的なこととしましては
右半身がマックイーンで左半身がゴールドシップの一人二役やってたコスプレイヤーさんがいて、後にこの話を3人の友人に披露したのですが3人とも「あしゅら男爵じゃん!?」と全く同じリアクションをされました。すきだね、あしゅら男爵…

撤収

反省点はあとにまとめるのですが、ここでこの日一番の間抜けをさらしたのでそのエピソードだけ。段ボールを片付けに行く際に机に財布をおきっぱでで出かけました。あとで気づいて慌てて戻ってきましたが、気づいた隣のサークルの方にもあまりの防犯意識の低さに心配されました。幸い置いたときと同じ状態にありましたが、今回の一番に猛省すべき出来事でしたね…。

反省点

さて、前置きが長くなりましたがここからがマグマなんです。
とは言ってものべつ幕無しに上げてもキリがないのである程度ピックアップしたのもを挙げます。

印刷所は最初に決める

最初じゃなくとも、ある程度早く決めておくに越したことはありませんというのが実際に同人誌刷ってもらって感じたこと。
最初に決めると何がいいかといいますと

クリスタの場合、一番最初の原稿データ作成で有名どころの印刷所の書式を設定できるんですね。冒頭のミスもここで初めから設定しておけば、回避することができると思います。ちなみに当時の私はこれをやっていたとしても冒頭と同じミスをやったと思います(その理由は次の反省点で述べます)。

計画的に余裕を持って原稿ができればそれに越したことはないのですが、締め切りぎりぎりになってからお願いする印刷所の書式に合わせるのはだいぶリスキーなので余裕のあるうちにやっておきましょう。

印刷所は料金やサービスを複数比較して見積を比べて決めるのがいいかなと。私の場合は趣味で買った同人誌の奥付から印刷所を複数ピックアップして料金と締め切りの二点でサンライズパブリケーション様にお願いしました。12月の中旬まで通常料金でやっていただけるのが有り難かったですね。
まあ結局割り増し料金で依頼することになったんですけどね。ケヒャヒャ

仕上がり線の際にセリフ入れてしまった

これが多分一番の失敗。

ネコになったカフェトレ4

例えばこの原稿、SNSにアップロードするならばこの状態でもタチキリ線内での出力で問題なかったのですが、いざ本にしますと

赤枠の部分と重なっているセリフが切れます。
そんでもってよく見るとわかるんですけど仕上がり線よりちょい内側なんですよね。この辺のルールをよく理解していなくて多くのセリフが見切れてしい冒頭の修正作業となったわけです。

修正後の原稿。内側にセリフを寄せた。
にしても突貫工事のため、枠外が汚い

さらに本の場合見開き付近は見づらくなるため、さらに数ミリ内側へ移動したほうがいいとのこと(印刷所の受付お姉さん談)。
皆様は間違っても仕上がり線=セリフを入れていいラインと考えないように。
これだけでも覚えて帰っていただければ何よりです。

用意した同人誌が少なかった

完全に需要を読み違えました。私としては「50売れれば御の字。相互さんに渡す分を20と見積もって70刷ろう」っていう考えだったのですが12時過ぎに完売してしまい、午後入場の方にお渡しできないという始末でした。
何部刷るかは最後まで悩みまして、当初は100部刷ることも考えたのですが12月の追い込み時期に疲労と睡眠不足のせいか、メンタルをやってたらしくコミケ当日に一冊も売れずに帰る夢を幾度か見ました。そういうこともあって日和ったのですが、白河フナを一番信用していなかったのは白河フナだったという結果になりました。
当時は委託販売の予定もなかったので攻めた数を刷ることができなかったのですが(尚、委託については遅ればせながら現在準備中です)、次回は委託販売分も含めて多めに刷ろうと思いますし、多めに刷って尚完売できるよう頑張っていこうと思います。

余談ですが、自分の分の確保を忘れたため、ネコになったカフェトレまとめ本の初版は作者の白河フナですら持っていないレア本となりました。
買った人。是非とも大事にしてくれよな。

売上金がわからなくなった

完売しても赤字だから税金関係は気にしなくていいし~ラク~とか思って碌に計上ができなかった。何がラク~だバカタレ。
おつりを用意することに気を取られて、財布にほぼ現金がなかったのも大きな理由。いざ同人誌を買いにいこうとしたら財布にほとんど現金がなくて、お釣りを少し、拝借するといったことを数回繰り返したせいで
レジのお金-もともと入れていたお釣り=売上金
という図式が成り立たなくなりました。(レジのお金抜くときにいくら抜いたかメモ残したんですけどね…。後から見てわかんなかった…)
自分の買い物分のお金はしっかり財布に入れておきましょう。

