【社員インタビュー】「マイナスの気持ちを0にする」コンサルタントに転身した彼のモチベーションの変化とは?
こんにちは!株式会社funakuインターンの佐藤です。
2023年4月に入社したコンサルタントの中鉢智久さんに、これまでのキャリアやfunakuに入社した経緯、今後の目標などについてお聞きしてきました!“funakuでどんな人が働いているか”興味がある方はぜひご一読ください。
中鉢さんのこれまでのキャリアについて
ー学生時代にプログラミングを学ばれた後、ソフトウェア開発会社でお仕事をされていたとお聞きしました。プログラマーを目指したきっかけや理由について詳しくお聞きしたいです。
当時、IT業界がこれから成長していく業界の一つとして注目されていました。学生時代からプログラミングに興味があり、汎用機の言語でしたが、当初はCOBOLからスタートしました。0から1を作り出すってすごくかっこいいじゃないですか。モノづくりが好きで、「今までにないものを作り出す」そんな能力があったらいいなと思い、プログラマーという職業に惹かれました。
ープログラマーのお仕事をされた後、英会話教材販売会社でのセールスに従事されたとお聞きしました。
プログラマーと営業はあまり共通点がないと思うのですが...営業への転身にどのような背景があったのでしょうか。
当時は現在のようにライフワークバランスなどを気に掛ける人も上司もいなく、毎日遅くまで、ときには徹夜をして仕事をすることが日常になっていました。目の前の仕事に没頭しながらプログラマーの仕事をしていく中で、「もっとダイレクトに人と関わりながら、誰かのお役に立てることはないのか」と自問自答していました。自分の将来について深く考える時間も欲しく、会社を辞める決意をして1年間ワーキングホリデーでオーストラリアに行きました。
元々異文化や英語に興味があったのですが、オーストラリアでの1年間は非常に刺激的でした。ヒッチハイクや野宿などをし、様々な人に会って色々なものを見て、気付けばオーストラリアを2周していました。
そこで人からの優しさや、広大な自然に触れて、人としての大切なことを教えてもらえた気がします。
この体験を通して、日本に留まらず異文化と触れ合うことは可能性を広げるきっかけにも繋がると思いました。その思いを実現させたく、言語習得を支援している英会話教材販売会社での営業職に転身することを決めました。
ーワーキングホリデーでの経験がお仕事の選択に直結したのですね! 約4年間の勤務の後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社されたとお聞きしました。具体的にどのようなお仕事をされていたのですか?
ディー・エヌ・エーでは、はじめのエンジニアとしての経験、英会話教材販売会社での営業の経験を掛け合わせてITの営業職をしていました。在籍時に社員数が300名から約2000名に拡大し、成長を社員として経験しました。会社が段々大きくなっていくことに対して誇りを持っていましたし、有名になっている会社で働いているという良い意味での緊張感も感じていました。
ーその後、ソフトウェアを開発するベンチャー企業に転職を考えたきっかけを教えてください。
会社が大きくなるにつれて、役割が分担されて業務は細分化していきました。誇りを持てる仕事はしていましたが、社員2000人の中の1人の社員としての仕事ではなく、もっと仕事の範囲を広げてスペシャリストではなくジェネラリスト的に業務の領域を広くしたいと考えました。サービスの上流や、全体にも携わりたいと思ったのが転職を考えた理由です。
たくさんのお仕事を経験されてきたのですね。そんな中鉢さんが株式会社funakuへの入社を決断された理由がさらに気になってきました。
funakuへの入社を決めた中鉢さんの想い
ーfunakuへの転職を考えたきっかけや理由は何だったのでしょうか?
新しいサービスや会社の仕組みづくりなど、関われる範囲は幅広くなってきました。一方、自分のキャリアアップとは別軸で、生きづらさを感じている人が身近にもいて、自分がなにかしてあげられることはないのかと考えることも増えてきました。
「どうすれば困っている人の役に立てるのだろう」とずっと考えていましたが、どうやって実現すればよいのかがわからず、プロボノやボランティア活動をしながら、もっと深い課題解決の部分に入り込むにはどうすべきかと日々悶々としていました。
そんな中、funakuと出会いました。funakuは本業で得た利益を社会課題解決のために使う会社です。
社会課題の解決と収益化を結び付けられるソーシャルビジネスは理想の一つですが、別のビジネスでの利益を社会課題解決に投資するという方法は自分では思いつきませんでした。ビジネスと社会課題解決が両立できることに魅力を感じ、入社することを決めました。
ーfunakuの「困っている人を助ける」という理念にとても共感されたのですね。中鉢さんのモチベーションの軸が変化しているように感じるのですが、ご自身ではどう捉えていますか?
“誰かの気持ちをプラスにできる”、“サービスを通して人々を楽しい気持ちにできる”ことが自分にとってうれしいことで、今までの仕事はそれが軸になっていて、ゲーム事業に従事していたときもゲームを通して人を楽しくさせたいという思いがありました。
年を重ねるにつれて、誰かを楽しくさせるだけではなく根本的な問題に対してダイレクトに向き合いたいという思いが強くなってきました。人間が生活していく中で、マイナスなことや困っていることは少なからずありますよね。子供とかお年寄りとか、自ら動いて解決しづらい立場の人もたくさんいると思うんです。
ビジネスなので利益を上げることはとても大切ですが、自分が仕事をする事で目の前にいる困っている人を助けたり、誰かのマイナス面をゼロにしてあげることができたらこんなに嬉しいことはありません。
仕事を通して「困っている誰かの役に立つ」ということが中鉢さんにとって重要なモチベーションとなっているのですね。
ー中鉢さんは現在コンサルタントのお仕事をされているとお聞きしました。コンサルタントというお仕事の楽しさややりがいを教えてください。
一番はお客様の課題に一緒に向き合えるところです。コンサルタントという仕事は何かを納品して終わりではなく、お客様の会社の新しいサービスや社内の課題に一緒に向き合い、どうすれば解決できるのか・推進できるのかを考えます。
いろいろなお客様と一緒に汗をかいていく中で、少しずつ良い結果に繋がって感謝の言葉をいただけていることがやりがいに感じます。
1年間funakuで働いてみて
ー1年間働いてみて入社前と入社後でギャップはありましたか?また、funakuと今までの会社との違いは何でしょうか?
自分はイメージ通りだなと感じています。「困っている人を助ける」というfunakuの考えやfunakuで働いている人に共感して入ったことに関しては全くぶれていません。最近は社員もインターン生も増えて組織的にも大きくなってきたなと感じています。
今までの会社と比べて、組織の仕組みや業務内容よりも、会社としての向かう先、会社として成し得たいことが大きな違いだと思います。自分たちの仕事が社会課題解決に直結しているという意識を持って毎日仕事をしていること、想いを持っている人たちが集まっていることがfunakuにしかない魅力だと思います。
ーfunakuに入って良かったと思うことは何ですか?
コンサルタントという仕事は、自分自身のスキルや経験を元にお客様の課題に向き合うお仕事です。商材がある訳ではないので、自分が成長しないとお客様の課題解決が実現できません。
成長できる環境があり、「困っている人を助ける」というfunakuにいるみんなの共通の目的へと日々向き合えているということが、一番入って良かったなと思っていることです。
ー今後のfunakuでの目標は何ですか?
ソーシャルビジネスを将来的にはやってみたいと思っています。会社の将来的な方針としてもありますが、「社会課題解決」と「ビジネス」のハイレベルな融合が実現できたら嬉しいです。そういうサービスを生み出せる、0から1にする力を自分自身も身につけたいです。
―以上でインタビューを終わります。中鉢さん、ありがとうございました!