ある日突然上階から水が降ってきた。⑥セレブな…
夜が開けても
現状が好転する事は無かった。
逆に被害の大きさに
たじろぐ…
漏れ水をバスタオルなどで吸い上げ
洗濯機で脱水したり
バケツやゴミ箱など
受けられる物を総動員で水をかき上げたが
呆れるほど
足元はビショビショで
気持ち悪い。
10時を過ぎたころ
施工会社の担当者と水道屋さんが
一緒に来られた。
こんなことあるんや顔
あんたらが確認しないで作業を終わるから
こんな事になってるんやけど
最近の専門業者と言うのは
ニワカが多いそうだ。
語弊があるが
知識はYouTubeで後は実践で
今どきで、それも良い。
だが
どうしても
現場にはマニアル通りにはいかない事が
必ずある。
過信してはならない。
作業開始と
作業終わりは
必ず再確認が必要で
その目も2人は必要だ
仕事を舐めてるよね。
プロを舐めてるよね。
この事だけでは無く最近良く感じる事が多かった。
話しを戻そう!
58歳初めての一人暮らしの事
1人暮らしをするなら
例えワンルームでも質の良い
セレブなマンションが希望である。
建物は駅まで徒歩圏内
建物の雰囲気は学生や
離婚されたおじさんが住んでそうな
ワンルームマンションらしい(思い込み)
館内は小綺麗。
しかし
壁は薄い
その町は飯盛山の足元
朝の日差しは
極暑っ!
カーテンプリーズ!
とは言え
緊急避難先との事だから…
まぁ我慢我慢。
面倒だが
家族揃った部屋に移れるかもしれない。
ビジネスホテルで仮住まいとかも
言ってたな。。。
それは
生活とは言えない。
老体には辛い。
私の初めての一人暮らしは
ワンルームの一室
両隣は男子
かたや毎晩ゲームしながら騒いでいる。
もう片方の住人は
彼女だろうか…やって来ては
大声で……
ケンカをぼっぱじめる。
ケンカ
喧嘩
ぎゃーぎゃー騒ぐ
謝れや!とか叫んでいる。
私は思うのだ
それだけ叫んでるあなたが
謝れや!
とにかく
若い人達は賑やかだ
お陰で寂しくない
そんな日々がスタートした。
セレブな一人暮らしは…
支給された
布団一組とカーテンと始まった。
元我が家の片づけと
ワンルームとの日参が始まった。
つづく