格言 Part.2〜船越洋平の経営日記〜
Fake it till you make it
前回のnoteでは
「成功するまで成功したふりをしろ」
という言葉について記載したが
今回は
「成功するために成功者と同じ振る舞いをしろ」
という言葉について書きたいと思う。
年収が100万円の人と、1000万円の人、1億円の人と10億円以上の人とでは、全く思考も違えば生活スタイルも全く異なる。
「自分がなりたいレイヤーの体験をする」
というのは非常に重要な経験だと思う。
例えば、
一流ホテルに宿泊して一流のサービスを受けてみる
奮発して高級料理を食べに行ってみる
日頃からオーダーメイドのスーツを着たり身だしなみを整える
移動手段を電車やバスからタクシーに変えてみる
自分の時間の価値を考えて見合わないものは切り捨ててみる etc..
お金がかかるものも多いのでなんでもできるわけではないが
上記に述べたいくつかの例くらいであれば少し背伸びをすれば誰にでも可能なことかと思う。
その中で、受けられるサービスやおもてなし、人からの見られ方などを通して、そのことにどのような価値があるのか、なぜ自分がなりたいレイヤーの人はそれに価値を感じるのかを体感してみてほしい。
松下幸之助氏が「人生談義」の中で「百聞百見は一験にしかず」という言葉を使用しているが、まさにその通りで100回聞くことも100回見ることも、たった一度の体験・経験に勝らない。
そういったちょっとした体験をきっかけに、「自分がなりたいレイヤーの人だったらこんな時にどんな振る舞いをするかな」「どんな考え方や価値観を持つかな」と思考することで虚像が実像に変わっていく。
これが、自分の目指す理想像に近づく重要な考え方だと僕は経験の中で強く確信している。