設営にもたつく

早く来たおかげもあって余裕を持って設営はできましたがだいぶ非効率なことやって、自分で萎えました。
次回はあらかじめ手順を組んでその通りに実行しようと思います。
ぶっつけ本番のアドリブで設営したせいで、データが取れないのは将来性考えたらナイワー案件でした。
あとはスタンドの数が足りず色紙イラストを重ねておくハメになったので自宅で設営をあらかじめやっておくべきでした。

差し入れのお菓子のお礼ポストをする前に食べた

やってよかったこと

売り子さんを募集したこと

コミケって言ったらよぉ。コスプレした売り子さん…欲しいよあ。
とぼんやり考えて下記のポストを投稿。

連絡いただけるとして、そのあと交渉できるかとか。その辺のことは全部どうにでもなーれな精神。
投稿した結果が5リポスト、13いいね。
悲しいほどに拡散されない…。
まあ、コス売り子が捕まらない場合は友人に売り子をやってもらうハナシはついていたので(コスプレはしない)
まあ、こんなものかという気持ちでいたのですが—

救いの女神こと不知火アオさんが手を差し伸べてくれました。
DMいただいたとき、二度見しましたね。ウソだろ承太郎!?と。
そのあとTwitterの設定ミスってDMの通知がならず一日放置していたことに気づいて格付けチェック外した鬼龍院翔みたいな気分になりました。

即謝罪の後に条件等を打ち合わせして無事お手伝いいただけることに、当日は内心緊張してたのですが、お会いしたらめちゃくちゃいい人。

カフェの姿でいらしたときは、あまりのカフェさに言葉を失い
「わ、わー。すごーい!」とか言ってた気がします。肝心なときに離席しやがる語彙力が恨めしい。上司の機嫌が悪くなるとしれっと給湯室へコーヒーを淹れに行く持ち主そっくりだよ。

白河フナには衣装製作とメイクと女装の経験があるのですが、衣装バッチリキメたまま数時間動くのってまあ(楽しくありながらも)キビしいんですよね。

そんな中、終始笑顔で接客してくださり、お客さんと楽しく談笑。撮影を求められた際にスッとカフェの表情になる切り替えの早さ(あの切り替わる瞬間たまらない)

最後までアグレッシブに接客を続ける姿は尊敬の一言でした。
私なら午後あたりで疲労から不機嫌になり演出から舌打ちを貰ってたでしょうね。

ここまでの領域に至るまでには眠れぬ夜もあったろうに…

不知火アオさん。——プロやね——。

ワンオペの場合、席を外す際にスペースを空けてしまうことになり、その際に来きたお客さんの対応ができませんし、通常時も2人で分担したほうが格段に楽でした。というか不知火さんの接客力が高すぎて、ほぼお金受け取るだけで全てがつつがなく進んだ…。マジで頭が上がらない。

というかいいんスかね。
こんな素晴らしい方が売り子に来てくださって。
ものすごい幸運を引いたせいで後が怖いのでですが……。とコミケ終わったあたりから運の揺り戻しに戦々恐々でしたが、今のところ何もないので昨年経験したウマ娘ガチャの連続大爆死の後払いだと思うことにしました。

ちなみに売り子さんが捕まらなかった場合は前述した友人とダークスーツにグラサンの出で立ちで参戦する予定でした。何でウマ娘サークルが帝愛の社員みたいな格好をするんだ。思いつきにしてももっとこう……っ あるだろっ。
本当にこの未来が回避できて良かった。
ありがとう不知火さん。

そんなワケでコスプレイヤー不知火アオさんの各種SNSは↓になります。
皆さんフォローしてください。私のフォローなんかいいから。
また、普段は岡山のコンセプトカフェNEXTE(ネクステ)でキャストをやってらっしゃるとのことなので、近隣の方もそうでない方も是非とも足をお運びください。


