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格言 Part.3〜船越洋平の経営日記〜

こんにちは、船越洋平です。
7月から急に海外出張の予定が立て続けに入り、仕事で忙殺され、気づけば10月。
夏の暑さも終わり涼しい秋に差し掛かってきましたね。

さて、今回の格言はこちら

小才は、縁に出合って縁に気づかず
中才は、縁に気づいて縁を生かさず
大才は、袖すり合った縁をも生かす 
〜柳生家 家訓〜

この言葉か、もしくは似たような言葉は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
その言葉の通りですが、これは日々仕事やプライベートで新しい人と会う中で常々感じることが多いです。

特に噛み砕いていくと、小才・中才・大才の違いは「意識」「準備」の2つに集約されるのではないかと思っています。

意識


「意識」「準備」
少し、格言の「人」や「縁」とは離れる例えになりますが、僕は普段から投資をしている職業柄、日常のニュースやトレンドに敏感になっています。

僕は投資の場合、特定の分野に絞らず、常に新しい情報、知識を入れながらこれまでに行ったことのない未知の分野に投資するケースが多いです。

その中で毎日のように新しい情報・知識を入れていると、ふと感じることがあります。

人の脳は日常の生活の中で、無意識に自分に必要な(興味のある)情報を取捨選択しています。

ある日投資話でとある旬な情報やキーワードに強い興味を持ったとします。
実は意外と周りにはその情報が当たり前に溢れているのに、人は自分の興味や関心がないと人は全く情報として感知できない。
反対に、そのキーワードに対して自分のアンテナが立つことで初めて、アンテナを立てて情報を受け入れる「準備」が整ったその瞬間から、自分のアンテナにキーワードが引っ掛かるようになり、実はテレビのニュースで当たり前に取り上げられていることに気付いたり、街中でふとそのキーワードに目がいくようになります。

そのキーワードを知るもっと前から自分の周りにはそのキーワードが溢れていたのに、興味を持って初めて存在に気づき、「意識」がそこに向きます。

人との出会いも同じで、出会いを出会いと「意識」できるか。またその出会いを大縁にするための常日頃の「準備」ができているかだけの話です。(ここでいう準備は、知識やスキル、財力、人脈、経験など人としての器や度量、受け皿の大きさの意味合いが強いです。)

人生には、誰しも3度は、人生の流れを大きく変える機会(チャンス)があると言われています。ただその機会(チャンス)に気づけるか気づけないかは「意識」次第。仮に気付けたとして、その機会(チャンス)を活かせるか活かせないかは自分の「準備」次第。

「意識」と「準備」を研鑽することで、大縁を増やしより豊かな人生にしていきたいですね。


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