根暗の新潟が世界の「NIIGATA」へと羽ばたく
新潟県民は、県民性として「控えめであることが、最も特徴的」というアンケート結果があります。自己アピールや自慢をすることを避ける傾向があり、他にも「恥ずかしがり屋」「引っ込み思案」「慎重」などの傾向が・・・。
広報・宣伝活動に向いていない県民性と言えますね。新潟県民は、宣伝に労力をかけるのであれば、技術や品質の向上に力を入れます。
手よりも口が動く人は敬遠され、黙々と取り組む人が信頼を集めます。
これは悪いことではありません。
ただ、これによって、アピールを軽視して見下す風潮があり、広報・宣伝活動については「余計なことをしなくてもよい」と、評価されづらい風土があります。
ある豪農の館に県外の方を連れてきたとき「これだけの立派な館なのに、知らなかった。もっと宣伝すればよいのに」と、施設の説明担当者に感想を述べました。
これに対して担当者は「よく言われるんですが・・・」と言葉を濁して返答していました。よく言われるなら、言われたとおりに宣伝に力をいれたらどうなんだと、残念に思ったことを覚えています。
新潟県民は「新潟で自慢できることって何?」と聞かれたら、「そんなものないよ、自慢できることは何にもない」と答える人が多数派だと思います。
それで、面倒くさいのは、他の都道府県民から「新潟なんて良いところ何もないでしょ?」と言われると、新潟県民はイラつくわけですよ、聞かれたら何にもないと言うくせに。
要はアピールすることが苦手なだけで・・・。
世界から見て「新潟にはこれがある。これが世界に誇れる『NIIGATA』だ」と、胸を張って新潟県民の誰でもが言えるようにしたいと思っています。
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