サークルクロスを用意

スペースの机に敷いてある布ですね。
「これあるとコミケ度がぐっと上がるよなぁ。でも、高そうだしなぁ」と敬遠してたにですが、いざ調べてみると6000円程で作ってくれるよう(1万超えると思ってた)。しかも過去に描いたヘッダーの画像がなかなかにちょうどいい。
遠くから見てもわかりやすいように線画を太くしたのですが「うおっ……これはさすがに太すぎ…」だったので次回は改めたい。

元からサークルクロス用のイラストで
あったかのような収まり感

ポスタースタンドを用意

コチラは元から用意するつもりでしたが、コミケ当選直後から「コミケ間近は売り切れになることが多い」というポストが流れてきたため、その場で注文。無事手に入れることができました。ただ、実際会場で他サークルの様子を見ると塩ビパイプなどで自作している方もいて、最悪どうにかなったかなという印象。
あと会場でポスターを二枚背中合わせで吊るすことで後ろから見てもわかる状態にしているサークルがあり、速攻でパクることを決意。

端っこをよく見ると二枚重ねてあることがわかると思う

サークルクロスはなくても大丈夫な気がしますが、ポスターは用意したほうがいいとな思うのが率直な感想。自分が買う側になってわかったのですが、ポスターが一番最初に目に入って「あっ〇〇さんのスペースここか」ってなることが多かったです。

他スペースへの挨拶周りを開場前にほとんど済ませたこと

たぶん一番のファインプレー。とりあえず相互で参加している方には全員挨拶するつもりで行き、大体8割ほど挨拶できましたがそのほとんどが開場前に行った方々でした。始まってみると自スペースのことで手一杯で気軽に出かけられませんし、いざ挨拶しに行ってもお相手が不在だったり忙しそうにしてたコトもままありました。
次回も早めに設営して挨拶できたらなーと思いました(小並感)。

まとめ

その他章立てするまでもない反省点や良かった点を挙げるなら

  • 水を買い忘れて会場近くのコンビニで買った(新装開店のスーパー並みに込んでた)

  • 大きめのゴミ袋を用意した(ビニール系のゴミが結構でました)

そんなところでしょうか。

あとは、次回はもう少し計画的に早めに準備できたらなと強く思いました。
私の性格が「詰みポイントだけは事前に調べて全力回避。後は流れでオナシャス」ってカンジでコミケ参加にとっての(私的)詰みである「新刊を落とす」「当日欠席」の二点の回避はバッチリだったのですが、それ以外が見事にぐだぐだになりました。

新刊に関しても発刊こそできましたが、当初はネコになったカフェトレを完結させて出す予定でした。11月下旬に「そろそろ本気。出すか―」と完結までに描かなきゃいけないシーン(+描きたいシーン)を洗い出したら30P以上にのぼり頭を抱えました。

本記事のタイトルである
「もうさァッ 無理だよ 原稿終わんないんだからさァッ」はそのとき実際に発した言葉です(ポケポケのサービス開始直後でした)。

無理に畳むことで悔いを残すより、次回に持ち越してでも満足いくものを描くことを決めてキリのいいところで区切り、前編と銘打って出しました。

しかしながら、それでも削ったページが僅かにあるため、そのエピソードに関しては「番外編」としてどこかで公開できればと思ってます。
早ければURCですかね。

最後となりますが、コミケに参加したことでの一番の収穫はお世辞抜きで皆様に会えたことです。

実際にお会いして手渡しで本を渡すことで、いつもいただいているいいねやRP。リプライがより実体の籠ったものに感じられました。
中には「リプとか恥ずかしくて飛ばせなかったのですが、陰ながらずっと応援してました」と言ってくださる方や北海道から会いに来てくださった方もいて、今まで感じることのできなかった激励までいただけました。

ずっと応援してくださった方。今回が初顔合わせになった相互の方、会いたくても会えなかった人たちとお会いできたのが何より嬉しかったです。

次回のイベント参加はURCとなります。そして夏コミ、冬コミも参加予定です。皆様にまた会える日を楽しみに、これからも創作していけたらと思います。

最後に、初コミケで浮足立つ私の作品に忌憚なき意見をくれ、前日家に泊めてくれた友人(ネコトレ顔安定しねぇなぁの一言は効いたぜ)と、コス売り子として共にスペースを盛り上げてくださった不知火アオさんに特別な賛辞を贈り締めたいと思います!

PS:
また、ネコになったカフェトレ。しばらくお休みしていましたが、今月から再開予定です。次回更新は2月の中旬とかになると思います。
今しばしおまちを。



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