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お尻のピロピロ切除日記【2】

↑の続き。

【1】でも書いたがピロピロは痔ではなく、言わば痔の跡地。
スキンタグという皮膚のたるみだ。

痛みも痒みもなく、健康上には問題がないので
スキンタグを切除したい場合は審美目的とされ、保険適用外になる。
切除代は10〜30万円が相場らしい。

しかしネットの噂によると、中には保険適用で数千円で切ってくれる医院もあるらしかった。
是非その病院名を教えてほしいところだったが
保険適用で切った人の口コミや手術体験ブログなどを見ると全て、
「〇〇県の某医院」とか病院名をぼかされていた。

SNSや知恵袋でも、
「保険適用内でスキンタグを切除してくれる医院を教えてください」という質問がたくさん出てきたが
「美容目的なら保険適用外です」とか冷たい回答ばかり。

肛門科の名医とか言われてる病院のサイトを見ると大抵
「スキンタグは出来れば切らない方が良いです。何故なら〜」とか書かれているので、
肛門科界隈では「保険適用でサクッと切っちゃう先生は邪道」的な風潮でもあるのかもしれない。

そして「私、お尻にピロピロがあってさー。保険適用で手術してくれる肛門科知らない?」
とか、女同士でも聞くのは恥ずかしい。
相手がピロピロ持ちでも、「私の肛門にはそんなものありません」みたいな涼しい顔してはぐらかされるかもしれない。
保険適用で切ってくれる病院を自力で探すのは、至難の業に思えた。

そんなこんなでお尻にピロピロをつけたまま、
15年以上の時を経てしまった。

そして訳あって絶賛無職だったが、
決めたぞ。
もう、保険適用外でもいいからピロピロ切除する!!

20万円くらいまでなら払うから、ピロピロ切除する!!


続くのかもしれない。

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