見出し画像

黒田官兵衛のじいちゃんは、ジョイントベンチャーをしていた!?


大河ドラマ「軍師 官兵衛」。

知力も武道も優れた黒田官兵衛のストーリーでした。


その黒田官兵衛の祖父、黒田重隆(しげたか)。

彼は、目薬を売って儲けていたそうです。

それも結構な額を。



で、

その儲け方がいまに通じるのです!



どんな儲け方というと…


現代風に言うと、「ジョイントベンチャー」です!



「ジョイントベンチャー」を簡単に説明すると…


自分の商品を販売する際、

その商品を欲しがる人を自分だけで探すのは難しい場合があります。


そこで、

その顧客リストを持っている人とタッグを組んで、

販売するマーケティング手法です。



黒田重隆の目薬を売る手法は、

一種のジョイントベンチャーだったと思うのです。



ジョイントした相手は、

御師(他の人の代わりに祈祷する神職の人)です。


その御師が豊作祈願で地域を巡礼をするとき、

お札を売るんですね。


で、

そのお札と一緒に、

重隆の作った目薬も売ってもらっていたのです。



まぁ、豊作祈願をして欲しい人と、

目薬が欲しい人がマッチしたというより、


御師が売る目薬なら効果がありそうと感じたような気もしますが。

(これは心理学でハロー効果と言います)



ということで、


顧客リストを持っているうえ

 ハロー効果も狙える御師に販売してもらったのです。



販売者のもつ信頼に相乗りした重隆は素晴らしいですね。



この手法は、当然いまでも活用されています。


例えば、

ユニクロとビックカメラの「ビックロ」。

顧客層が似ていて互いにメリットが見込めるので業務提携しました。



では、同じように

このジョイントベンチャーを自分のビジネスに応用すると…


"あなたの理想とする顧客ってどんな人でしょう?"

"その顧客リストをもっていそうな人って誰でしょう?”



この答えを考えることによって、

重隆のように儲けられるかもしれません。


最後まで読んで頂き感謝です。

次回も黒田重隆のエピソードです。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?