精神科の看護士さん
本日は、精神科病棟に勤務する看護師さんのお話です。
その看護士さんは、我が強く、聞く耳を持たない方らしく
自分が全て正しいという考えの持ち主。
その看護士さんの務める病棟に先日院内査察が入ったのですが
その査察中、ナースステーションのカウンターに
使用済み爪切り
と書かれたかごが置かれ、その中に数本の爪切りが置かれていたそうです。
その査察中、査察に来ていた別病棟の看護士に
「爪切りは刃物に分類されるので、片付けてください」
と指摘を受けたそうなのです。
皆さんは「爪切りくらい」と思うかもしれませんが、その病棟は精神科の病棟で、刃物による自傷事故を防ぐため、患者の手の届く範囲には刃物は置かないと言うのがルールとして決まっていたそうなのです。
普通なら「わかりました」と言って、すぐに片付ければいいのですが、その看護士さんは、急に怒ったような口調で
「前の病院では、何にも問題なかったです」
「何が悪いのが理解できません」
「絶対に片付けません」
とまくし立てたそうです。
その場にいた数名の査察に来た看護士は、呆気にとられるも、理由を説明したのですが
「意味がわからない」
の一点張り。話が堂々回りをはじめたので、後日その病棟の看護士長と今後の対応を検討することとなったようです。
そして、数日後その爪切りカゴは撤去され、看護士が爪切りを回収することとなったのですが、その後もその看護士は「納得できない」と愚痴を言っているそうです。
さて、今回の話で感じるのは
楽をするために手を抜くことに執着し過ぎると、職場内の評価を下げる事がある。
と言うことですね。
確かに職場の業務効率化を考えると言うことは大切なのですが、根拠があって省略できないルールを、自分の考えで曲げるのはただのワガママになりますよね。そういったときは、上司や同僚と話し合って、ルールとして効率化をするようにしたほうが、評価を下げることにはならないと思います。