SUNO AIがすごい!乗るしかない、このビッグウェーブに!
もう自分がやっているあらゆるSNSアカウントでも書いているんだけど、SUNOがすごい。作曲AIの進化がすごい。自分もやってみたら一瞬でハマって乗るしかないこのビッグウェーブ状態になっている。
公開したり収益性のあるメディアに使うには商用利用OKの課金ユーザーになる必要があるのだが、月10ドル(最近のレートで≒1555円)を支払えばそれが許可される上に月に数百曲も作ることができるのである。
そういうことで、早速課金した。
私の作品リストはこちら→https://suno.com/@41274649
どんな感じで曲を作るのか
歌詞を作成して、必要であれば[chorus][solo][scream]といったタグを仕込んで構成と味付けをし、プロンプトをいくつか入力して曲の方向性をつける。westcoast hardrock girlband 90s summer waveといった感じで、ジャンルから形容詞などいろいろ試せる。(日本語で入力しても反映されるような様子をどっかの動画で見たから、それも実験してみようと思う)
そしてcreate♫ボタンを押下し、作曲ガチャを回すw
2パターン生成されるのだが、これが生成されるスピードがとんでもなく早い。30秒位で試聴できるようになる!一度に作れるのはマックス2分までなので、それ以上長い曲が欲しかったらExtend機能で続きを生成する。これもまた数十秒くらいで生成されるが、これが気に入らなかったら再度生成する。生成試行回数だけ割り当てられたクレジットを消費するが、1ユニットごとに5を消費する。なお毎月2500クレジットが充てられるので、それだけいろいろ試せる。
プロンプトと作詞の構成力、フレーズの扱いで完成度が異なってくる
これが英語で作詞したSymphonicパワーメタル。原案は日本語で書き下して、chatGPTに一定の規則でもって英訳させた。やっぱり英語にするとAIとの相性が良さそうだ。とある古いカレー屋さんをイメージした曲だなんて、普通は思うまい。
架空のアイドルソング。真面目に作詞するだけでは面白くない。やっぱりちょっとどうかしている成分を入れたくなる。このへんの味付けはまだAIにはできないだろうw
それで、あえて歌詞カードを残した。AIが日本語の読みに完全対応、とは行かず、音読み訓読みを判別できなかったりするので、あやしそうな単語はひらがなにしてやる必要があるし、haで発音させたい「は」をwaで読まれたりするという日本語表記ならではの問題は残っている。
かなり昔から作曲とギターのセンスがあればやりたかった一向一揆をモチーフにしたジャーマンメタル。積年の夢がかなった。やっぱり生きているといいことがあるんだなあとマジで思っている。
小学生の頃悪ふざけでよくピアニカで作詞作曲して遊んでいたが、やっていることは40歳を過ぎた今でも変わらないwwwww
BANDやろうぜ!というハードルを下からくぐって秒で高品質な曲ができることはいいことなのか
生成AIで仕事がなくなる恐怖というのはずっと言われてきた【恐怖の未来】である。イラスト生成AIが出現したとき、イラストレーター界隈が戦慄したのもすでに数年前の出来事。
しかしまだまだAIにはできない。人間じゃないとできないこと。不確実性、イレギュラー、感情の機微。
例えば歌詞なんてものもChatGPTでそれらしいテーマを投げれば作ってくれる。
それっぽい。実にそれっぽい。これはすごい。
なるほど、である。ただ、やっぱりこちらの意図や引き出しを汲み取るほどには至らない。
作曲/作詞理論が存在し、売れる曲、評価される曲がある以上、作曲AIは進化するし、より新しい表現が生まれるだろう。ただ、さじ加減はやはり人間にしかできない領域がある
というのが私の見解である。
例えば、ある強烈な現代のホラーをモチーフにした曲を作ってみたんだが、そのサビで「皿に盛られたトリカブト それとも 落ちているサバ」というフレーズを入れてみたのだが、多分これはAIにはまだ思いつかない。変化球も甚だしいからだ。
AIとうまく付き合いながら表現がどんどん増える、こんなに楽しいことはない、と思っている。今のところは。だってこの年で「音楽やろうぜ、それも北欧ブラックメタルとなまはげのフュージョンで、ときどきレゲエも入れたコミックバンドを!」みたいなトチ狂った遊びに付き合ってくれるメンバーを集めるヒマがない。
自己満足、自分の動画で使う、といったことがかなり高度になった、という点でかなり面白いことになるんじゃないかと思う。
実際に自分好みの曲を作ってプレイリストを作成している
自分の好きな音楽のジャンルがあれば、それに沿った曲を生成AIで自作し、その曲をまとめたプレイリストを聴く、という遊びができる時代がやってきた。
あと、CMソングとかを自作するのも容易になったということだ。早速クライアントに提案しようと思っている。
その一方で、友人から依頼を受けて彼をイメージした曲を作った。
怒られました(てへっ