【株式会社funakuのはじめの一歩#2】やる気とは裏腹に早速つまづく。安直すぎるリサーチで、まさかの何も得られない。
〈登場人物紹介〉
funakuの初めての地方創生事業。
塩竃プロジェクトのリサーチを任されたインターン生2人は、
どのようにリサーチを進めるべきか悩んでいた。
”塩竃の人達でさえまだ見つけられていない塩竃を見つける”
代表である悠介さんから、イメージはジョハリの窓でいう”盲点の窓”だと伝えられた。
〈ジョハリの窓の図〉
図に表すと右上、
「自分は知らずに、他人には知られている要素」を指す。
早速2人は、塩竈という地域が外からどう見えているのかを知るためにSNS調査を始めた。
<調査概要>
調査場所:Twitter、Instagram
調査方法:「♯塩竈 」で検索し、でてきたイメージをピックアップ
調べた結果、「寿司」「鹽竈神社」など当然のことしか拾えていない...。
調査が漠然としていて、当たり前の情報を掴みに行っているだけだった。
2人の間に気まずい沈黙が流れた。
そこで、原点に立ち帰りやることを整理することにした。
■今やることのゴールってなんだっけ?
〈最終的〉
・地域の不を解決したい(funakuの社会的な目的)
↓
・ビジネス的なの正解ではなく、
”地域にとって本当に良い”を重視したプロジェクトをしたい
↓
・プロジェクト=”地域にとって本当に良い”こと
「自由」で「ユニーク」、自分たちに「正直」に
↓
・「自由」「ユニーク」=自分たちにしかできないこと
塩竈の人達ですら見つけられていない塩竈を活かしたい
↓
・塩竈の人達ですら見つけられていない塩竃を見つけることが
インターン生の今の仕事
↓
〈今やること〉
・塩竃の人達が見つけられていない塩竃を見つけるために、
仮説を立て、フィールドワークに行ける状態にする必要がある
振り返ってみて、本来の目的の「地域の不を解決したい」という思いと、
リサーチ内容がズレていることが分かった。
塩竃を理解するため、リサーチを改めてやり直すことにした。